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2006年11月30日 (木)

電車通勤。バイオフォーラム

  今日、朝5時に起きて、6時くらいの電車に乗り、神戸の会社のほうに行きました。着いたのは8時前ですから、約2時間かかりました。やはり2時間の通勤というのは長いです。大学に通ってきている学生さんの中には、2時間かけてくる人もいるので、これを毎日やっているのかと思うと頭が下がります。途中座れるのならまだしも、ずっと立って更にラッシュで満員だったらなおさらだと思います。
 夜は、京都のほうでバイオ市民フォーラム「生命を育むバイオ」があったので行ってきました。長浜バイオ大学の大学院開設記念ということで、JT生命誌研究館館長の中村桂子先生が、「”生きている”を見つめ”生きる”を考える」という講演をしました。多くの本や新聞等でもたくさんの記事を書いているだけあって、生きているのを見つめるとはどういうことかを、非常に感情を込めて、ゆっくりと語りかえるようなしゃべりでお話していたので、聞きやすかったです。内容的には、どちらかというとサイエンス的な感覚ではなく情緒的、文学的な感じもしましたが、取り上げていた内容も面白いものが多く、どちらかというと技術論でいつも考えてしまう自分にとってはいい話でした。生きているものをじっくりと見るとそこには、愛ずる(めずる)という気持ちがわいてくるということで、これからは、技術だけ増殖させてくのではなく、生きているところにあるものを活用できるような社会、環境づくりが必要であると言っていました。生き物は、循環、組み合わせ、可塑性を持っているということなので、これらを考えていくということなのですが、かなり難しいことではあります。
 昨日は、暖かくして寝たこともあり、また薬も効いたので、体調が戻ってよかったです。
 

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2006年11月29日 (水)

レジ袋

 阪神の井川もポスティングでヤンキースに行くことが決まりました。30億円ということで、松阪まではいかなかったですが、それでもすごい金額です。もしかしたらヤンキースのほうがいい買い物をしたかもしれません。あの井川の球はなかなか打てないですし、井川自体も阪神では最近手を抜いていたような感じでしたので、新しいヤンキースではかなり力を発揮するのではないかと思います。来年は大リーグのほうがかなり面白くなります。

 最近、コンビニに行くと、前なら少しでも買うとレジ袋に入れていたものが、店員さんが「このままでいいですか」と聞くようになっています。これは、コンビニでもレジ袋を削減する必要があるということで、そのような工夫をしているようです。このような声かけで、15%くらい削減されたようです。法律でも、今後、改正容器包装リサイクル方で、レジ袋が有料化になるらしいです。私も兵庫県に住んでいたときに生協に買い物をしたときは、レジ袋は有料で5円払っていました。大阪、京都ではいつもスーパーでレジ袋がもらえるので甘えてしまっていますが、考えてみれば、ほとんど毎日スーパーに行くのでレジ袋がたまりにたまっています。マイバッグでも持っていけばといつも思っているのですが、ついつい忘れてしまいます。全国で年間使われるレジ袋を考えると相当な量になるわけで、環境問題を考えると、今後の有料化による、レジ袋の削減も必要なことだと思います。やはり、買い物カバンが必要かも。ちょっと考えます。
 朝から、喉が痛かったので、帰りに風邪薬を買って飲みました。明日は、電車で神戸にある前の会社に久しぶりに行くので、暖かくして早く寝ることにします。

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2006年11月28日 (火)

DNAビーズ

  最近、夜は家で鍋をしていることが多かったのですが、今日はカレーライスが食べたくなり、CoCo一番に行ってしまいました。久しぶりのカレーはおいしいです。
 今日は、午後、ラボステイの最後ということで、実験ではなく、少し遊び心でDNAビーズなるものを学生さんと作っておりました。昨年あたりから中、高校生の生徒さんなどに各地のオープンキャンパスなどでも企画されているもので、ちょっと試しにやってみたくなりました。もともと新潟県立自然科学館のかたが考案したもので、その後社団法人農林水産先端技術産業振興センターが企画などしており実際にキットを作っていて配っています。その見本のDNAビースを3ヶ月前にもらっていて見たところ、その辺の手芸屋さんで売っているビーズなどでもできると思い、買ってきて試していました。今日は、自分の好きなDNA配列で、なおかつ先週の制限酵素の実験で説明した制限酵素サイトの配列を入れるようにして作ってもらいました。手際よく、みんな1時間くらいで作っていました。写真のように右巻きラセンのDNAビーズができました。みんな、携帯につけていました。単に作るのではなく、関連付けてDNAの構造とかも教えたので、印象に残ってくれればいいのですが。
 巷ではビーズもはやっているようですので、ちょうどネタとしてはよかったですし、少し私もビーズというものに興味をもってしまいました。たくさんビーズを買ったので何かアクセサリーでも作ってみようかと思っています。
Dnabeads

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2006年11月27日 (月)

