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2007年12月 7日 (金)

学位の謝礼で逮捕

 今週ももう金曜日です。本当に時間が経つのが早いです。今日の午後は、明日の高大連携の実験の準備をしておりました。もう何回もやっているテーマなのですぐに終えることができました。明日は、午前中その講義があって、夜は、大学の教職員の忘年会です。抽選大会があるようなのでいい景品をゲットできるといいのですが。
 昨日、ある先生から名古屋市立大学の先生が逮捕されたという話を聞きました。朝の新聞に載っていたということです。新聞をとっていないので知らなかったのですが、後でネットで探して見てみると、医学部の第1内科の前教授が逮捕されたとの事でした。医学博士を出す際に相当な謝礼をもらっていたとのことです。こういう慣例はほとんどの医学部では行われているとは思っていましたが、この方はよほどの横暴なことをやっていたために逮捕されたのでしょうか。1回につき30万くらいで年に十数人に学位を出すことになると数百万円が入ってくることになります。なんという世界なのでしょう。こういうのがあるから辞められないと言っている医学部の教授もいるようです。通常の学部では普通はあり得ないことです。よほど医局というものの存在が大きいのでしょう。どこどこの医局を出たというのが、自分の行く病院や出世にも関わってくるようです。
 通常の学部でもどこどこの研究室を出たというのが特に大学の人事では関係してくることもあります。ある大学の薬学部では、今度はどこどこのポストが空くから、この人を担ぎ上げようとか、あそこは誰々にしようというのが現実に行われているようです。なんともならない世界だと思います。政治家とか官僚ではないのですから、もっとまじめに人事をやってもらいたいです。

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コメント

松原先生 おはようございます。
忘年会のシーズンですね。
会社の忘年会って、“仕事の延長”みたいであまり好きではありません。気のあった友人との忘年会なら大歓迎ですケド。
先生、何か良い“景品”ゲットできましたか?

名古屋市大の医学部教授のニュースは昼の食事休憩の時間に見ました。どこの世界でも、そういう人は居ますね。所詮、同じ人間ですから、やることは同じですね。
まじめにやっている人にとっては、大迷惑な話です。
“大学内の汚職”と言う事で、先生にとっては余計に許されないと感じられたのでしょうが、政治家や官僚の人事は(確かにグチャグチャですが)、やっぱり真面目にやって欲しいです。
「風が吹くと…
ではないえすが、日本の抱えている問題の大半は政治家・官僚・産業界(特に国際競争力の無い“土木業者”なんせ、日本はわたしが名づけたのですが、“土建護送船団方式”の国ですからね)の腐敗(=汚職・金権政治)からきていますよね。ただ、非常に残念なのは、その“政治家”達を選んだのは“国民一人一人”であって、結局は、国民が“堕落してきている”“不正に対する批判精神がマヒしている”“無関心である”と言う事で、もう、
「一億総不倫理化現象:“不倫”ではないでしょうか。“不・倫理”です(^^;)
の表れですね。
まず、我が身を振り返る事からはじめましょう。
兎に角、今の官僚制度改革は日本と言う国家にとって喫緊の課題だと思います。

「そして、日本は二流国・三流国になって、アジアの中に埋もれて行きました……
なんて十数年後の“教科書”に載ってたら、もう絶望的ですよね。

投稿: 阿頼王 | 2007年12月 8日 (土) 05時06分

阿頼王さん

土建護送船団方式とか一億総不倫理化現象とかいいネーミングですね。本でも書けるのではないでしょうか。期待していますよ。
阿頼王さんのこのあたりの話は面白いので是非書いてください。

 抽選会のほうは全然だめでした。

投稿: Mamoru Matsubara | 2007年12月 9日 (日) 21時50分

全くそういうのはないところもありますが、中には全員学位を取る際、教授に謝礼を贈るきまり、みたいな所もあるみたいです。贈ることで、便宜をはかっているわけではなく、決まりみたいな。今回のように、贈収賄になるのは、何かよほど悪意のある事をしたか、気分を害した人がいるのでしょうか。

投稿: さくら | 2007年12月13日 (木) 21時03分

さくらさん

コメント有難うございます。
医局によるのでしょうね。全員が決まった金額を本当にお世話になったということで出す習慣は医局にはあるところが多いようですね。ある意味お中元やお歳暮のようなものなのかもしれません。今回の場合は、事前に博士審査の内容などを漏らしていたとか、かなり悪質だったということと、かなり敵がいたようにも思います。いずれにしても程度があるような気がします。

投稿: Mamoru Matsubara | 2007年12月14日 (金) 00時34分

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