小沢さん問題、チームマイナス6%は無理
週末は、出張などがあり少しお疲れモードです。今日も会議が2つ、他にもグラント審査のレビューを書き上げて送りました。
昨日は、小沢さんが民主党の代表を辞任するというニュースが流れいろいろともめております。いつも大事なときに民主党は混迷状態になってしまいます。最終的に引き止められるのか、辞任して新たな方向にいくのか、これが片付くまで政治は落ち着かないでしょう。もっと政治家は国民のことを考えてほしいです。
京都議定書を受けて日本は6%のCO2削減をしなければならないのですが、どうやらこれまではその目標はおろか、7%多くCO2を出しているようです。産業界はその4割を出しているようですが、今後大幅な削減をしなければだめなようです。企業間でもCO2の排出権の買取がなされるようなことも現実に起きているようです。
一般にもチームマイナス6%が浸透してCO2の削減が進んでいるかと思いきや、やはり夏の猛暑によりクーラーがフル稼働していて使用電気量が多くなったりしているようです。また、ビルとかでも、結局は仕事をしすぎる会社があるとずっと夜中も電気をつかっているわけですので、その結果当然CO2の排出も多くなるようです。皆が働く時間を短くして会社で使う電気量が減れば少しはCO2の排出も減っていくのでしょう。
これまでの取り組みにもかかわらず思ったよりもCO2削減できないということは、今後の日本の目標であるマイナス6%削減はかなり無理のような気がします。日本でそうなのですからアメリカや中国ではもっと無理なことなのでしょう。地球温暖化はますますひどくなっていくのでしょうか。
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コメント
松原先生へ
地球温暖化ガスの削減は、うちの会社でも問題になっています。第一種エネルギー管理指定工場に指定されると、一年に1%、5年で5%のエネルギー削減が義務付けされているようです。第一種指定工場に指定されると、エネルギー管理士を置き(コンサル委託してもいい)、その計画と、年次的な報告義務があるようです。
でも、一部の大量のエネルギーを使用する工場だけにそのような義務付けをしても、なかなか目標値を達成する事は出来ないでしょうね。
地球温暖化ガスを減少するアイデアも募集していますが、工場があって稼動している以上は、必要最低限のエネルギーは使用する訳で、6%の削減は難しいでしょうね。
むしろ7%の増加ですか……。
日本でそんな調子なのですから、中国なんかは凄いエネルギー使用量の増加=地球温暖化ガス排出量の増加になるでしょうね。そしてインドもこれからですよね。アメリカはその辺りは正直ですね。最初から「無理」「エネルギー使用量は増加する」ですから。
一部、先進国だけが“微々たる努力”をしてどうなるものでもないでしょうね。それとも、画期的なエネルギー使用量の減少=地球温暖化ガス排出量の減少アイデア出てくるのでしょうか。
投稿: 阿頼王 | 2007年11月 6日 (火) 21時41分
阿頼王さん
第一種エネルギー管理指定工場というものがあるんですね。そういうところでは、エネルギー削減の状況を報告していかなくてはならないんですね。産業界では、そのようにしてCO2削減をチェックしているんですね。
本当にこのまままでは6%削減は絶対無理でしょう。ある意味日本ができなかったらほかの国は無理だと思います。
投稿: Mamoru Matsubara | 2007年11月 6日 (火) 23時47分