おかしな復党

  週末、大学に行っていると、今日が月曜日という感覚があまりありませんでした。来週の日曜日も大学での行事があるので、ここ当分はあまり曜日の感覚が無いかもしれません。
 自民党の復党問題、やはり造反議員12人が復党届けを出して、平沼さん以外は誓約書も書いて、11人の復党が認められるようです。結局、安倍さんも認めたということで、最初から自分が総理になったら戻すつもりだったのでしょう。特に岐阜の野田聖子さんとは同期かなんかで、かなり仲がいいということだったらしいです。この間の岐阜の衆議院選挙の時も、小泉さんが佐藤ゆかりさんのところに応援にかけつけたのにもかかわらず、安倍さんはいかなかったようですので、野田さんと同士と思っていたのかもしれません。いずれにしても、この復党問題では、今後の政局でかなりの影響があるのではないかと思います。当然、民主党は、この問題に関してかなり突っ込んでくると思うし、国民のほうもかなりおかしいぞと思っているので、どうなるか見ものです。安倍さんも何か今ひとつ目立たないというか、影でこそこそとやっている感じです。小泉さんをこの5年見ていたせいか、存在感のある総理というものが当たり前になってしまったのかもしれません。逆に安倍さんのような総理が普通なのかもしれませんが、それはどちらかというと今までの自民党ぽいリーダという感じになってしまいます。何かもっと熱いものを見せてほしいです。少なくとも今までの総理の中で一番若いのですから、国民を情熱を持って引っ張っていくという姿勢が必要です。
 復党問題でまた書いてしまいましたが、ちょっと許せなかったので。

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2006年11月26日 (日)

トヨタの改善

  今日は、大学のほうが朝9時から停電があるということだったので、早めに起きてチェックしていました。夏に停電があったときには新しい建物ということもあり、非常用電源がうまく作動しなかったのですが、今回は施設の方や電力会社、建設会社のほうが休みにもかかわらず詰めていただいていたので何事もなくうまくいきました。夕方、停電が終わるまでは家で掃除したりテレビ見たり仕事も少ししておりました。
 朝のサンデープロジェクトと夜のNHKスペシャルで偶然にもトヨタのことがやっておりました。今や、売り上げが20兆円超え、経常利益も2兆円ということで、更には年間の自動車生産でもGMを来年には抜く勢いです。サンデープロジェクトではそのトヨタがなぜ強いのかというのを、一方、NHKスペシャルでは、世界に進出していく中でのトヨタの苦悩についてやっておりました。今や「改善」という言葉が世界の標準語になっているように、日々の改善によってトヨタは成長しているとのこと。月に5万件くらいの改善案が出されるくらいで、あくまでも従業員自身のアイデアを摘み取ってそれを生かしていくということのようです。それによって、社員は上からやらされているのではない感覚が出てくるようです。生産ラインは自動化なわけですが、その自動化は、実際には人を介した自動化ということで「自働化」(働はにんべんがついている)であるということを強調していたのは印象に残りました。
 そういうトヨタは、今や海外で51箇所の工場を持っており、そこでは、今まで製造業に関わったことのない地域の労働者を雇い教育しているようです。そのためには、日本の技術者も派遣しなければならない一方で、その国々でリーダーを育てていかなければならない苦悩があるようです。また、リコールも多く出ており、そのあたり海外に拡大したつけが今のところでているようです。しかし、トヨタの真髄である改善によっておそらくそれも克服していきそうな感じがしました。リストラもしたことがないということで、物づくりには人が大切だということも強調していました。
 それにしてもアメリカで最も人気のあるピックアップトラックの生産にも手をつけたということです。これまでは、フォードやGMが年間250万台くらい売っているところに足を踏み入れたわけで、当然、反トヨタ感情が増すと考えられますが、そこもしっかりと考えているようです。その車を作る工場のテキサスでは、地元の有力者に下請けを任せたりと、できるだけ軋轢をなくすような戦略をたてているようです。恐るべきトヨタです。どこまで成長していくのでしょうか。逆にトヨタがダメになっていくことがあるのか、そうなったときの日本の経済はどうなるのか。ちょっと怖い気がします。

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2006年11月25日 (土)

いろいろとネタ探し

週末は天気が悪いのではという予想でしたが、この2,3日雨も降らず、京都は紅葉狩りには絶好なようです。朝から、テレビも京都の紅葉を中継しているところが多かったです。私の家の近くもちょうど嵐山に行くトロッコ列車の出発駅に近いので、多くの観光客の方が朝から駅に向かって歩いていました。
 そんな中、明日、大学で停電があるので名古屋に帰らず出勤しておりました。ちょうどいろいろとやらなくてはならないことがあったので、この週末はがんばる予定です。
 そろそろ来年の授業の下準備もしておかなければなりません。来年度は2年生に科学英語や細胞生物学を教えなければならないので、どのような授業計画で行うのかを考える必要があります。特に細胞生物学は、絶えず新しいことが分かってくる分野でもあるので、基礎的な部分はもちろんのところ面白い最近のトピックスについても日頃からチェックしておかなければ。いわゆるネタ探しを絶えずしていかなければなりません。この授業に限らず、バイオや環境関連全般についてもチェックが必要です。何か記者のような感じですが。うまくまとめて整理することもこれからしっかりやっていこうと思っています。以前かなり読んでいた野口悠紀雄さんの超整理術シリーズでももう一回読まなければ。
 夜は、4日連続で、ヘルシーにお鍋をしていました。ヘルシーなのですが、どうも食べ過ぎてしまいお腹がぽっこりと出てしまいます。体重も思ったより落ちていないので、もう少し食べる量も7,8分にしなければ。

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2006年11月23日 (木)

