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2006年11月 1日 (水)

出張講義

 今日は、近くの高校に出張講義に行きました。対象は高校2年生で、特にバイオ医療系に興味を持っている生徒さんに対してその分野のお話をしてきました。とはいっても何十人もいるのではなく8人の生徒さんだけでしたので、講義というほどのものではなかったです。人数が少なかったので距離が近い感じで話すことができたし、聞いているほうも、聞きやすかったのではないでしょうか。途中、生徒さんたちに話をふったりすることもできたし、50分という時間があっという間でした。どれだけバイオ関連の話を実際に理解してもらったかどうかは分かりませんが、最後に「難しかった」と聞くと、「いや、そうでもなくちょうどよかったです」と社交辞令かどうかは分かりませんが言っていたので、素直に受け止めておきます。
 我々が高校の時は、このような出張講義を聞いたことはありませんでしたが、最近はどこの高校でもやっていて、我々大学の教員は、大学での学生の講義だけでなく、高校の生徒さん用にもいろいろなネタを考える必要があります。どうすれば難しいことを簡単にわかってもらえるのだろうかと、ストーリー作りにかなり時間がかかります。話の内容もそうですが、話し方も大切で、それこそ漫才や落語家などの流れるような話し振りも研究しないといけません。途中、笑わせれるような話し方でもできたら最高なんですが。今後、そのあたりも研究していかなければ。結局は、どのようにしたら、自分のいいたいと思うこと、その情熱を相手に分かってもらえるかどうかだと思います。そういう話し方をすれば、おそらく小学生であれ、高校生であれ誰であれ、伝わるような気がします。そこまでの域に達するまではまだまだですが。

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コメント

松原先生 おはようございます。
“出張講義”お疲れ様でした(^^)
わたしも先生の講義聴いてみたいです。

わたしは教育実習で中学校で教えたことがあるのですが、ホントあれって“芸人”ですよね。体力も要るし…。自分がイメージしていた“教員”とは大分違うなー、と感じてしまいました。

>どのようにしたら、自分のいいたいと思うこと、その情熱を相手に分かってもらえるかどうかだと思います。そういう話し方をすれば、おそらく小学生であれ、高校生であれ誰であれ、伝わるような気がします。

そういう“講義ノート”が出来たらバイオサイエンスの一般向けの本として出版できますね。

投稿: 阿頼王 | 2006年11月 2日 (木) 07時03分

阿頼王さん おはようございます。

中学校での実習の経験があるんですか。すごいですね。 阿頼王さんのほうが講義上手なのではないでしょうか。
授業や講義ってそれぞれ個性があるので、それを生徒とか学生に感じてもらうのも大切なのでしょうね。

投稿: Mamoru Matsubara | 2006年11月 2日 (木) 10時19分

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