テストと採点、レポートも
今日は、自分の担当する科学英語の期末試験がありました。中間試験よりはかなり量を多くしたので、ほとんどの学生さんが1時間の試験時間でようやく出来たという感じでした。こちらとしては、途中で退出される試験問題よりは、じっくりと時間一杯やってもらったほうがいいので、今回は多めにしたわけです。終わってから悲鳴を上げている学生さんもいましたが、仕方がないです。あまり甘くしても今後のためにならないですし。
午後はその採点をずっとやっておりました。答案を見ているとやはり勉強してきた学生さん、してこなかった学生さんの違いがはっきりと分かります。この英語は必須なのでこちらも採点にはかなり気を遣います。60点が合格点とするとかなり難しい人もいるのですが。そのあたりどうするのかまた明日考えなければなりません。頭が痛いです。
その成績評価以外にも、レポートを見なければなりません。学部の13人の先生が順番に講義した概論のレポートが集まってきました。200人の学生のなかで30人ほど私の話した内容でレポートを書いてきました。13人の先生で割ると通常は一人15枚くらいなのですが、その倍の人が書いてきたということで、うれしいのやら悲しいのやら。でも、せっかく書いてきてくれましたので、丁寧に見なければ。明日中には終わらせたいです。
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コメント
松原先生 おはよございます。
また“お仕事”が増えてしまったようですね。
頑張って“お仕事”をすればするほど、それがまた“お仕事”を作ってくれているようですね。お仕事のインフレスパイラルですね。
“研究”と“講義”のバランスが難しいですね。どちらも両立させようとすると、いくら時間があっても足りませんね。
身体は一つですから、あまり無理しないようにして下さい(ってもそれが無理かも)。
ところで、ちょっと“疑問”に思った事があるのですが、質問してもよろしいでしょうか(ってもうしている)?
“遺伝子組み換え食品”のことなんですが、結構、大勢の人が“ある種の危険性”を感じていると思うのですが、別に“胃”に入ってしまったら、分解されてしまう訳ですよね。本当に“遺伝子組み換え食品”って危険性があるのでしょうか? また“仕事”増やしてスミマセン。
投稿: 阿頼王 | 2007年7月20日 (金) 06時06分
阿頼王さん
大勢の人が危険性を感じているというのが、やはりまだ一般の人の遺伝子組換え食品の理解が浸透していないだと感じます。少なくとも、通常の食品と同じように市場に出ている遺伝子組換え食品は、安全性評価をしているわけです。具体的には、挿入遺伝子により産生されるタンパク質の有害性の有無や、アレルギー誘発性の有無など、チェックしているはずです。もちろん、なんらかの想定していない因子が、影響を及ぼすこともあるので、それに関しては安全性試験でチェックできないこともあるでしょう。しかし、それは食品添加物などの安全性試験でも同じことがいえます。遺伝子組換=なんか怪しいもの、という先入観がまだ多いような気がします。
投稿: Mamoru Matsubara | 2007年7月20日 (金) 09時26分