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2007年7月 5日 (木)

神の手の医師の考え方

   ようやく科学英語の期末試験問題を作成し、非常勤の先生に最終確認をしていただきOKがでました。明日には事務のほうに提出して印刷にまわせます。中間テストより盛りだくさんの問題ですが、そこそこの点数がとれるように基本の問題もたくさん作りました。学生さんには必須科目なのでしっかりと勉強してもらって点数をとってもらいたいです。
 2,3日前にテレビを見ていたら、神の手を持つお医者さん特集で、旭川赤十字病院脳神経外科の上山博康先生が出ていました。ひとたび破裂すれば半数が死にいたると言われている脳動脈瘤(りゅう)の手術では、ほぼ完治させるほどの神の手をもっているということで、全国から患者が来るようです。どんなに忙しくても一人一人の患者さんに対応し、毎日睡眠時間は4時間もないそうです。その上山先生がおしゃっていた印象的な言葉として、「人よりも器用だったり、頭が良くかったりする人は、その能力を他の人を助けるために使わなければならない」と言っておりました。まさに先生は自分の卓越した技術を人のために捧げているわけで、まさに医師の鏡といっていいでしょう。
 この言葉で思い出したのが、数年前のNHKスペシャルの「遺伝子ーDNA」の中で柳沢桂子さんが「長い地球の進化の中で、遺伝子の多様性は生物が地球に適応する為の条件である。よってその長い間で病気を起こす遺伝子が出るのも当たり前の事であり、仕方のないことである。病気や障害といった遺伝子を持った人は、多様性を維持しようとする遺伝子の働きの中で、ひょっとしたら私たち自身が持つことになっていたかも知れない遺伝子を私たちの代わりに受け入れたのである。だからこそ彼らの存在を決して排除したり差別したりせず、社会全体で支えあわなくてはならない。」と。この柳沢さんの考え方を聞いたときに私自身とても感銘を受けました。今回の上山先生の意思もなんとなく柳沢桂子さんの言葉に通じるところあるように思いました。

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コメント

松原先生 おはようございます。
さすがに「神の手」を持つ脳外科医さんのお言葉ですね。
「人よりも器用だったり、頭が良くかったりする人は、その能力を他の人を助けるために使わなければならない」
ですか……。わたしなんぞは凡人ですから、そんなの持ってたら“お金儲け”に走ってしまいそうです(^^;)
柳沢桂子さんの言葉も、結局は、「種の生き残り戦略的な生物多様性の結果の“病気”なのだから、そのような部分は“種”としてカバーしてゆくべき問題だ」と言うことなのでしょうね。
なんかお二人とも日常レベルを超えた、高い位置からのお言葉です。

投稿: 阿頼王 | 2007年7月 6日 (金) 06時21分

阿頼王さん

そうですね。確かに、二人とも日常レベルを超えた言葉ですよね。なかなか実際にはそのように行動できないですよね。まだまだ、私も凡人です。

投稿: Mamoru Matsubara | 2007年7月 7日 (土) 00時39分

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