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2007年5月30日 (水)

ストレスを測る

 今日も、一日いろいろと忙しく過ごしておりました。午後からは、予定の会議が長引き、今日から始まった自分の研究室で立ち上げた自主勉強会(遺伝子機能研究会)に間に合いませんでした。その間、N先生にしっかりと仕切っていただいて、学生のほうも勉強になったでしょう。ちょうど私が戻ったときに、ストレスがらみの話で、それを測定するキットを試しに使っていました。(COCORO METER:ココロメーター) ストレスにより交感神経が高まると、アミラーゼ活性が上昇するという原理を利用したものです。
 同じような唾液のストレスマーカーとしてクロモグラニンAの量をチェックするというのも見たことがあります。(例えばこれ
 ココロメーターを試しにやったところ、値は3という低い値で、ほとんどストレスがないとのこと。思わず学生から「ストレスがなくていいですね」と。
 明日、学生に対して英語の試験を行うということで、ストレスを与えている立場としては少し申し訳なかったのですが。それでも学生によっては私と同じように値が低く、全くストレスが無いものもいたので、結局は、測定している際の精神状態にもよるのでしょう。
 おそらく何か大事な試験や発表前などでは急激にこの値は上昇するのでしょう。
 こういうストレスマーカーをはじめとして、病気の原因となるバイオマーカーを見つける仕事というのは、かなり競争の激しい分野です。一つでもいいものが見つかると、検査キットとして大きな市場が見込める可能性があります。実際には、見つけるのはテクニカル的にも難しいのですが、大いに挑戦しがいのある分野です。何かいいものを見つけたいです。

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コメント

松原先生 おはようございます。
ストレス・チエッカーって、そんなにいいお金になるんですか?!
電気屋のわたしとすれば、筋緊張とか、発汗による抵抗値の変化などを連続的に測定する装置なんかを考えてしまいますね。そして、一定以上の緊張状態になると、警報を発報するような……これって“バイオ・フィードバック”にも使えますよね。“脳波測定器”でもうかなり昔から売られていると思います。“緊張するような場面”で、βー波が優位になった時に、αー波が優位になるようにモニターを見ながら訓練すると、緊張度が低下する……てのが、その原理だったと思います。筋緊張物質が出る機構とか、脳波の変化する機構を化学的に解析してみれば、“アミラーゼ活性”とかに行き着くのでしょうか?

投稿: 阿頼王 | 2007年5月31日 (木) 06時39分

阿頼王さん

ストレスチェッカー自体というよりは、それ以外に、がんのバイオマーカーなど疾患を探すマーカーなどの検査薬の市場は今後広がっていくと思われます。
今回の唾液のアミラーゼ活性の上昇は、交感神経の高まりででるので、脳波の変化する化学変化が、アミラーゼ活性とリンクしているようであればその可能性もあるのかもしれません。

投稿: Mamoru Matsubara | 2007年6月 2日 (土) 12時37分

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