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2006年10月31日 (火)

相変わらずの履修問題

 10月も今日で終わり。ほんと1年早いです。このペースだとすぐに来年がきてしまいそうです。
 相変わらず世の中では履修問題で揺れています。あの有名な灘高校でも家庭科が未履修ということで話題になっていました。最終的に文部科学省がどのような対処をするのか見物です。例えば世界史を全くやっていなかった生徒たちに70時間も補修をやらせるのでしょうか。あくまでも個人的な意見としては、確かに必須のものを履修していなかったのは明らかに高校とかのミスですが、生徒の立場に立って考えれば、少なくとも去年までは履修せずに卒業している生徒もいるので、今回に限ってはこのまま余分な補修をさせることなく認めればいいのではないでしょうか。ふまじめな考え方かもしれませんが、これだけ社会問題になっている以上は、特別な措置をしたほうが混乱がなくていいのではないかと思います。今回に限ってなぜこのような履修問題が大きくなったのかを考えたときに、ある意味意図的なものを感じるというか、意図的にこのような問題を訴えたかった勢力がいるのではと疑わざるを得ません。そうだとすれば、高校側は、この意味を厳正に受け止めて、来年度からは問題なくやっていくようにすればいいのではないかと思います。その際に、やはり今の教育や受験競争の問題なども含めて考え直していってほしいと思います。あくまでも生徒のためにフレキシブルに対応していってもらいたいし、すばやい結論を出してほしいです。
一方、茨城の高校の校長先生が、この問題で自殺してしまったのはとても残念です。校長という立場はやはり何か問題が起きたときに相当なプレッシャーになるのでしょう。でも、いじめとかで中学生が自殺してしまっている事件がたくさん起きていただけに、この校長先生には死という道だけは選んでほしくなかったです。死ねるほどの勇気があるのならその勇気を別のところで使ってほしかったです。
やはり教育の問題は難しいです。

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コメント

松原先生 おはようございます。
“履修問題”えらい騒ぎになっていますね。
多分数十年もこれでやって来たと思います。未履修のまま社会人になっている人も大勢いると思います。それが「何故今になって急に問題化するのか、しかもこの時期に」って感じます。

>意図的にこのような問題を訴えたかった勢力がいるのではと疑わざるを得ません。

って、わたしもそう思いました。最初は“公立高校潰し”→“民営化推進勢力”かなと思いましたが、私立の名門高、“灘高”に飛び火したので違うのかな? って感じです。やっぱり最初に火の手が上がった高校の内部問題(内部抗争)なのでしょうか?
とにかく、この時期は生徒さんたちには非常に負担になって来ると思います。先生が仰るように

>今回に限ってはこのまま余分な補修をさせることなく認めればいいのではないでしょうか。

と思います。もちろん関係者の処分はきっちりとやるべきだし、こういう不正履修は当然来年度からは止めるということで、それと今回問題を提起した“勢力”についても追及するべきですね。

投稿: 阿頼王 | 2006年11月 1日 (水) 07時11分

阿頼王さん 今晩は。

そうですね。関係の処分はきっちりとやって、どこに問題があったかは議論しなければならないと思います。
今回問題を提起した人たちの考えかたとしては、なぜ日本史でなく世界史を必須にしているのかということで、この問題を機に日本史の必須をさせたがっている動きがあるというのも聞きました。歴史問題があるのでこれまで日本史が必須にできなかったということもあるようです。

投稿: Mamoru Matsubara | 2006年11月 1日 (水) 22時09分

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