アンチエイジングの話
博多は今日も暑いです。シンポジウムでの発表も終わり、午後、夜はゆっくりしています。懇親会では、九州の各県の名産の料理がでたりとなかなか粋でした。
特別講演で、アンチエイジング研究で有名な東京老人総合研究所の白澤先生の話があり面白かったです。老化と遺伝子の話をわかりやすく、ユーモアたっぷりに話していました。1時間の講演がとても短く感じて、あのような講演スタイルは、将来自分もめざしたいと思いました。アンチエイジングでやはりいいのは、食事の管理、運動、リラクゼーションで、さらに食事は6-8割くらいがいいそうです。長生きしている人は、またアディポネクチンが高く、動脈硬化などの血管障害をおこしにくいとのこと。以前NHKスペシャルでやっていた、スキーヤーだった三浦ケイゾウさんや踊りの先生の板橋みつさんもそのようだったようです。白澤先生が研究していたということです。さらに先生は、アンチエイジングフレンチの料理本を出したとのこと。2年間、フレンチレストランの料理教室に通って、シェフと気持ちがあって、アンチエイジングフレンチの企画に至ったのこと。このことを聞いて、自分の体を守るためには、自分で料理作って管理したほうがいいのかなーと思いました。料理教室に行こうかなと本気で考えています。こういう話を聞いたときにすぐにその気になるのですが、あとで覚めてしまうのも性格なので、どうなるかはわかりませんが。
明日は、午前中でシンポジウムのほうは失礼して京都に戻ります。
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コメント
松原先生 こんばんは。
「アンチエイジングの話」興味あります! これからの高齢化社会で、「先端医療」という名の対症療法(切ったり貼ったり)に医学界は力をいれているように思います。それは「カッコイイ」し「お金になるから」かもしれません。でも、本当に人々が望んでいるのは、悪くなってしまってからの医療ではなく、「予防医療」だと思います。いつまでも元気で、「寝たきり」にならない、そんな健康を本当に望んでいるのだと思います。そうすれば、医療費の負担だって軽減されるし、みんな(医療関係者以外?)その方法を知りたいと思っていると思います。そのヒントは昔ながらの「身土不二」「医食同源」にあると思うのですがどうでしょうか? どんな食べ物をどうやって食べればそれが実現されるのか、みんな知りたいと思っています。だから「みのもんた」の番組が人気があるのでしょう。先生はそういうのが御専門ですか? もしそうなら、時々「これからの予防医学」みたいな記事も書いて頂けるとありがたいです。と勝手な事ばかり書いてすみませんでした。
投稿: 阿頼王 | 2006年8月 2日 (水) 21時13分
阿頼王さん
話を聞いた白澤先生も、予防医学の大切さということで、食べることの重要性を言っていました。スローエイジングという言葉で、年をとりにくいように自己管理して生きていくことが大切のようです。私自身、予防医学の専門ではないのですが、周りにそのようなことをテーマにしている人もいますし、自分自身、興味あるテーマなので、いろいろなネタを仕入れたときには、またブログで書いていきたいと思います。
投稿: Mamoru Matsubara | 2006年8月 3日 (木) 15時32分