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2006年11月30日 (木)

電車通勤。バイオフォーラム

  今日、朝5時に起きて、6時くらいの電車に乗り、神戸の会社のほうに行きました。着いたのは8時前ですから、約2時間かかりました。やはり2時間の通勤というのは長いです。大学に通ってきている学生さんの中には、2時間かけてくる人もいるので、これを毎日やっているのかと思うと頭が下がります。途中座れるのならまだしも、ずっと立って更にラッシュで満員だったらなおさらだと思います。
 夜は、京都のほうでバイオ市民フォーラム「生命を育むバイオ」があったので行ってきました。長浜バイオ大学の大学院開設記念ということで、JT生命誌研究館館長の中村桂子先生が、「”生きている”を見つめ”生きる”を考える」という講演をしました。多くの本や新聞等でもたくさんの記事を書いているだけあって、生きているのを見つめるとはどういうことかを、非常に感情を込めて、ゆっくりと語りかえるようなしゃべりでお話していたので、聞きやすかったです。内容的には、どちらかというとサイエンス的な感覚ではなく情緒的、文学的な感じもしましたが、取り上げていた内容も面白いものが多く、どちらかというと技術論でいつも考えてしまう自分にとってはいい話でした。生きているものをじっくりと見るとそこには、愛ずる(めずる)という気持ちがわいてくるということで、これからは、技術だけ増殖させてくのではなく、生きているところにあるものを活用できるような社会、環境づくりが必要であると言っていました。生き物は、循環、組み合わせ、可塑性を持っているということなので、これらを考えていくということなのですが、かなり難しいことではあります。
 昨日は、暖かくして寝たこともあり、また薬も効いたので、体調が戻ってよかったです。
 

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コメント

松原先生 おはようございます。
体調戻られたようで、よかったですね。
わたし大学生の頃、2時間~3時間かけて通ってました…しかも満員電車でした。だから時々サボらせて頂いてました(^^;) サボる理由になっていませんが、ホント、通学だけで疲れてしまってました。
中村桂子さんと言えば、先生と同じ生命科学者ですよね。本屋さんでお名前は見たような記憶があります。生命科学に女性ならではの感性で取り組まれているような感じですね。やはり、色んな人の話を聞くと刺激になって、いい励みになりますね。

投稿: 阿頼王 | 2006年12月 1日 (金) 07時34分

阿頼王さん おはようございます。

2-3時間かけて通われていたのは、すごいですね。私は、高校のときに1時間通学していましたが、それでも大変だった記憶があります。それ以降は、30分以内での通学、通勤ばかりです。でも東京に住んでいる友人の多くは、1時間以上はざらなので、尊敬してしまいます。

投稿: Mamoru Matsubara | 2006年12月 1日 (金) 10時54分

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