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2008年2月26日 (火)

ドイツのガソリン税政策

 昨日は名古屋から大学に出勤。途中JRで嵐山からトンネルを抜けると銀世界でした。どうも日曜日はかなり雪が降ったようです。道路のほうは、問題なかったので、一旦、マンションに戻り車に乗り換えて大学に行きました。
 大学のほうでは、相変わらずの実習テキスト作りです。まだまだ時間がかかりそうです。

 夜、久しぶりに報道ステーションを見ていたら、ドイツのガソリン税のことがやっておりました。ドイツでは1リットル225円近くもするのですね。その6割がガソリン税で、その一部は環境税のようです。日本のようにそれは道路特定財源にならず、一般財源になっているようです。そしてその9割は年金に使われています。そのため、保険料も少し安くなったようで、その結果企業の15万人の雇用にも役立ったようです。少し前までは、日本と同じように年金財源はかなり厳しかったようですので、このような政策で少しづつ年金問題はよくなっているようです。日本とは大違いですね。
 また、道路政策においても、ある中核都市では、道路を作らないで、電車などの交通ネットワークを発達させました。市の都市計画担当が道路を作るシュミレーションを行ったところ、慢性的な渋滞でとんでもないことになることが示されたからだといいます。カーシェアリングという制度も進んでいるようで、車の使用率は減っているようです。その結果としてCO2の削減にもなっています。同じ少子化で高齢化社会になっている日本と比較しても、こういったガソリン税に対する政策の違いによって、明らかに国の行く末が違ってきています。今後日本のガソリン税はどうなるのでしょう。道路が欲しいという自治体も多いわけで、このままだと道路特定財源はなくならないのでしょうか。もちろんドイツでも道が欲しい言っている人もいるようです。道路特定財源がほとんどない中で、ある川では未だに橋もできないようです。そのあたりは、政治家が国民のために何を優先にして政策を決めていくかなのでしょう。

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コメント

松原先生 おはようございます。
昨日、報道ステーションで、「ドイツのガソリン税の使い方」の事を放送するのは新聞で見てたのですが、番組の方は観ておりません

>ドイツでは1リットル225円近く

なんですね! 今の日本の1.5倍の価格ですね。でも、それを“一般財源化”して“年金”などの福祉行政に使っているのですね。日本は“土建国家”ですから、政・官・財のトライアングルの中で、イケイケドンドン状態ですからね。本四架橋にしたって、本来一本のはずが、この構造の中で三本になりましたからね。要は、必要な道路と、必要で無い道路の区別が付かないのですよね。どこの“首長”さんも、「自分のところの道路は必要だ」と主張するでしょうけど、それは“純粋”にきっちりと(道路使用率とか、採算性とか)を調査して言っているのでしょうか? 確かに“採算性が取れないから公共事業”って考えもありますが、今の時代、それはもう通用しないですね。むしろ、「首長さんへのバック・マージン」目当てのように思えてなりません。
それと、“道路”を含めた“箱物”に対する考えなんですが、どんな建築物であろうと、作った時から“老朽化”が始まっているんですよね。で、毎年の“維持管理費”、老朽化が進むに連れての“改修費”。そして“耐用年数”が来たときの“改築費”の観点が欠如しているように見受けられて仕方がありません。「作ればそれで終わり」では無いです。どうも「一度作ると、永久に有る物」の様に考えているように思えて仕方ありません。
それと現状“有力議員”が居る地方の開発は優先的んでいるように思えます。そういう観点からではなく、純粋に「必要な道路」を採算性(維持管理コストも含んで)を考慮に入れて、作るべきは作る、使用頻度の低い道路は作らない、という合理性が必要だと思います。
国、地方の財政状況がここまで悪化して、今尚、同じ“建設思想”でイケイケは最悪だと思います。
国民は、「道路よりも生活」を選択していると思います。
最後に、小泉さんは「民営化」を御題目の様に唱えてましたけど、実際、そこに“官”がどうしても“介入”してきます。所謂“天下り先”の確保ですね。そのために、折角“民”の企業努力で押えていた“コスト”が倍にも膨らんでしまいます。もちろん、その膨らんだ分の行き先は“天下り官僚”の高額な“役員給料”と、仲介のために作った官の“外郭団体”の維持管理費です。こんなの、本当の民営化ではないです。
市民・国民はもっと情報に敏感になり、「情報開示」を求めるべきだと思います。“お金の動き”を見れば、殆どのところは見えてきますから。

投稿: 阿頼王 | 2008年2月27日 (水) 06時36分

阿頼王さん

確かに道路は作るだけではなく、その後もメインテナンスでお金がかかりますよね。更に、その建設費もなぜか役人が天下った独立行政法人なんかがやると高くつきますし。今日もあるテレビで、国交省の下部団体で、天下り官僚が多いわけですが、そういうところが国交省から高いお金で仕事を請けているもののそれはほとんど他の民間に丸投げしているわけです。例えば70億年間予算のうち、60億の仕事は丸投げで10億は人件費です。もちろん退職金とか入っています。それは全部税金です。このような仕組みの団体が日本にはたくさんありますよね。こういう仕組みがある限りこの国は滅亡の道をひたすら走るのでしょうね。

投稿: Mamoru Matsubara | 2008年2月27日 (水) 22時30分

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