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2007年2月18日 (日)

娘のピアノ発表会

  今日は娘の通っている音楽教室の発表会がありました。午前中から夜まで4部構成で総勢100名くらいの生徒さんがピアノやバイオリン、フルートなどの演奏をしていました。娘は第2部で14時くらいの登場ということで、こちらも緊張しながら今か今かと出番を待っていました。曲目は「エンターテイナー」で、まだ習って半年の娘にしてはリズムをとるのに難しい曲ということでしたが、是非弾きたいということでこの曲にしたようです。昨日の家での練習では、ミスも目立ち、リズム感が今ひとつで、嫁さんにもかなりハッパをかけられていましたが、今日はミスもなくリズムもしっかりしており、ピアノの先生にも今日の演奏が一番だったねと言われていました。娘にとっては初めての発表会にしてはとてもいい経験になったようです。同じ小学校の友達も同じ音楽教室に通っていたようで、今日の発表会で初めてお互い同じところで習っていたのを知ったようです。中にはかなり小さい時からやっていてショパンやシューマンなどの難しい曲を弾いている子もいました。
 バイオリンの演奏ではお母さんがピアノの伴奏をしているケースが3組もありなかなか良かったです。また、高学年の子はさすがに上手でベートーベンやショパンの難しい曲をかなり正確に弾いていました。ある意味で小さなコンサートを聞く感じで、こちらも楽しませてもらいました。
 音楽も上を目指すような才能のある子はごくわずかではありますが、こういう小さな音楽教室の中にもそういう才能は埋もれているのかもしれません。昨日、たまたまテレビを見ていたら、金沢の13歳の女の子がすごいようで、ショパンコンクールの22歳以下のアジア予選で並居るピアニスト達を退けて優勝したそうです。素人が聞いていただけでもその女の子のショパンの演奏はとてもすごかったです。4歳からピアノを習っているようですが、おそらく世の中でそれくらいからピアノを習っている人はたくさんいるとは思いますが、どのようにこういった才能のある人は育ってくるのでしょうか。もちろん天性のものもあるでしょうし、絶え間ない本人の努力によるところもあるのでしょう。ただ、音楽の感性はかなりその人の生まれつきによるものが大きいのではと思います。そういう意味では娘がそのようになれるかはどうかは分からないというか、ほとんど無理だとは思いますが、クラシック好きの私としては、自分がピアノを習っていなかったので、その分、長く続けてもらっていろいろな曲を目の前で弾いて欲しいと思っています。
 

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コメント

松原先生へ
家も、上の女の子のピアノ発表会の時や、下のチビのエレクトーン発表会の時のドキドキを思い出してしまいました。
「次だよね、次だよね」
とか私が言って、まるで自分が出るみたいな感覚でしたね。
家のお姉ちゃんは、中学校進学と同時に辞めてしまいました。下のチビも辞めたいようです。でも、折角ここまで習って来たのだから、続けれるものなら続けて欲しいです。
“勉強”が忙しくなるし、部活が始まるからと言うことで、中学校は一つの関門ですね。
飛びぬけた才能があって、そっちの方へ進む気なら頑張って続けるように説得しますが、残念ながら、そこまでは…。多分、塾や部活の方を取るでしょうね。ちょっと親としては勿体無い気がします。

投稿: 阿頼王 | 2007年2月19日 (月) 19時27分

阿頼王さん 今晩は。

勉強や部活が始まる中学校くらいが続けるか辞めるかの時期なのですね。そういえば私も昔クラシックギターを習っていましたが、高校の時の部活があまりに激しかったのでその時に辞めてしまいました。本当はもっとやりたかったのですが。ちょっと後悔しています。

投稿: Mamoru Matsubara | 2007年2月20日 (火) 00時14分

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» ●ピアノ発表会曲 [ピアノがある生活]
1年か2年に一度、ほとんどのピアノ教室には『発表会』がある。習う側は先生に提示された曲を(特別イヤでない限り)発表会の曲にするが、決める先生のほうは、生徒一人ひとりに対し個性やレベルを考えて曲を決めなければならない。きっと神経を使うところだろう... [続きを読む]

受信: 2007年2月22日 (木) 21時35分

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