実習終了、漁業も大変
今日でようやく実習も終わりました。最終日は、生化学の実習の時でも行った発表会を行いました。各テーマについて8分くらいでプレゼンしてもらいました。26班やるのに4時間ほどかかったのでお互い大変ではありましたが、そこから学ぶことも多いので良かったのではと思います。ただ、やはり後半はさすがに私も含めて集中力がなくなってきているのは否めないので、もう少し効率いいやり方を考えなければならないかとも思います。来年の課題でしょう。
石油の値上がりで、今日は漁業関連の出航が全国でストップしたということです。1年前の3倍のコストアップということらしいので、本当にこの業界で働く人にとっては死活問題です。このまま燃料代が更に高くなると日本の漁業は壊滅状態になるかもしれません。そういう意味で資源のない国の弱さが出てきてしまいます。このまま、景気後退になっていくのでは。
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コメント
松原先生 おはようございます。
やっぱり、26班も発表すると、時間がかかりますね~。4時間ですか! 1班あたり9分14秒弱ですね。交代時間を考えると、スムーズに行われていますけど、さすがに4時間は人間、集中力は続きませんよね。いい方法があれば良いですね(でも物理的に考えると、そういう効率の良い方法は難しいですね)。
でも、学生さんが皆の前で“発表”する事に意義があるのなら、毎回、班の発表者が変わるようにして(内気な学生さんは前に出たがらない人も居るでしょうから)卒業までには全員が一度は前に出て“発表”するようにした方がいいですよね。と言うか、もう多分、そのようにされていると思いますけど。
いずれ、“卒研”の発表の時は、教授陣の前で、発表して、質問にも答えなければならないのでしょうけどね。
日本の“漁業”、大変な事になってますね。元々は原油高への抗議ストライキですね。勿論、原油高騰分を、消費者に負わせればいいのでしょうけど、そうなると、輸入モノが幅を利かせるでしょうね。
経済は、色々な要素が絡み合っていますから、一筋縄では行きませんね。
今回の石油高騰は、世界経済の“不安定要素”が集中している事(アメリカの“サブプライム。日本の財政債務問題。中国の急激な発展=急激な“石油需要の増加”と、経済のアンバランス=軍事優先の財政、等々)と、石油供給ラインの不安定要素(①中東情勢の不安定 ②アメリカの石油精製設備のダメージからの回復の遅れ)
そして、何より“行き場を失った巨額の投機マネー”が石油、穀物を“投機対象”として流れ込んでいる事があるのだと思います。ここにさらに日本ではその上に“異常なレベルでの課税”があると思います(残念ですが、日本の財政状況は客観的に見て末期症状です。しかも今尚、「どうせダメなら行くところまでいってしまえ」派がドンと勢力を持って居て、イケドンでやってます。彼らは「これで景気が回復して、債務も返せる」とホントうに考えているのか、「その時は、逃げればいい」と考えているのかは、わたしには理解できません)。
今、資本主義はずーっと“メイン・エンジン”だった“アメリカ”がおかしくなっている事に端を発しているのだと思います。そういう意味で、
「アメリカの覇権の終焉、と次の覇権を担う国の不在」
が問題なのではないでしょうか。
人類は、今、未曾有の“危機的な時”を迎えているのかも知れません。『世界経済の不安』『地球の異常気象(あえて「地球温暖化」と単純化しては言いません)』『パンデミック』等々。
ある意味、『パンデミック』などは、“地球からの強烈な警告”なのかも、と思ってしまいます。
ただ、穿った見方をすれば、「それを望んでいる“勢力”がいるのでは」と言う事です。その“勢力”はこういう出来事に拍車をかけて、益々、自らの“富”を増やしているような気がします。
世界経済を救うのは、シュムペーターが喝破したように“イノベーション”しか無いと思っています。先生の御専門の分野で言えば、例えばですが、「水」「海水」を「酸素」と「水素」に分離するような“バクテリア”を遺伝子操作によって創り、“水素エンジン”で動く機関を造るとかです。
この間、テレビをたまたまみていたら、興味深い「特集」をやってました。それはズバリ“CAS冷凍”。この技術を使って冷凍保存すれば、2年前の“生ガキ”が解凍するだけで、「捕れたての生ガキ」状態で食べる事が出来ます。人類は「新しい保存技術」を手に入れたと言えるのではないでしょうか。この新技術の応用範囲は広く“医療”にも応用が利くそうです。生きた細胞を壊すこと無く、長期保存出来るので、例えば“移植臓器”の長期保存も可能とか。確か“実験動物レベル”ではもう成功したとか言ってたと思います。
投稿: 阿頼王 | 2008年7月17日 (木) 08時41分
阿頼王さん
最近の石油高騰の流れは、それを操作する一部の投資家によるものでしょうが、そのことによってどれだけ世界が困惑しているかを考えてもらいたいです。結局は、そういう経済システムがどんどん世界危機を誘導しているわけで許せないです。
世界経済を救うのがイノベーションであればいいのですが。一方で、イノベーションをなくして、人の価値観を資本主義経済の価値観から変えてしまうというのも一つの方法なのではと思いますが、それはなかなか無理でしょうね。
阿頼王さんに紹介していただいた技術面白そうですね。それについて少し勉強してみます。
投稿: Mamoru Matsubara | 2008年7月17日 (木) 23時31分