ドラゴン桜の英語の先生

 今日は、私の大学で、講演がありました。ドラゴン桜という漫画で英語の教師のモデルにもなった竹岡広信先生が、「英語の勉強法:自分の殻を破る」というタイトルでお話してくださいました。今年の3月には、NHKのプロフェッショナルにも出ており、駿台予備校の講師や自分の実家で竹岡塾も主催しているという受験英語では超有名人の方です。
 さすがに予備校の先生ということで話し振りがよく、様々なエピソードを交えた面白いお話でした。人間は弱いものなので、なかなか自分の殻を破ろうとしないわけで、あることを無理だと思ったらなかなか挑戦しようとしないわけです。英語もそうで自分でできないと思った時点で自分の殻から出れないわけで、その殻を破るような努力をすれば道は見えてくるということです。英語は、あくまでも語学だということで、普段から声を出して音読することで必ず効果がでてくるとのこと。単語も、巷の参考書を丸覚えするのではだめで、単語の語源を考えて面白く学習することで絶対に身につくとのこと。実際にいろいろと説明してもらいましたが、結構納得できました。来年の科学英語を教えるときに使えそうな教え方でした。自分自身もかなり英語では自分の殻を敗れないでいるので、ちょっと今日の竹岡先生の話を聞いてヒントになったかも。
 うちの大学での話しで気をつかっていただいたのか、東大や京大に入ってもそれが全てではないと。いつもはそれを目的に受験生に教えている予備校の先生が言うとあまり説得力はないですが、あくまでも自分のやりたいことを考えて大学や就職を考えるべきだと。実際に教えていた高校生が余裕で京大に入れる力があったにも関わらず両親の反対を押し切って、ある研究が唯一できる北大に行ったという話しもしていました。
 今日は受験生がもっとたくさん来るかと思いましが、模擬試験なども多かったようで、実際には地元の様々な年齢の方がたくさん来ていました。中には竹岡先生の教え子も結構いたようです。忙しい先生なので今回生の声を聞けたのは良かったです。

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2006年11月22日 (水)

復党問題

  大学の周りの紅葉もかなり色づいています。京都もこの週末は大変な賑わいになりそうです。学生さんの一部は明日嵯峨野、嵐山に紅葉狩りにいくそうです。おそらくすごい人で渡月橋は歩けないかも。
 自民党の復党問題もごたごたしていますね。復党に対してある程度のハードルは高くするとは言うものの、根本的にこのような復党を認めること自体おかしいですよね。選挙で郵政民営化の是非を問うために、刺客と呼ばれる賛成派の候補者を立てて国民に結果をもとめたのですから、その時に反対した議員を復党させるのは筋違いですよね。来年の参議院選挙で反対した人の力を借りたいのかどうかわかりませんが、もし復党を認めれば逆効果になるのは目に見えています。こういう基本的な国民の感情というものを自民党の議員さんたちは分からないのでしょうか。安倍さんもこの復党を認めたらおそらく長期政権はないのではと思います。もっとポリシーをもってほしいです。結局昔の自民党と変わらないですよね。議員の個人的な問題を考えるより国民にとっての政策を考えなければ。国民もそんなに馬鹿ではないですから、必ずしっぺ返しがくると思います。最近の補選とかで自民党が勝っているのは、低投票率で公明党のバックの創価学会などの組織票があるので有利になっているだけで、本当に無党派層が真剣に考えて投票したら一気に形勢が変わると思います。そんなこと安倍さんも考えれると思うのですが。美しい国の実現できなくなってしまいますよ。
 明日は、休みですが通常通り大学に。昼からは「ドラゴン桜」のモデルにもなった英語の先生が大学に来て講演するということで、ちょっと聞きに行きます。

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2006年11月21日 (火)

のだめカンタービレ

 昨日の話題の慶応と共立薬科の合併に関連して、今日の朝でもニュースでやっていましたが、案外、ニュースキャスターでも薬学部が今年から6年になったというのを知らない人が多いようです。こういう報道がないとなかなか世間の人も薬学部が6年生になったというのは知ることができないでしょう。
 最近、巷ではかなり話題になっている「のだめカンタービレ」ですが、我が家でも娘や嫁さんのみならず私もはまっております。二ノ宮知子さんの漫画でクラッシク音楽をテーマとしたもので、今フジテレビの月9ドラマでやっています。のだめカンタービレのCDもアルバムの上位にランキングされているようです。クラシックファンの私としても番組の随所に流れてくる様々なクラシック音楽がとてもよく、クラッシクのよさを改めて感じさせてくれます。ベートーベンの交響曲7番(通称べト7)も久しぶりに聞き結構はまっています。娘も今年になってピアノを始めているので、ピアノ曲なども興味もって聴いています。それとは別にドラマで出ている指揮者をめざすエリート音楽大生の千秋真一役の玉木宏がかっこよくらしくはまっているようです。
 私が一番最初に聞いたクラシックはベートーベンの「運命」で、ちょうど娘くらいの年(小3)でした。最初にベートーベンを聞いたからなのか分かりませんが、それ以来ベートーベンの音楽が一番しっくりきます。ピアノソナタやピアノ協奏曲のほとんどがいいと思いますし、もちろん交響曲のすべてが気に入っております。最近は、あまり聞く機会がなかったのですがこれを機に自分の持っているCDなどもう一回順番に聞こうと思っています。時間とお金の余裕があったらクラシックのコンサートにも久しぶりに行きたいのですが。なかなかそこまでは無理かも。
 いずれにせよ、のだめカンタービレがクラシック音楽を少し広めている役割をしているようなので、クラシックファンとしてはうれしい限りです。

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2006年11月20日 (月)

