最高裁弁論
夜、ニュースを見ていたら7年前に山口県光市で起こった母子殺人事件関連の最高裁弁論のニュースがやっていました。この事件は、あまりにもかわいそうな事件だったので、私の記憶にもずっと残っていました。被害者の本村さんは、当時23才の若い時に、奥さんと生まれたばかりの娘さんを少年に殺されました。当時、私にも1歳の娘がいたので、もし自分にこのような事件がふりかかったら、絶対に犯人は許せなく、死刑を求めるであろうと思っていました。犯人の少年はその後、友人にあてた手紙に、どうせ無期懲役であから、いつかは刑務所から出れるなどと被害者感情を逆撫でするようなことを言ったりしていたので、なおさらでした。
今日の最終弁論の1ヵ月前には、担当弁護士によって弁論が意図的にキャンセルされており、更には、いかにも死刑を逃れるために、弁護士、被告も含めてこしゃくな手を使っています。そういった行為に対して被害者の本村さんは、一本芯が通っているしっかりした方で、そのような動じない姿をいつも見ていると、本当に尊敬してしまいます。
私的には、この事件に関しては、本村さんの思いに合った判決を最高裁は示していただきたいと思っています。
最愛のものを失った喪失感は計り知れないと思います。
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