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2006年7月 7日 (金)

オーサーシップについて

先月説明会のあったH社の質量分析計もこちらの要望で解析用のパソコンを入れてもらって、いよいよデーターを出していかなければなりません。ただ、この7月、8月は思った以上にスケジュールが詰まっているので、なかなか落ち着いてできないかも。でも実験の稼ぎ時ではあるのでなんとかしなければ。
めったに読まない日本薬学会の学会誌のファルマシアを見ていたら、オーサーシップに関することが書いてありました。最近の問題である科学論文の不正には、ほとんどの場合にオーサーシップの誤用が見られるとのこと。共著者にもかかわらず、実際のデーターを知らなかったり、結果に責任を持たなければならない人が、データーを十分に吟味していなかったりと、論文に名前が載るという責任を感じなくなってきているようです。研究の代表者というだけで載ったり、論文に関わらなくても、その組織での人間関係上入れておかなければならない場合(ギフト・オーサーシップと言うようですが)もあります。統計をとると年々、一論文中に関わる著者の数も増えているようです。昔は1か2人だけが著者になっている論文のほうが多かったようですが、今はさすがに著者の数は多いです。確かに実験が多様化してきたので、一人の技術だけではなかなか質の高い論文を書くのは難しくなってきており、様々な人の技術が必要でしょう。この場合は、まだまともな方向ですが、一方で、ギフト・オーサーシップ的になってしうと、いろいろな問題になってきます。もし、自分の関与している論文でも、代表著者のほうから、関係ない人の名前を入れてくれと言われた場合には納得しかねますし。このオーサーシップの問題ってとてもややこしいし、変なことをするとほんと人間関係が壊れてしまいます。でもかなりの研究者の方は、案外、経験している問題だと思います。

たまにファルマシアも読みたくなる話題があるのと、もともと薬学部出身ということで薬学会に入っている訳ですが、あまり薬学会にも参加していないので、ほんとならそろそろ退会したいです。

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コメント

私も見ました!!ファルマシアの7月号ですよね。これに関して、言いたいことはたくさんありますが、今日は時間がないので後日。

投稿: 森本千恵 | 2006年7月 7日 (金) 19時02分

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