慶応大学・共立薬科大学合併

 週末は、名古屋に帰り、いろいろ行事などバタバタして、今日もバタバタがあり大学に行ったのは午後になってしまいました。
 家に帰ってニュースを見ていたら、慶応大学と共立薬科大学が合併する方向で話を進めているという報道がありました。ついにこういう合併も出てきたということで、いよいよ単科大学の薬学部の危機感が出てきたのでしょうか。今回の場合は、両者の思惑が一致したということで進んでいるようです。特に共立薬科大学側からすると、薬学部が6年生になって、病院実習などの比重が高くなっている中、病院を持たない共立薬科大学としては慶応大学病院は魅力的な施設だと言えます。また、薬学部がこれだけ乱立してくると、何か手を打たないといけないということで、現在黒字にも関わらず将来を見据えた合併であるとのことです。慶応大学からすると医学部はあるが薬学部はないということで、更なる総合大学に向けての一歩なのでしょう。今後、このような合併はどんどん出てくるかもしれません。そのうち早稲田大学も慶応大学に対抗して医学部、薬学部の単科大学と合併することも考えられます。まるで会社の合併のようです。
 それにしても、共立薬科大学の知り合いの先生が結構いますが、共立薬科大学から慶応大学薬学部の先生になるということで、かなりおいしいかも。
 私立大学も入試の時期で今年の志望者数とかもそろそろ気になる季節です。これからは、少子化で年々厳しくなっていくわけですが、今回のような大学合併が毎年出てくるようになってくるかもしれません。厳しい世界です。

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2006年11月18日 (土)

学芸会

 今日は、娘の学芸会がありました。「ハ-メルンの笛吹き」という劇で、なかなかしっかりとしたものでした。ハ-メルンの町の中にネズミがあふれ、そのネズミを笛吹きが退治したのですが、その退治するときの約束である金貨を町の人が払わなかったため、笛吹きさんたちは怒り、大変なことに。子供たちを町の中から消え去ってしまいました。さすがに町の人は懲りて金貨を払い子供達は町に戻ってきたというお話しでした。娘は、子供の役を演じていました。台詞は1箇所でしたが、歌を歌う場面も多くそれなりに楽しめました。最近の学芸会は台詞の多い主役級の役は、途中で交代したりするようですね。昔の我々の頃は、一人で全部やっていたので、そのあたりは多くの子にやりチャンスをということでしょうか。娘は、町の市長の役をやりたかったのらしいですが、望みはかなわなかったようです。でも子供の役でも納得していい演技していました。
娘が1年生のときの学芸会は見に行けなかったので、今日ははじめてみた学芸会でした。他の学年の劇も見ましたが、高学年のものはどれもレベルが高く見ごたえありました。今度の娘の学芸会は、2年後の5年生の時なので、その時はまたレベル高いものがみれそうです。

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2006年11月17日 (金)

研究会参加、古巣への訪問

 昨日、今日と、岡崎の生理研で「カルシウムシグナルの新潮流2」という研究会がありました。2年前に第一回目がありその時は発表者で、今回は座長をさせていただきました。この会は60人くらいの少人数でやるので、非常にアットホームで、また演題一つに対しても質問時間も長くするため多くの議論ができるので、とてもいい研究会です。知っている人も多く、自分の近況や様々な人の様子も知ることができるという点でも面白いです。
 私と同じように4月から所属が変わった先生が多かったです。KG大学だったW先生は、東京のSY大学の教授になられ、いきなり親も含め家族みんなで移ったとのこと。そこで骨をうづめるという気合が感じられました。またKM大学のY先生は沖縄のR大学の教授になられていました。私と同じ単身赴任ということで、思わず気があったりしました。今度は沖縄に遊びに行きますと約束しておきました(沖縄にまだ行った事がない者としては、これで知り合いがいるので行きやすくなります)。
R研のときに一緒だったHさんは10月に結婚されたということで、とてもうれしく思いました。夜は一緒のホテルだったので、懇親会が終わった後、2人で駅前の居酒屋に行き、お祝いをしました。
 今日は、終わってから、F大学のときに同僚だったH先生の車に乗せてもらい、そのラボの人たちと途中イタ飯屋で遅いランチを食べてから古巣のF大に行きました。そこでは、事務のMさんと昔と同じよな面白トークをし、その旦那さんのM先生のラボに行き、所長のM教授に挨拶し、そこからそれぞれの研究室に挨拶回りしておりました。久しぶりに多くの先生方と会い、四方山話に花を咲かせておりました。なつかしいです。
 今回は、いろいろと研究会でも勉強になったし、刺激も受けたので、いい仕事していこうとあらためて思いました。やはり研究者は、仕事して、いい結果出して、みんなの前でしゃべって、議論してもらうというのが、自分を高めていくのだと。こういう会に参加するといつも思うのですが・・・。言うは易しです。

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2006年11月15日 (水)

60億というビッグビジネス

 今日の一番のニュースは何と言っても松坂選手のポスティングの話でしょう。応札でレッドソックスが60億円というすごい金額を提示したということで、ほんと驚きました。ここ2,3日、マスコミが例のごとくいろいろな情報を流していましたが、なんやかんやでレッドソックスが60億近い金額でというのは嘘でなかったです。どうやってそういう情報を仕入れるのでしょうか。やはり、誰かリークする人がいるのでしょうか。
 いずれにせよ、一人のプロフェッショナルの価値が60億ということで、ほとんどプロ野球球団を1個買える金額ですし、そのあたりの企業も買える金額です。レッドソックスは、様々な経済効果を考えてこのような金額でもペイできると考えたのでしょうか。いや、たぶんそこまで考えていなければ、このような金額は出さないと思います。
 松坂のほうはこれで相当のプレッシャーがかることになりそうですが、このような中でどこまでやれるかが見ものです。来年、ボストンで松坂対松井でも見に行きたくなりました。
 こういうのを見るとサッカーにしろ野球にしろプロのスポーツビジネスはグローバル化して、巨額のマネーが動き、またマネーを生み出すわけで、すごい世界です。なかなかバイオではまだこのような特定の人間の移動でこのような莫大なマネーが動くことはないでしょう。ただひたすらすごいと思うしかないです。
 明日は、岡崎でシンポジウムがあり、座長を命ぜられています。そのため、先ほど名古屋に帰ってきました。久しぶりに近い分野の先生方と議論できるので楽しみです。

