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2008年7月 9日 (水)

DNAシシークエンシング、サミットの意味

 実習のほうもあと4日、実験自体はあと2日となりました。昨日は、今回作製したEGFP遺伝子の入ったプラスミドのDNAシークエンシングを行い、26班分の結果が今日出ていました。概ねうまく読まれており、中にはほぼORF領域全体が読まれていた班もありました。思ったより学生さんの腕が良かったのでしょう。一方で、うまくいかなかった班もあり、どこかで問題があったということになります。
 明日からは、大腸菌で発現させたタンパク質の精製ということで、もうひとふんばりです。

 北海道の洞爺湖ではサミットが行われているようですが、なかなか環境政策では思うどおりいかないようですね。アメリカのみならずインドや中国のCO2削減を具体的な合意事項にするのは難しいのでしょう。本当に玉虫色の表現で、現実的でない声明のようです。もはやサミットというのは、先進国のトップの懇親会のようなもので、本当にこの会議で国際社会に影響力のある方策を得ることができるのか疑問に思ってしまいます。
 日本としてはとりあえず安全に何事もなく開催できたというのが本音ではないでしょうか。

 

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コメント

松原先生 おはようございます。
先生の御指導(&影の努力)が、良い形になって表れて来たようでよかっあですね。
努力に見合った“結果”が出るのは気持ちが良いですものね。
うまく行かなかった“班”も無意味では無いですよね。

「失敗の中に成功あり」

で、むしろ、そこで、「何故、上手く行かなかったのだろう」って、立ち止まって、考える事が出来ますものね。学生さんの“実験レベル”はまあ、ないでしょうけど、先生レベルの研究実験なら、『新たな発見』に結び付く事もありますよね。Scienceの進歩の過程にはよくあることですよね。何度やっても、思ったような(想定したような)結果が出ない、「何故か?」。そこで、『発想の転換』が起こって、実は、想定自体が間違っていた(というか、『未知』だった)。そして、それが、新たな発見に結び付く。
先端科学・技術ではこういうパターン多いですね。江崎玲於奈博士の『トンネル効果』も、半導体の“純度”を追及していた時は(“純度”の問題だと想定していた)上手くいかなくて、ある意味、失敗して、『混ざりもの』が入った時に、“トンネル効果”が表れて『大発見』に至ったとか……。

サミットは本当に、どれ位意味があるのですかね。なんか、国の代表として出席する、『名誉会合』になってしまっているような。巨額のお金を出して行う“セレモニー”のような感じですね。
現状、真の意味での『世界政府』って無いですから。国連で決議しても、自国に帰って“批准”しなければ、何の拘束力もないですからね。
なんか、サミットって、“勲章”みたいな感じですね。

基本的に、『国家の事は国家が決める』というのは、現状、賛成ですけど、より大きな観点(地球規模・世界規模)で、決定すべきことは、例えば『新・国連』でも作って、そこに“権限”を委任して、そこで議論を尽くして、「決定したことには、各国に対して“強制力”(ペナルティ規定を設ける)を持たす」位の事をする必要に迫られていると思います。

地球温暖化の問題もそうですけど、例えば“パンデミック”が発生した時には、各国が協調して、どうやって“被害規模を最低限に抑えるか”の議論を、専門家・有識者を入れて、具体的に『世界パンデミック・マニュアル』(もちろん“マニュアル”が全てでは無く、想定した多くのシナリオからズレた場合は、柔軟に、素早く対応を適切に修正する)を決めて、例えば、(貧困等で)パンデミックに対する「事前措置」が取れない国に対して、各国はどのように事前・パンデミック中・事後の「援助体制」が取れるのか、また、果たして、先進諸国と言えども、実際に“パンデミック”が生じた時に、応援体制自体が取れるのか。まず“生命”その後、“食糧”“エネルギー確保””流通の確保”、パンデミック後の(労働人口の減少)を補うための経済復興まで、色々と、議論し、(ある程度の)“拘束力”のある“国際規定(条約)”を作っておくとかは、喫緊の課題だと思いますが……。

投稿: 阿頼王 | 2008年7月10日 (木) 06時37分

阿頼王さん

『名誉会合』ですか。まさにそのような言葉がぴったりの会議ですよね。あのサミットにもお金は相当使われていますしね。発展途上国で食糧に苦しんでいるヒトがたくさんいるというのに。メディアセンターでも30億円するらしいです。

あの会議での強制力が無いというのが問題ですよね。結局は、それぞれの国の問題になってしまいます。グローバルに起こる問題は国際レベルでの拘束性のある規定を作るのが本当に今後の世界では大事になってきますよね。

投稿: Mamoru Matsubara | 2008年7月10日 (木) 20時47分

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