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2008年4月14日 (月)

本格的な実習はじまる。

 本日は、午前中、科学英語の講義を行い、お昼を食べる暇もなく、実習になだれ込みました。今日から生化学実習も本格的になり、2つの実験を50人ずつ分けて行うというかなりきつい内容です。実験器具の関係と、なるべく多くの人が経験できるように1チーム4人で組んでいるので、ある実験は50人くらいの人数がマックスです。今日は細胞分画とゲルろ過クロマトグラフィーを行いました。
 細胞分画のほうはトリの肝臓を使い、核やミトコンドリアを分けるというものです。遠心機が実習室においていなかったので、他の研究室に移動したりと、学生をコントロールするのが大変でした。(S先生ご協力有難うございました。) その間は、別のグループの実験も走っているわけで状況を把握するのも大変です。ただ、学生さんのほうも今回の専門実験は、かなりやる気を見せているので、予想以上に動きがよく、予定時間内に終わり一安心です。この調子で明日以降も進むといいのですが。

 神戸大学のほうで遺伝子組換え実験がらみで問題があったようですね。それの影響で、神戸大学では関連実験ができなくなっているとか。ほとんどの分子生物学系の研究室では大腸菌などを使っているので、こういうことが起きるとほんと困ってしまいますよね。
 今度、我々も遺伝子工学実験を行うので、きっちりとした実験マナーを教育しなければならないです。
 

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コメント

松原先生 おはようございます。
すごいですね~。先生お一人で、50人の指導教育ですか! 手伝ってくれる先生が居たとしても大変ですね。あまり無理をなさらないように(と言っても難しいでしょうけど……)して下さいね。
こういう基礎レベルの操作は、将来の研究者にとっては“一生モノ”になることだと思います。そういう意味では、学生さんたちには、きっちりと身に付けて欲しいですね。

神戸大学の問題は、
「遺伝子組み換え実験に使った大腸菌などを違法に廃棄していたとされる問題」
なんですね。確かに、遺伝子組み換えした“生物”は概ねは死滅するでしょうけど、中には“生き残って増殖する種”が居るかもしれませんね。しかもその中には“病原性を持つもの”も発生するかもしれませんね。

確か「遺伝子組み換え実験ガイドライン」がありますよね。1975年に行われたアシロマ会議での内容を受けて、各国で作成された遺伝子組換え実験に関するガイドラインで、日本では2003年からカルタヘナ法に基づいて文部科学省・環境省により運用されることとなっていますよね。多分「遺伝子組換え生物等規正法」の第二種使用等の法第2条第6項、規則第4条に該当するのだと思います。
この中の「環境中への遺伝子組換え生物等の拡散を防止しつつ行う使用等」にひっかかってくるでしょうね。“実験室を用いる使用等”ですから該当しますね。

でもどうして、国立大学(今は独立行政法人?)の神戸大学で、そんな“ずさんな”実験管理がされていたのか……、そこまでモラルが低下しているのか、いわゆる現場で言う“慣れ”って言うやつなのか、そうだとしたら、もう一度、“顔を洗って”、責任者はきっちりと法的に処分して、出直して欲しいですね。コンプライアンスは徹底して欲しいです。(いずこの業界でも同じですけど)こんないい加減な事をするから、国民が疑惑がを抱き、信頼を失う事を肝に銘じて欲しいですね。

投稿: 阿頼王 | 2008年4月15日 (火) 08時30分

阿頼王さん

実習のほうは大変ですが、これも教育経験としてはかなり力がつきますのでがんばります。
神戸大の遺伝子実験の問題は本当にモラルの問題であると思います。有名研究室でさえそのようなモラルで行われていたということなので、そのあたりは関係者は猛省しなければなりません。こういうのは大学に限らず、会社でもそうですよね。コンプライアンス遵守ってほんと大事ですよね。

投稿: Mamoru Matsubara | 2008年4月15日 (火) 20時53分

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