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2008年5月30日 (金)

明日の運動会は雨か。水着問題

  今週はひたすら遺伝子化学の実習のテキストを作っております。なんとか今週中にはと思っていたのですが。来週からは予備実験もしなければなりません。時間が経つのが本当に早いです。

 明日は、娘の小学校の運動会があるので名古屋に帰ってきました。どうも天気は雨のようです。開始も15分早くしているようですが、朝早くから雨が降ってしまったら無理でしょう。予備日は水曜日ということらしいので、明日雨が降らないのをひたすら祈るしかありません。

 オリンピック競泳の水着のほうも今日が国内3メーカーの新水着の提出期限ということで、水泳協会に対してプレゼンテーションがあったようです。この3週間くらい、関係者の人は寝る暇もなく研究していたのでしょうね。結局はスピード社の水着に翻弄された形になってしまっています。とにかく、選手が着たい水着を着れば良いのかと思いますが。結果として本人にとってベストタイムがでればいいわけです。負けた時に水着のせいだったからというのだけはやめてもらいたいです。マスコミも水着だけを話題にするのではなく選手自身に焦点をあててもらいたいです。

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コメント

松原先生へ

『遺伝子化学』って、あまり聞きなれない学術分野ですが、分子生物学の中の一分野と考えていいのでしょうか? 遺伝子の分子構造とかを化学的に解析するのでしょうか。遺伝子コードはA・G・C・Tで出来ていますが、これが変異すると色んな病気とか発病しますよね。“癌”とか“クロイツエル・ヤコブ病”とか……。
DNAコードは紫外線や化学物質とか、その他様々な要因で“コピーミス”を起こしますが、修復機能もあるんですよね。ただ、どのようにして修復機能が働いて修復されるのかは良く解っていないようですけど……。
遺伝子化学の実験って、具体的にはどのような実験をされるのか興味あります。

今日は、お天気、こちらの方は小雨がぱらついていましたが、お嬢さんの運動会はどうだったのでしょうか? 無事行われたのでしょうか? うちも下の子が野外学習でお泊りで行っております。今日は雨が降ると、野外学習の中で一番やりたがっていた“ボート”が出来なくなるので、「雨にならないように」って言ってましたけど、小雨の中でやったのか、中止になったのか、明日帰ってきたら聞いてみます。

スピード社の水着、今すごく話題になっていますね。今度の素材は水を吸わない(吸いにくい?)。それで、水着が吸っていた水の分、身体が軽くなるので、今までの水着を着なれていた選手にすると“身体が浮いた”ように感じるらしいですね。国際水連(FINA)の規定では「浮力や推進力を与える用具」の使用を禁じているそうですが、スピード社の水着は“白判定”のようです。マルクレスク事務局長は「(スピード社製品は)浮力への問題がある」との見解を示していましたが、そう言われれば、水着の体積分の水を押しのける訳ですから、水着の比重が1より小さければ、浮力を与えている事になりますよね。

しかし、このスピード社、調べてみるとすごいですよ。スピード社は『1910年にオーストラリアに移民したスコットランド人、アレキサンダー・マックレイという若いスコットランド人によって創設。下着製造会社「マックレイ・ホーザリーマニュファクチャラー」としてスタート。』したんですけど、その後水着も作り始め、1920年代に水泳がスポーツとして受け入れられるようになると、『動きやすさを追求しより早く泳ぐことが出来る、クラッシックタイプの競泳スイムスーツ”レーサーバック”を発表。
”Speedo on in your Speedos”というスローガンのもと、1928年に「SPEEDO®」の名前が誕生した』そうで、それからのスピード社の快進撃はすごいです。『1932年のロスアンゼルスオリンピックでは、オーストラリア人のClaire Dennisが、200m平泳ぎで金メダルを獲得した。しかし、彼女が着用していたSPEEDOの水着は肩の露出が多すぎるという理由で物議を醸したほどであった』そうですが、ここからが本領発揮です。『1956年のメルボルンオリンピックにおいて、SPEEDOがスポンサーシップを努めたオーストラリアチームが8つもの金メダルを獲得』『1968年のメキシコオリンピックでは、29人の金メダリストのうち27人がスピードの水着を着用というすばらしい成績をおさめた。加えて、23個の世界記録のうち22個がスピード着用選手によってもたらされた』さらに『1972年、ミュンヘンオリンピックでは、驚くべきことに、世界記録22個のうち21個が、スピードブランドを着用したスイマーたちによって塗り替えられた』というものです。
スピード社の歴史は水泳記録の歴史と言っても過言ではないですね。
しかし、オーストラリアと言ったら思い浮かべる、かのイアン・ソープ選手は“丸首長袖全身型水着”が国際水連(FINA)の規定にひっかかるのではと言う物議をかもした事もありましたが、あれは『アディダス・エキップメントボディースーツ』と言う水着で、アディダスのモノですね。スピード社のモノではなかったようです。

投稿: 阿頼王 | 2008年5月31日 (土) 19時38分

阿頼王さん

遺伝子化学の実習は名前こそ化学ですが、遺伝子工学の実習で、大腸菌へのプラスミドの形質転換や、制限酵素でDNAを切ったりとか、つけたりとか、PCRとか、配列解析や、大腸菌でタンパク質を発現したりとかと遺伝子工学の基本を教えます。いろいろとプロトコールを書くのが大変です。

スピード社はかなりの歴史がある会社なのですね。競技用の水着の開発競争などを手がけるというのも夢がある仕事ですよね。自分たちの開発したものにより、水泳の歴史が変わっていくのですから。

投稿: Mamoru Matsubara | 2008年6月 1日 (日) 01時05分

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