恒例の映画鑑賞。
昨日は、名探偵コナンの映画「戦慄の楽譜（フルスコア）」を見に行きました。我が家のこの時期恒例の行事で、嫁さんも娘も映画館で様々なgoodを買うのも楽しみのようです。
今年のものはクラシック音楽の場面も多く、それなりに私も楽しめました。昔ほどのコナンのアクションシーンが少ないので、そのあたりは物足りなかったかもしれませんが。来年の予告もあり、またこの時期に楽しめそうです。
本日は、講義、実習の日でした。実習はＡグループ(約５０人）はＳＤＳーＰＡＧＥ、Ｂグループ（別の５０人）は酵素反応速度論を行いました。酵素反応のほうは、今週４日間かけて様々なパラメーターでデーターをとるもので、比較的簡単に学生さんもできそうです。ＳＤＳ－ＰＡＧＥのほうは、今日はゲル作りだけだったのですが、ゲルを固めるための試薬を入れ忘れたりする班もあったりと、思ったよりも時間がかかりました。 やはり想定外のことがいろいろと起こります。そこが学生実習でもあるのですが。失敗して学ぶということなので仕方がないです。大いに失敗して今後に生かしてもらえればいいわけです。明日は、作製したゲルでうまく電気泳動ができればいいのですが。
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コメント
松原先生 おはようございます。
先生の娘さんは『コナン』のファンなんですね。うちは、結構ばらばらですけど、チビ達が（と言っても、今でもわたしに「連れて行って」とおねだりするのは、下のチビだけになってしまいました）。うちは『ハリポ』シリーズと『ジブリ作品』は全部チビの要望で連れて行っていますね。うちの子も『アニメ大好き』『漫画大好き』で、今はどうやら『銀魂』に嵌っているようです。
実は、わたしも『漫画＆アニメ大好き』少年だったし、今でもそれほど進歩なく『大好き』です。でも、本当に創作するものの眼から見ると、上手く出来ていますよね。小説にも良い“お勉強”になります。ただ、やっぱり“漫画だな”って思うのは、突っ込み所満載の作品が多いです。でも“画像”ってすごく“説得力”があるんですよね。
『百聞は一見にしかず』って言いますけど、言い得て妙ですね。“画像には矛盾を抑え込む力”がありますね。たぶん、それは“文章”が“論理”のフィルターを通ってしまうのに対して、“画像”はより直接的だからなのではないでしょうか。つまり、“文章”は一旦“左脳”を経由して“右脳”にまわり“イメージ化”されるのに対して、“画像”は直で“右脳”に訴えかけて来る。理性による“判断”は後からで、ここで初めて“突っ込み”が入る。てな訳の分らん事を妄想したりしております。
ＳＤＳーＰＡＧＥは、古い手法（１９６４年にデイビスとオーンスタインにより導入された）ですが、特に、生命科学や化学には欠かせない大変重要な“基本的技術”ですよね。
その後の「免染」も大切なので、学生さんたちには頑張って“自分のモノ”にして欲しいですね。こういうデーターに積み重ねが、“意外な発見”につながったりするのですから、気合いを入れて欲しいですね。
まあ、確かに、先生が仰るように“失敗”も“スキル”を上げる良いきっかけなんである意味良いことなのだと思いますが、それは学生さんたちが、遊び半分ではなくて、御自分のことと肝に銘じて、“真剣に失敗”の原因を理解しようとする姿勢があっての事ですね。なんの意識もなく、ただ授業だからと言って、のんべんだらり（一寸表現はきついですけど）とやってたら、（一寸キツイですが）１００年経っても進歩はないですね。
先生の教え子さんたちですから、きっと、先生の御指導の下で、きっとそういう“意識”を持ってくれることだろうと、期待しております。
投稿: 阿頼王 | 2008年4月22日 (火) 06時44分
阿頼王さん
うちもハリポタとジブリの作品は必ず見に行きます。ＤＶＤも買ってしまいます。やはりいいものは見てしまいますよね。
実験のほうは、確かに意識をもってやらないと意味がないんですよね。何も考えないで失敗しても何にもならないし、そういう実験はやっても無駄なんですよね。実験前に方法を確認して、実験結果も予想して、実習では、予想通りなるかもしれないけど、本当の研究では、予想通りにならなかったところが面白いところになります。場合によっては大発見につながるかもしれないです。そういう実験の意識を持つといいのですが。
投稿: | 2008年4月22日 (火) 23時04分