相変わらずの履修問題
10月も今日で終わり。ほんと1年早いです。このペースだとすぐに来年がきてしまいそうです。
相変わらず世の中では履修問題で揺れています。あの有名な灘高校でも家庭科が未履修ということで話題になっていました。最終的に文部科学省がどのような対処をするのか見物です。例えば世界史を全くやっていなかった生徒たちに70時間も補修をやらせるのでしょうか。あくまでも個人的な意見としては、確かに必須のものを履修していなかったのは明らかに高校とかのミスですが、生徒の立場に立って考えれば、少なくとも去年までは履修せずに卒業している生徒もいるので、今回に限ってはこのまま余分な補修をさせることなく認めればいいのではないでしょうか。ふまじめな考え方かもしれませんが、これだけ社会問題になっている以上は、特別な措置をしたほうが混乱がなくていいのではないかと思います。今回に限ってなぜこのような履修問題が大きくなったのかを考えたときに、ある意味意図的なものを感じるというか、意図的にこのような問題を訴えたかった勢力がいるのではと疑わざるを得ません。そうだとすれば、高校側は、この意味を厳正に受け止めて、来年度からは問題なくやっていくようにすればいいのではないかと思います。その際に、やはり今の教育や受験競争の問題なども含めて考え直していってほしいと思います。あくまでも生徒のためにフレキシブルに対応していってもらいたいし、すばやい結論を出してほしいです。
一方、茨城の高校の校長先生が、この問題で自殺してしまったのはとても残念です。校長という立場はやはり何か問題が起きたときに相当なプレッシャーになるのでしょう。でも、いじめとかで中学生が自殺してしまっている事件がたくさん起きていただけに、この校長先生には死という道だけは選んでほしくなかったです。死ねるほどの勇気があるのならその勇気を別のところで使ってほしかったです。
やはり教育の問題は難しいです。
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