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2006年11月14日 (火)

GSKの筑波撤退

 朝一番で歯医者の定期検査があり、歯のチェックだけと思いきや、歯が少し汚いという理由でブラッシングを30分くらいさせられました。なかなか自分で歯磨きしても、奥歯のほうは今ひとつきれいにならないので、歯医者さんとしては、おいしいお客と思われているかも。熱いものを食べるとまだシミルところがあるので気になるのですが、ちよっと様子見です。
 午後は、火曜日なのでラボステイで今日はDNA抽出を教えました。最後のグループなので今日を含めてあと3回です。教授先生と私が担任をしている班なのでやりやすいです。
 バイオテクノロジーJapanのニュースでグラクソスミスクライン(GSK)が筑波研究所から撤退するということが出ていました。以前から、聞いていましたがいよいよ本格的にやるとのこと。昨年あたりから、一部の部署について閉鎖していたようですので、完全撤退ということはかなり思い切ったことです。外資系はこれだから怖いです。GSKもつい2,3年前まではかなり筑波研究所でも研究者をとっていたので、その時に入った人はたまらないでしょう。研究所の完全撤退でどれだけの人がリストラになるのかは分かりませんが、ビッグファーマも今後安泰ではないということでしょうか。
 私自身も、ちょうど4年ほど前、日本オルガノンというオランダの製薬会社にヘッドハンティングされましたが、その時は、今後右肩上がりで伸びていくので思い切ってやってくださいといわれたのですが、なんとその1年もたたないうちに日本の研究所は閉鎖されるということで、いわゆるリストラの対象となった経験があります。外資系企業の場合、非常に動きが速いので、少しでも売り上げが下がったりするとすぐにその埋め合わせをどこかでするために、上層部は組織をいじくりたがるようです。そういう意味からすると今回のGSKのケースも同じです。2年前くらいはバイエルもそうでしたし、ほとんどの日本にきた外資系の製薬企業の撤退は多いです。拡充路線なのはファイザーくらいでしょうか。でも、そのうちファイザーでも分かりません。
 最近では外資系に限らず、日本の企業でもリストラとかあるようですが、私としては日本企業の終身雇用というのは日本人にはあっているのではと思います。実際にリストラになるというのは気持ち的にきついですし、そこでキャリアアップできればいいですが、多くの場合は、キャリアアップできないケースが多いのではと思います。
 私の場合は、そのあとバイオベンチャーやって、今は大学のほうに戻れたので、そういう意味ではリストラ後、成長はしているので、今ではリストラにあったことは話のネタの一つになっています。

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2006年11月13日 (月)

テレビの功罪

 秋田の男の子の事件は、またもや母親が事件に関わっていたということで逮捕されました。自殺の問題も、文部科学省に送られた自殺予告の件は、どうやら一種の愉快犯だったようですが。一方、それにつられた形で、またもや2人の中学生が自殺してしまい、本当にどうにもならない感じです。もし自殺予告のようなことがテレビとかで報道されていなかったら、この子達は、自殺したのだろうかと思うと、ある意味でテレビ報道の怖さもあるのかなとつくづく感じています。ちょうど先週の土曜日にフジテレビでビートたけしが出演していた教育の番組がやっていましたが、その後半で、久米宏さんや石原慎太郎さんが出ていろいろと議論していました。その中で、久米さんが自分がニュースをやって事件を報道していたときに、例えば事件のいろいろな映像を見た人たちが影響を受けると思うと、このような報道はしないほうがいいのではと思ったこともあると言っていました。でも報道する側としては伝えていかなくてはいけないので、非常に葛藤があったというような感じのことを言っていました。
 また、テレビの影響は大きく、俗悪番組と呼ばれるものの中には、番組の中で、ある特定の人物をいじめ遊ぶということがよくあります。例えば熱中風呂とか、多くのお笑い系の番組ではいじめシーンがよくあります。そういうものをやはり子供たちが見ているわけで、影響されないともいえないわけです。全くテレビでやらなくても、いじめというのは存在するとは思いますが、個人的に思うに、テレビの影響はかなりあると思います。
 テレビ局としてどのような報道や番組を作っていくのかは難しいし、特に民放では、視聴率主義が中心の現在の状況からすると、なかなか変わっていかないと思います。

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2006年11月12日 (日)

おやじの臭い

 昨日、今日と名古屋も寒く外へ出る時は、かなり厚着をしました。寒さに弱い身としてはこれからはちょっと大変です。
 最近、家に帰ってきて、娘の部屋とかに入ろうとするとちょっと拒否されます。特に、娘のベッドとかに座ろうとしたときに、娘の強烈な一言が返ってくるようになりました。「パパの臭いにおいがつくから座らないで」と。かなりショックな一言です。嫁さんに、臭いかなと聞くと、そうでもないよと言うので娘だけが感じる臭いなのでしょうか。
 そういえば、有名な科学の結果で、人間にも昆虫のフェロモンのようなものがあり、それはMHCという蛋白質が関与しているということ。このMHCが人によってそれぞれ異なっていて、それによって発散される臭いも異なってくるわけです。ある科学者が実験をして、ある人に着ているシャツの臭いをかがせたところ、MHCのタイプが遺伝的に最も遠い人のシャツの臭いを選ぶということです。遺伝的に近いものでなく遠い遺伝子を選ぶことによりヒトの多様性を出せるようにするわけで、逆に言うと、遺伝的に最も近い親の臭いは一番嫌われるということになるわけです。そうすると娘からみておやじの臭いは最も嫌悪すべきものとなるわけですよね。このように科学的に納得しても仕方がないのですが、明らかに娘からこのように臭いと言われると科学的な根拠があったとしても嫌なものです。年齢的にも(まだ小3なのですが)そろそろ父親はうっとおしがられるのでしょうか。少し寂しいですが。

