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2006年11月14日 (火)

GSKの筑波撤退

 朝一番で歯医者の定期検査があり、歯のチェックだけと思いきや、歯が少し汚いという理由でブラッシングを30分くらいさせられました。なかなか自分で歯磨きしても、奥歯のほうは今ひとつきれいにならないので、歯医者さんとしては、おいしいお客と思われているかも。熱いものを食べるとまだシミルところがあるので気になるのですが、ちよっと様子見です。
 午後は、火曜日なのでラボステイで今日はDNA抽出を教えました。最後のグループなので今日を含めてあと3回です。教授先生と私が担任をしている班なのでやりやすいです。
 バイオテクノロジーJapanのニュースでグラクソスミスクライン(GSK)が筑波研究所から撤退するということが出ていました。以前から、聞いていましたがいよいよ本格的にやるとのこと。昨年あたりから、一部の部署について閉鎖していたようですので、完全撤退ということはかなり思い切ったことです。外資系はこれだから怖いです。GSKもつい2,3年前まではかなり筑波研究所でも研究者をとっていたので、その時に入った人はたまらないでしょう。研究所の完全撤退でどれだけの人がリストラになるのかは分かりませんが、ビッグファーマも今後安泰ではないということでしょうか。
 私自身も、ちょうど4年ほど前、日本オルガノンというオランダの製薬会社にヘッドハンティングされましたが、その時は、今後右肩上がりで伸びていくので思い切ってやってくださいといわれたのですが、なんとその1年もたたないうちに日本の研究所は閉鎖されるということで、いわゆるリストラの対象となった経験があります。外資系企業の場合、非常に動きが速いので、少しでも売り上げが下がったりするとすぐにその埋め合わせをどこかでするために、上層部は組織をいじくりたがるようです。そういう意味からすると今回のGSKのケースも同じです。2年前くらいはバイエルもそうでしたし、ほとんどの日本にきた外資系の製薬企業の撤退は多いです。拡充路線なのはファイザーくらいでしょうか。でも、そのうちファイザーでも分かりません。
 最近では外資系に限らず、日本の企業でもリストラとかあるようですが、私としては日本企業の終身雇用というのは日本人にはあっているのではと思います。実際にリストラになるというのは気持ち的にきついですし、そこでキャリアアップできればいいですが、多くの場合は、キャリアアップできないケースが多いのではと思います。
 私の場合は、そのあとバイオベンチャーやって、今は大学のほうに戻れたので、そういう意味ではリストラ後、成長はしているので、今ではリストラにあったことは話のネタの一つになっています。

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コメント

松原先生 おはようございます。
やっぱり外資系はドライですね。
最近は日本も“グローバリゼイション”という名の米国化が進んでていますけど。日本の場合、“中途半端”なんですよね。だから、大企業にとっての“良いとこどり”になっていて、“苦しむのは庶民ばかりなり”になってないですか。
米国は完全に“競争社会”ですよね。だから出来る奴は優遇され、出来ない奴は冷遇を受ける。“競争社会”は“ストレス社会”でもありますよね。だから“精神科医”が“おお流行”になります。米国の競争社会はそれなりに(人間のやることに完全は無いと思います)システムとして出来上がっていると思いますが、その一部だけを“接木”した日本はそこにまた“歪み”を抱え込んでいるような気がします。

投稿: 阿頼王 | 2006年11月15日 (水) 07時08分

阿頼王さん

アメリカも結局は競争社会の結果、上のほうはいい生活しているけど、下のほうはひどいものだと思います。いわゆる格差社会ですよね。日本も小泉内閣以降、格差社会(最近京大の人が本を出していますが)がどんどん加速するのでしょうか。

投稿: Mamoru Matsubara | 2006年11月15日 (水) 09時55分

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