電車通勤。バイオフォーラム
今日、朝5時に起きて、6時くらいの電車に乗り、神戸の会社のほうに行きました。着いたのは8時前ですから、約2時間かかりました。やはり2時間の通勤というのは長いです。大学に通ってきている学生さんの中には、2時間かけてくる人もいるので、これを毎日やっているのかと思うと頭が下がります。途中座れるのならまだしも、ずっと立って更にラッシュで満員だったらなおさらだと思います。
夜は、京都のほうでバイオ市民フォーラム「生命を育むバイオ」があったので行ってきました。長浜バイオ大学の大学院開設記念ということで、JT生命誌研究館館長の中村桂子先生が、「”生きている”を見つめ”生きる”を考える」という講演をしました。多くの本や新聞等でもたくさんの記事を書いているだけあって、生きているのを見つめるとはどういうことかを、非常に感情を込めて、ゆっくりと語りかえるようなしゃべりでお話していたので、聞きやすかったです。内容的には、どちらかというとサイエンス的な感覚ではなく情緒的、文学的な感じもしましたが、取り上げていた内容も面白いものが多く、どちらかというと技術論でいつも考えてしまう自分にとってはいい話でした。生きているものをじっくりと見るとそこには、愛ずる(めずる)という気持ちがわいてくるということで、これからは、技術だけ増殖させてくのではなく、生きているところにあるものを活用できるような社会、環境づくりが必要であると言っていました。生き物は、循環、組み合わせ、可塑性を持っているということなので、これらを考えていくということなのですが、かなり難しいことではあります。
昨日は、暖かくして寝たこともあり、また薬も効いたので、体調が戻ってよかったです。
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