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2006年5月30日 (火)

吉兆と食

最近、このブログの1日のアクセスが少しづつ多くなり、昨日は、初めて100件を越えました。ほそぼそとやっていた私としては、少し驚きですが、世の中、一日に何万アクセスというブログもたくさんあるようですので、それに比べればヒヨコみたいなものです。

今日は、午後に大学の健康講座として面白い講演会がありました。あの有名な料亭である京都吉兆で総料理長をしている徳岡さんという方が来られ、「世界の名物、日本料理:吉兆料理の味わい、美しさ、そして健康」というお話をしてくださいました。料亭の総料理長ということなので、かなりの年をとった人が来るというイメージでいたのですが、全然若く(40半ば)、話も分かりやすかったです(ブログありました
http://kyotokitcho.seesaa.net/
この業界では有名な方のようです)。実際には、もっと吉兆のことをしゃべってくれるかと思ったのですが、彼の要望で、会場の学生や、地元の農家の方、おばさんたちや行政の方と、食について深く語りたいということで、多くは議論の時間となりました。食の問題はほんと難しいです。農家の方の意見の中で、作りたい野菜があってもそれが売れなければどうしようもなく、結局、市場の要求に合わせなければ飯をくっていけないということを言っていました。例えば、ほうれん草にしてもスーパーが求めるのは、緑色が濃く、元気に見えるものださそうです。でも、その緑色は、硝酸態が多く含まれるとなるので、あまり体にはいいものではないようですし、本当にいいほうれん草は、そんなに濃い緑色にはならないようです。同じように、小松菜にしても緑色で、なおかつ寸法も大切らしいようで、そうなると売る側や消費者側の意向で決まってしまうようなところがあり、農家は大変です。究極な話として、本当にいい野菜を作って売るには、それこそ吉兆のような旬なおいしい野菜を欲する高級料亭でしか引き取ってもらえないのではという話になりました。また、食を作る日本の農家がこのままでは危ないということまででました。農家の人も、日本の農業政策は、「農業は守っても農民は守らない」ということを言っておられ、深い言葉だと思いました。
今回の講演会といい、この間読んだ「食品の裏側」といい、自分としては、食の様々な問題についてかなり考え始めました。おそらく結論はでない問題だと思いますが。

それにしても、ついでに吉兆のHPみたら、お料理のお値段を見てびっくりしました。絶対自分で行くことはできないです。でも、一生に一回でもいいから味わってみたいです。

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