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2006年11月10日 (金)

京都→名古屋

 先ほど名古屋に帰ってきました。ここ2週間は週末京都にいたのでほんと久しぶりです。娘は既に寝ておりました。
 今日は、夜、京都の四条で友人と落ち合い、予約していただいたおしゃれな店でだべっていました。KY大で国際学会があったということで、メーカーとして展示していた帰りということでした。ちょうどこちらも名古屋に帰る途中ということでよかったです。
 ということで、ちょっと酔っぱらい状態なので、今日はこれにておしまいにします。帰りの新幹線で読み始めた、NHKスペシャルなどを手がけている人が書いた「論文捏造」という本は、かなり面白いので、また機会があるときに報告します。

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2006年11月 9日 (木)

軸がぶれない人

 アメリカでは、民主党が選挙で勝ち、ブッシュは向こう2年かなり大変になりそうです。2年後は、民主党のヒラリー・クリントンが大統領にでもなるのでしょうか。アメリカの生命科学者にとってはES細胞の研究に否定的なブッシュに対してかなり批判があるようですので民主党政権のほうがいいのでは。
 夜、NHKの茂木さんがやっているプロフェッショナルを見ていたら、ウイスキーのブレンダーの輿水精一さんという方のお話をやっておりました。NHKでは特定の会社名を出さないわけですが、サントリーというのはすぐに分かりました。ウイスキーのことはあまり詳しくなかったので、初めて知ったのですが、いろいろな樽からの原酒をうまくブレンドすることによって最終的な製品をつくるのだそうです。そのためにブレンダーと呼ばれる方の腕にかかっているわけで、今日出ていた方は、世界大会でも優勝するほどの人で、サントリーウイスキーのそれこそ命運を担っているわけです。ウイスキーを混ぜるのにそれこそ我々が実験でよく使うメスシリンダーやピペットできっちりと量を測っていました。ある癖のあるものをそれこそ0.1%くらいいれるだけでも全然味が違ってくるということ。それが分かる嗅覚、味覚があるのもすごいです。いわゆる味と香りの指揮者といわれるのも分かります。
最後にプロフェッショナルとはと聞かれて、「軸がぶれない人」と言っていました。自分の信じた道をぶらさずにとことんこだわっていくということで、ちょっと頷いてしまいました。自分の軸のぶれない人間になりたいですが、よく軸がぶれてしまいます。
 

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2006年11月 8日 (水)

企業のオリジナルティー

 今日も寒い一日でした。そんな中、大学のほうでは、「TANBAサイエンスカフェ」と名づけた産学連携の催し物がありました。基調講演では、サントリーの田中隆治先生(うちのバイオ環境学部の客員教授でもある)が、 「青いバラ それは不可能への挑戦」ということで、あの有名なサントリーが開発した青いバラの話などをしていただきました。サントリーは、創業以来、赤玉ワイン、ウイスキー、ビール、ウーロン茶など様々なものを開発してきたということで、その共通のキーワードはポリフェノールです。そのポリフェノール類は、花の色も決めている成分ということで、サントリーでは、花の色素に関係する特許をすべてもっているとのこと。青いバラも青い色素に変換する酵素の遺伝子を導入して作ったわけで、実際に色素の成分分析をしてみると青い色素しかないということ。実際の色は、青でなく実は紫に見えるのですが、科学的には青いバラであるということを主張していました。環境モニタリングフラワーという、例えばダイオキシンなど環境化学物質が存在すると花の色が変わってモニターできるというようなものも開発しているということで、サントリーの花のビジネスは広がっているようでした。ポリフェノールというサントリーのコアを中心にビジネスを展開しているということで、一つの企業の姿を教えていただいた感じです。そういう意味では、味の素は、アミノ酸というコアで成長しつづけているわけですし、多くの有名企業ではそういったコアになるオリジナルなものがあるわけです。逆にそういう企業のオリジナリティのものがないところは生き残っていくのは難しいことなのでしょう。これは、大学でも言えるわけだし、個人にも言える事で、オリジナルなものを持って入れば、可能性はいくらでも広がるということでしょう。実際には、なかなかそういものを持てないのが現状なのですが。
 

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2006年11月 7日 (火)

