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2007年3月13日 (火)

生物、自然に学ぶ

 今週に入って寒さがも戻ってきました。昨日も、名古屋から新幹線に乗ったところ、米原付近では雪がかなり降っていて、京都に着くのが10分くらい遅れ、乗り換えのローカル線の電車に乗ることができませんでした。
桜のほうも、早く咲くという予想もありましたが、この寒さだと例年通りになるのでしょう。

  昨日、再放送で見たサイエンスZEROは、「生物に学べ最新環境技術」というものでした。アルソミトラという植物の葉っぱに凹凸があり、それによって空気抵抗がなくなり遠くに飛ぶことができるので、これを将来、燃費のいい飛行機の設計に応用できるのではということでした。(この原理で手作りのを作れるようです) また、かたつむりの殻が油をはじくのは、その表面の凹凸によるもので、それを応用して汚れにくいタイルを開発している企業もありました。そのほかシロアリで木くずを分解しバイオエタノールを作る試みなど、生物の体の仕組みをうまく用いて、環境問題を解決しようというものです。ちょうどその番組のゲストで出ていた赤池学さんの本「自然に学ぶものづくりー生物を観る、知る、創る未来に向けて」を先週から読んでいたので、タイミングいい話でした。すぐに環境問題には結びつくかどうかは別として、このような自然に学ぶものづくりという考え方は、我々の学部の目標でもあるので勉強になります。この本の中で、自然は、日光を燃料とする、余分なエネルギーを使わない、形態と機能を調和させる、すべてのものをリサイクルする、協力するものに報いる、多様性に投資する、地域の叡智を要求する、内部から行き過ぎを抑える、限界から力み出すという9つの基本原則があるということで、なるほどと思いました。
 

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コメント

松原先生へ

やっぱり自然は偉大ですね~。

万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチは自然を観察する事で、様々な発見をし、それを発明に使いましたが、まだまだ現代でもそれは通用するのですね。自然は奥深いですね。わたしたちは謙虚になって、自然を観察し、そこからイノベーションを産み出すのですね。

レオナルドの時代よりも、自然を細かく観察出来る機器・器具がありますから、本当に自然は偉大な教師ですね。

投稿: 阿頼王 | 2007年3月14日 (水) 20時13分

阿頼王さん 今晩は

自然のことはまだまだ分からないことが多く、それを明らかにすることは我々研究者の役目でもあります。自然の不思議を解き明かすだけでもわくわくします。

投稿: Mamoru Matsubara | 2007年3月14日 (水) 23時11分

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