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2008年6月14日 (土)

怒涛の一週間

 今週は、怒涛の一週間でした。連日、夜遅くまで遺伝子化学実験の予備実験をしておりました。ある遺伝子をサブクローニングする実験では、久しぶりのライゲーションがすんなりといかず、ようやく一昨日成功し、ようやくDNAのシークエンシング解析とタンパク質の発現に持っていけるということで、やれやれです。なんとか、来週の火曜日から始まる実習と平行しながら、後半に行うこれらの実験のプロトコールは書けそうです。少しめどが立ったので、今日は夕方、久しぶりに名古屋に帰ってきました。重要な郵便物は溜まっているし、新聞も2週間分チェックするのは大変ですが、今日中になんとか見ました。実にいろんなニュースがあったのだと知りました。
 ここ最近の中日新聞は、環境がらみの記事が増えています。2010年に、生物多様性条約第10回締約国際会議(COP10)が名古屋で開催されることになったということもあるのかもしれません。

 明日は、少しゆっくりして来週からの実習に備えます。

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コメント

松原先生 おはようございます。
なかなかゆっくりとした時間を持つことができないようですね。
わたしも社内講師、何度かやった事ありますが、一人の人の1時間は1時間ですが、大勢の人の一時間は、例えば50人なら五〇時間、100人なら百時間も、貴重な時間を頂く訳ですから、こちらとしても、その“準備”にかなりの時間と労力を使って、「無駄な時間ではなかった」と思って貰いたいので、配布資料等、結構“力”を入れて作成した記憶があります。
でも、それだけやって、受講者が“暇つぶし”感覚で来られると、正直、こちらの“パワー”も減退してしまいますよね。反対も正なりで、熱心な受講者が居ると、ますます“自分の出来るだけの情報をつたえてやろう!”って気になりますね。

今回はかなり先生の御専門分野の“専門用語”が目立ちますね。素人なりに解釈し直すと、

ある遺伝子のクローンのクローン(コピーのコピー)を作成【サブクローン】し、それを酵素(DNAリカーゼ)で張り合わせ【ライゲーション】、今だったら多分主流のキャピラリー電気泳動法で、多分蛍光標識をつかってDNA解析【シークエンシング解析】をされたのだと思います。この“新しい”DNAを使って、タンパク質を作成する訳ですね。間違っていたら御教授下さい。

ちょっと、素人として疑問に思ったのは、ライゲーションの時に、二本の遺伝子の片割れを作成すると、三種類の遺伝子の片割れが出来ると思うのですけど(プラスミドのような環状遺伝子の場合は二種類)、もちろん、どのくっつき方をしたのかは、シークエンシング解析で解る訳ですが、もしも、「この接合タイプが欲しい」となった時、その接合タイプのDNAだけを取り出す方法って、確立されてるのでしょうか? それと実験の時は三種類のタンパク質合成を行われるのでしょうか? ひょっとしたら、全くピントがズレた質問になっているかも知れませんが、その時は御容赦下さい。

ところで、話は変わりますが、国立感染症研究所の岡田春江氏は、「日本は国際的に最高レベルのワクチン作成技術を持っている」(のにも関わらず、プレパンデミック・ワクチンを1000万人分しか作らないし、パンデミックが起きた時にもアメリカは半年で、カナダは四ヶ月で、全国民分のワクチンを作成し接種する体制を確立している。それに比べて技術レベルは世界最高水準にある日本は一年かかると言っている事に憤慨されてました。)現代のワクチン作成は、遺伝子操作によって、ウイルスを弱毒化するそうですが、もちろんワクチンの作成過程で感染が起こらないような施設が必要な訳ですが、なぜ、世界最高水準にある日本がワクチン作成に一年もかかるのでしょうか。それは「政治的判断」(つまりは“財政的・政策的問題”)だけなんでしょうか? 岡田さんは「日本は「歴史的に疫病にさらされてきた度合が欧米諸国と違っており、それが“疫病”に対する危機管理の在り方の違いになって表れているのではないか」とある著書(シュミレーション小説)で、ある人の口を使って語らせています。

最近、またCO2問題を含めた環境問題で、国際間の活動が盛んですね。結局は、先進国だけではこの問題の解決には程遠いです。エネルギー使用量の伸びが著しい、中国、インドなどの国々を交えて、問題解決することは喫緊の課題だと思います。そういう意味では、こう言う国際的な論議が活発化することはわたしは歓迎です。

投稿: 阿頼王 | 2008年6月15日 (日) 07時46分

阿頼王さん

阿頼王さんがおっしゃっているのは、おそらく制限酵素で切断して、その切断した間に、ある遺伝子を入れた場合に、本当にその遺伝子が間違いなく入ったということを、DNAの塩基配列を読む前にどのように知ることができるかということだと思います。それは、例えば、その遺伝子あるいは、ベクタのプライマーを使ってPCRを行えば、遺伝子が入った分だけ増幅されるので、入ったかどうかが分かります。ですので今回も配列を読む前に、コロニーPCRといって、どのプラスミドのコロニーに遺伝子が入っているかどうかをPCRでチェックしています。当たったものについてシークエンシングする予定でいます。
インフルエンザのワクチンに対する政策については、本当に欧米とは温度差があるようですね。アメリカでは、ある製薬企業が政府の援助を受けて、ワクチンの巨大工場を建設しているというのに。日本の厚生労働省の意識は相変わらず駄目ですよね。

投稿: Mamoru Matsubara | 2008年6月15日 (日) 14時53分

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