人は一人では生きていけない

 今日は、朝から風も強く、寒い一日でした。北海道のほうでは、大きな竜巻で大変なことになっているようです。
昨日最悪だったお腹の調子のほうも何とか戻りました。やはり、暖かくしてすぐに寝たのが良かったようです。でも、朝は、なかなか起きれずに、少し遅めの出勤となってしまいましたが。夜は、共同研究している方が教授先生のところに来られ、私も解析を手伝っているので少しdiscusionを。その後、夕食を一緒にしました。寒かったので、ちゃんこ鍋のお店に行き、暖かい鍋を食べました。寒いときの鍋は最高です。お腹にもやさしくちょうど良かったです。
 世の中、相変わらず自殺問題とか多いですね。自殺の予告が文部科学省に送られてきたり、日本薬科大学の学生2人が自殺したり、愛媛のほうの高校の校長が自殺したりと。そう簡単に命を粗末にしないで欲しいです。サンケイ新聞にニューヨークヤンキースの松井選手も以下のようなメッセージを書いているようです。
 「次々と子供たちが自らの手で命を絶つことには、僕も我慢がなりません。いろいろな理由があるにせよ、いじめをしている人、いじめで悩んでいる人には、もう一度じっくり考えてほしい。あなたの周りには、あなたを心底愛している人がたくさんいるということを。それは家族であり、親戚であり、友人であり、先輩であり、後輩であり、時にはペットであるかもしれません。人間は一人ではない。いや一人では生きてはいけないのです。だから、そういう人たちが悲しむようなことを絶対にしてはいけないと僕は考えます。相手の身になって、もう一度考えてみてください。」
 多くのボランティア事業をやっている松井選手らしい言葉です。
「人は皆、ひとりでは生きてゆけないものだから」という、昔、中村雅敏が「ふれあい」ということばで歌っていたのを思い出しました。ほんとその通りだと思います。

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2006年11月 6日 (月)

体調不良。特別講演

 昨日の夜、急にお腹がいたくなり、今日は、朝から調子が今ひとつでした。ちょっと連休で疲れたかも。念のため夜は、お粥ですまし、このブログ書いたら、すぐ寝ます。
 大学のほうでは、午後から、うちの大学の客員教授である山田康之先生の特別講演がありました。植物細胞工学の分野では大変な権威で、京都大学教授、奈良先端大学の学長もされていた有名な先生ということで、学生を含め多くの教職員も聞きに来ていました。前立腺がんの末期ということで、体調もままらない状態ということでしたが、とてもお元気で気力ある講演でした。ここで倒れたら本望だということで、学生のみならず、我々にとっても何か感じるものがあったとてもいい講演でした。食糧問題や水不足の問題など、非常にユーモアたっぷりにかつ行政に対してシビアな意見もあり、現在のこれらに関する様々な状況が理解できました。最後は、学生に対しても非常に温かみあるいい言葉をかけていただき、私自身にも言葉をいただいた気持ちになりました。朝から体調が悪かったのが、気分的には元気になりました。あと、話の中で、NatureやScience重視の科学者のあり方や文部科学省のあり方を批判されていました。文部省と科学技術庁は合体しておかしなことになってしまていると。まさにそうだなと思いました。21世紀のサイエンスは人類の生存と幸福を求めるようなことをするべきだと。そうでないと、ほんと人類は存続しなくなると思います。
 

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2006年11月 5日 (日)

学園祭最終日

 今日は、学園祭の最終日ということで、学生さんもラストスパートでお店のほうがんばっていました。焼き芋のほうはかなり好評で、夕方前には全部売りつくしたようでした。売り上げも15万円くらいいったようです。学生さんかなりがんばっていたので、こちらは、ケーキを差し入れしておきました。ある先生は、鶏を10kg買ってきて、焼き芋機でスモークチキンを差し入れていました。これは実においしかったです。
 午後の催し物として、我々の学部で「水循環と自然エネルギー」ということで、いろいろとワークショップがありました。屋外では、エコ製品として、風力発電装置や、移動式太陽光発電や水力発電機、雨水タンクなど展示してあり、それぞれの説明をしていました。セミナーでは、地球温暖化の問題や、自然エネルギーとはということで、NPOの方々が講演をしておりました。また、学生さんが大学周辺の水の調査をして発表したりと、地元の方々も多く参加していただいたようで、環境問題や我々の大学のこれからの取り組みについていろいろとご理解していただいたようです。風力や水力や太陽光など自然エネルギーをもっと使う必要があるということは理解できましたが、なかなかコスト高というところがネックではないかと個人的には思います。これをいかに解決するべきかが次の課題であるようです。
 夜は、花火があり、グランドで打ち上げていたのでとても臨場感がありました。20分くらいで時間的にもちょうどよく、とてもよかったです。かなりお勧めでした。
 その後、学生さんらはお店の片づけで、我々の研究室も調理用で使われていたので、そのお片付けを。なんやかんやで10時半くらいまでがんばっていました。一番大変だったのは教授先生で、この3日間、朝早くから夜遅くまで学生さんのお手伝いをされていて、本当に頭が下がりました。なかなかできないことだと思います。
明日も午前中は休講で片付けのようです。

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2006年11月 4日 (土)

京都散策

 今日は、朝から娘と嫁さんを連れて京都散策に行ってきました。まず、京都駅に大きい荷物を入れるためにロッカー探しをしておりましたが、さすがにどこのロッカーも一杯でした。諦めかけていたところに、ロッカールームの一角に変わったシステムのロッカーで、携帯で電話をかけて空けたり閉めたりするものがありました。地下にあるので携帯が繋がりくいというのもあってか、10個くらい空いていました。私の携帯は圏外でしたが、嫁さんのauでは繋がったので、携帯でその指示された番号にかけたら空くというなんとも面白いシステムで、更に3時間で100円ということで安かったです。
 その後、清水寺にバスで行こうと思って駅前のバス乗り場にいったらすごい人でした。このままバスで行ったとしても、渋滞で混むことを考えると、かなり時間がかかると思い、とりあえず京阪7条まで歩き、そこから京阪5条まで電車にのり、五条坂を清水寺まで歩きました。いい運動にもなったし、天気もよく気持ちよかったです。清水寺もさすがにすごい人でしたが、私自身、久しぶりに行ったし、娘にとっては初めてだったので結構感動していました。ただ、娘がそこでおみくじを引いたら、なんと凶が出てしまいました。凶ってあまり見ないですよね。ということで逆にこれはほとんどでないものだから運がいいのだよと慰めて少し納得。清水寺のほうの紅葉はまだで、11月終わりくらいだそうで、その頃はもっとごった返すでしょう。
 清水寺から、北のほうに歩き、八坂神社、円山公園、知恩院に行きました。そこまでの道も観光用の通りになっており、お土産屋などもたくさんありました。知恩院から東西線の東山駅に行く途中で、あの有名なカバンの一澤帆布、それのお家騒動でできた一澤信三郎帆布がありました。カバンが欲しかったのですが、既に一澤信三郎帆布は午前中で売り切れで、一澤帆布のほうはお休みでした。残念。
 地下鉄で京都まで行き、伊勢丹で買い物を少しして京都駅で別れました。かなり歩いたので疲れましたが、心地よい疲れで、いい一日でした。次も紅葉が真っ盛りの時にでも京都散策したいですが、今日の混み具合を見ていると、紅葉の頃は更にすごくなりそうです。さすが世界に誇れる観光都市、京都です。

