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2008年6月 4日 (水)

バイオベンチャーの方々。

 今日も一日バタバタしておりました。午前中は、桂に研究所を構えているバイオベンチャー企業であるPFの研究開発に携わる20人近くの社員のかたが学部の施設見学に来ました。急遽F先生に頼まれて、社員の方に様々な理化学機器、特に生物系の機器について説明しておりました。今後、機器の使用や共同研究などで発展していくかもしれません。お昼は学内の食堂で社員の方々と食事も。私自身も以前はバイオベンチャーにいたこともあり、お互い様々な話題で盛り上がりました。世間は狭いもので、お互いが知っている人がいたりと、ちょっとしたところでつながりがあったりするものです。機会があったら今度はPFの研究所にも来てくださいとのことだったので楽しみです。
 昼からは、科学英語の中間試験の再試で、月曜日に試験を受けれなかった学生さんを自分の部屋で試験させていました。今日も休んだ学生さんもいたので困っておりますが。
 その後、実験スタッフの方と再来週から始まる実習の打ち合わせを。ドラフトバージョンのテキストで概略を説明しておりました。まだまだつめなければなりません。
 夜は、DNAワークを。久しぶりだったので、なんとなく実験する手つきが今ひとつでした。なんやかんやで24時近くになってしまいました。

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コメント

松原先生 おはようございます。
あいかわらずのお忙しさのようで、せめて週に1日だけは「ゆっくりする日」をつくって頂きたいですが、なかなかのご様子ですね。

バイオベンチャー企業の方々、お互いに刺激になりますね。まさに『友遠方より来る有り、また楽しからずや』ですね。でも、考えて見れば、日本って、酒造業とか、納豆とか、昔っから“バイオ”の素地ってありますよね。一時、元琉球大学の比嘉教授がEM菌で一世を風靡した感がありましたが、あれって、「有用微生物群」の略で、色々な“ブレンド”があるようですね。今は、“菌”自体を操作しちゃう時代になってますものね。
EM菌と言えば、最後(?)の方は、「飲めば癌でも治る」とか、ちょっとオカルト的になってしまったような気がしました。

今、一つ問題になっている産業廃棄物ですが、この間は、業界の複雑さがあって、あまり関わらない方が良いと言ったのですけど、

どこの自治体も(昔から)「下水汚泥の処分」に苦慮しています。現在は、殆どが焼却炉によって焼却処分(重油や都市ガス、一部嫌気菌によって汚泥自体を発酵させて、メタンガスを発生させそれを使っています)です。この処分(最終処分も含めて)には巨額の投資が行われています。また、CO2の発生源であり、汚泥焼却処理だけで処理場の1/3~1/2のエネルギー消費をしており、大(中?)規模処理場は『省エネ法』の対象施設になっています。この“下水汚泥”もう“やっかいもの”以外の何物でもありませんね(臭気問題は常時、ひどい場合は酸欠問題があります)。もちろんそれで、いろんな“業界”や“政治家”“官僚”と言った、いわゆる「政管財」のトライアングルは非常な“利益”をあげているのでしょうけど。「政官財」のトライアングルの“利益”は、国民の“不利益”と言っても過言ではないと思います。

現場では、もちろんこれらの“有効利用”を模索し続けているのでしょうが、プラントのイニシヤルコスト(特にイニシャルコストは「国の補助事業」で、業者(?)の儲け幅が大きすぎてもう“噴飯モノ”です)、維持管理コストが高すぎて、採算なんて到底とれるものではありません。メタンガスを発生させる“消化槽”(巨大な卵型をしています。多分パテントはドイツだったと思います)というモノも難物で、上手くメタンガスを生成するのも難しいようです(まあ、炉の排熱を利用して適当に運転していればそれなりにメタンガスは発生しますが……)。それと、メタンガスはやはり洗浄処理などを行って、純度を高めても“火力”が低いのが難点で、結局、巨額のプラントは一体誰のためのプラントなのかと言うのが現状です。もしも、新たな“バイオテクノロジー”で、より有効に、安価で“下水汚泥”が処理出来れば、財政負担(結局は“税金”)が軽くなります(それに“CO2や環境負荷も)。但し、それを喜ばない人々は大勢居ると思いますケド。
ただ、下水汚泥の組成は“脱水ケーキ”と呼ばれる状態で、水分が80%、有機分16%、無機分4%と言ったところです。脱水処理によっては含水率はもっと下げる事が出来ます(上手くやれば60%台で運転出来ると思います)が、プラントによっては80%の含水率がないと、汚泥をポンプ圧送出来ないようなプラントもあります。わたしはこういうプラント自体が“間違い”だと思っています。なぜなら、水分の処理エネルギーだけでものすごく不経済だからです。

まあ、これは例えばの“バイオチャンス”と考えて下さい。実際、某S社では、かなり以前に、小規模処理場だと思いますが『汚泥の発生しない下水処理』を作られたようですが、あれ以来“噂”も聞いていません。実際、汚泥は発生して貰わなくては、次の水処理(微生物の増殖過程で、汚水中の有機分を取りこんで増殖する)が出来ませんから、汚泥が発生しないのも困りますが、中身を知らないので何とも言えませんが、上手く使えば、汚泥の減量化に使えるのではと思っていました。

科学英語の再試験にも出てこられない学生さんが居るのですね!! 余程体調が悪いのか、もうやる気が無いのかは解りませんが、それは“カウンセリング”モノですね。

兎に角、身体が一番です。今の先生に言うのは酷かも知れませんが、少しは息抜きをして、ストレス解消して下さい。その方がきっと“効率”も上がると思います。くれぐれも御身体には気を付けてくださいね。

と、またいつものように“長話”になってしまいました。いつも済みません。

投稿: 阿頼王 | 2008年6月 5日 (木) 07時16分

阿頼王さん

こちらのほうはなんとか息抜きしながらやっております。倒れない程度にがんばりたいと思っています。
 汚泥処理についていろんなこと教えていただき、勉強になりました。こういう処理に関してもまだまだいろんな問題があるし、逆にうまく技術を導入してやれば、解決できるところもたくさんあるようですね。ただ、産業廃棄物のところでもそうでしたが、既存業者の壁だとか、官との関係などややこしいかつ矛盾だらけのところがいっぱいあるので、新しい技術を開発したとしても、それを新事業にもっていくというのはいろんな制約があって難しいのでしょうね。

投稿: Mamoru Matsubara | 2008年6月 7日 (土) 02時11分

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