実習の一日、環境問題がノーベル平和賞
今日は午後から実習があり、かなり疲れました。時間が変則で、4,5時限目なので午後3時から午後6時過ぎまでです。少し学生にはかわいそうな時間ですが、こちらにとってもきつい時間設定です。基礎的なバイオサイエンスの実習ということで、本日はウサギ血液からのDNA抽出ということで事前に採血した血液を使って、DNAを抽出、最後はDNAの濃度まで測定する予定でした。自分が一人でやれば1時間近くで終わってしまうプロトコールなのですが、さすがに実習は想定外のことが多々起こります。予定がかなりずれてしまって最後まではできずDNAの抽出のところで終わりました。なかなか100人の実習は大変です。自分にとっても初めての経験なので加減が分からず、かなり時間の感覚が違っておりました。もう一回全体の流れをチェックしなければ。
でも、学生さんは4人組みで組ませたので、それぞれの人がしっかりとやってたし、遅くなってもあまり不満はでていなかったので良かったのかも。なれない操作がおおかったですが逆に新鮮さもあったのでしょう。
ノーベル平和賞はIPCCとアルゴアさんが受賞したようです。アメリカの副大統領がなったということで、少し政治的な感じもしますが、両者とも地球温暖化問題の取り組みに関して貢献したということが受賞理由のようです。平和賞という意味合いとは何か違うような気もしますが、ある意味こういう地球温暖化問題での受賞をアピールすることで今後の世界の人たちにこの問題の深刻さをアピールするねらいもあるような気がします。
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コメント
松原先生へ
アル・ゴア氏のノーベル平和賞、なんか微妙な気がします。
確か『不都合な真実』という著書と、ドキュメンタリー映画で、地球温暖化防止、CO2削減を訴えていましたよね。でもご自身はアメリカの標準家庭の何倍もエネルギーを消費している。それに、アメリカは「京都議定書」に署名はしましたが、締結していませんよね。アメリカ自身はCO2抑制に非積極的です。その国の元副大統領が、地球温暖化防止、CO2抑制を世界に訴えて、“ノーベル賞”って言うのは……。かなり奇妙な現象だと思います。まあ、ただ、ノーベル賞も平和賞は“ノーベル政治賞”みたいなものですから、「さもありなん」の範囲かもしれませんけど。
投稿: 阿頼王 | 2007年10月13日 (土) 22時06分
阿頼王さん
そうですよね。ゴアさんの家の電気代はすごいようですね。ノーベル平和賞は確かに政治的な部分が大きく関わってくるので今回の受賞もその範疇なのかもしれませんね。
投稿: Mamoru Matsubara | 2007年10月14日 (日) 23時15分
こんばんは、初めまして(?)
先生がHPを持っていたとはつゆ知らず、レポートの調べ物をしていて見つけてしまいました(汗)
こちらも先生方に迷惑をかけぬよう精一杯素早くしようと努力はしているのですが、やはり初めてのことなので説明を読んでも誤解して実験を進めてしまうということがあったりしまして、、、。
そうならないために先生方にきかなければならないのですが、何しろ先生の割合に対して生徒の数が多いのでなかなか上手く進められませんね。
早く進んでいる班が教えに来てくれたら早く進められるのではないかな、と先週の実験の時にふと思いましたが・・・班と班とが協力し合うことも必要なんですね。
では、明日も頑張ります。
失礼しました。
投稿: 学生 | 2007年10月19日 (金) 00時01分
学生さんへ
レポートの調べ物で、ここにたどりついたのはなぜか分かりませんが、コメント有難うございます。
確かに、早く終わった班の人が遅いところをにフォローをしてくれるとこちらも楽になるかと思います。100人を同じペースでやるのは到底無理なので、お互いうまくいくようにがんばっていきましょう。
投稿: Mamoru Matsubara | 2007年10月19日 (金) 18時50分