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2006年11月 3日 (金)

連休初日

 連休が始まりました。今日は嫁さんと娘が京都に来て、明日まで居る予定です。今日の午後は、大学の学園祭のほうに行き、学生さんの出店の様子を見てきました。焼き芋、甘酒、梅ジュース、チョコレートポテトとどれも傑作でおいしかったです。昨日まで毎日夜遅くまでがんばっていた甲斐があったのではないでしょうか。久しぶりに学園祭を見て、ちょっとなつかしくなりました。思ったより人も来ていて盛り上がっていたし、リリーフランキなど有名人なども来るとのこと。後2日あるので最終日にもう一回覗きたいと思っています。
学園祭の後、近くのコスモス園にいってきました。かなり広いコスモスのお花畑で、入場料を払うと、コスモスも摘み放題でした。娘がとても気に入って、たくさんお花を摘んでいました。ちょっと見るだけのつもりが1時間半くらい遊べたのでよかったです。夜は、早めに寝る予定でいます。明日は、京都のお寺めぐりでも。かなり京都はこの時期混んでいるので、どれくらいスムーズに見れるかは行ってみるまで分からないですが。

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2006年11月 2日 (木)

靴の盗難事件

 今日は、学園祭前ということで、学生さんが研究室の部屋でかなり遅くまで準備しておりました。なんやかんやで10時半くらいまでかかっていました。事前に遅くなるということが分かっていたのか、遠くから来ている子はさすがに帰れなくなるということで、近くの友達の家に泊まるためのお泊り道具ももってきていました。明日から3日間大変ですががんばってもらいたいです。こちらも売り上げに少しは貢献しなければいかないかも。
 この間大阪で子供たちの靴を盗んだ変な泥棒がいましたが、最近名古屋でも子供たちの靴を5000足も盗んで捕まったのがいました。そういった中、昨日、娘の靴が学校で盗まれました。同じクラスの子を中心に5人くらいが被害にあったらしく、ちょっと嫌な感じでした。でも、盗まれた靴の多くは、学校内のゴミ箱や、花壇などで見つかったらしく、娘のものも今日、外の目立たないところで見つかったとのこと。どうもちょとしたイタヅラだったようです。特にいじめとかが絡んでいるわけではなさそうなので、安心はしておりますが、娘の靴がいたづらの対象になったのは何故かと考えると、ちょっと不安でもあります。3年生くらいだと、例えばある男の子が、女の子に嫌がらをする可能性も無きにしもあらずなので、そのへんのことなのかもしれません。断定はできませんし、あまりそのように見てはいけないのかもしれません。世の中が、いじめの問題で揺れているので、少し親としてもナーバスになってしまいます。自分の子供がいじめられたり、逆にいじめっ子になる可能性もあるので、そのあたりはほんといつの時代でもいじめの問題は嫌です。

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2006年11月 1日 (水)

出張講義

 今日は、近くの高校に出張講義に行きました。対象は高校2年生で、特にバイオ医療系に興味を持っている生徒さんに対してその分野のお話をしてきました。とはいっても何十人もいるのではなく8人の生徒さんだけでしたので、講義というほどのものではなかったです。人数が少なかったので距離が近い感じで話すことができたし、聞いているほうも、聞きやすかったのではないでしょうか。途中、生徒さんたちに話をふったりすることもできたし、50分という時間があっという間でした。どれだけバイオ関連の話を実際に理解してもらったかどうかは分かりませんが、最後に「難しかった」と聞くと、「いや、そうでもなくちょうどよかったです」と社交辞令かどうかは分かりませんが言っていたので、素直に受け止めておきます。
 我々が高校の時は、このような出張講義を聞いたことはありませんでしたが、最近はどこの高校でもやっていて、我々大学の教員は、大学での学生の講義だけでなく、高校の生徒さん用にもいろいろなネタを考える必要があります。どうすれば難しいことを簡単にわかってもらえるのだろうかと、ストーリー作りにかなり時間がかかります。話の内容もそうですが、話し方も大切で、それこそ漫才や落語家などの流れるような話し振りも研究しないといけません。途中、笑わせれるような話し方でもできたら最高なんですが。今後、そのあたりも研究していかなければ。結局は、どのようにしたら、自分のいいたいと思うこと、その情熱を相手に分かってもらえるかどうかだと思います。そういう話し方をすれば、おそらく小学生であれ、高校生であれ誰であれ、伝わるような気がします。そこまでの域に達するまではまだまだですが。

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