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2008年7月30日 (水)

レポート採点、北京オリンピックは間近

 試験の採点が終わったと思いきや、今度は1回生のバイオ環境概論のレポート採点がありました。昨年よりも多い40人ほどの学生が私の講義に対して書いてきたので、1枚1枚にコメントをつけて点数をつけておりました。読みやすいもの、読みにくいもの様々です。相変わらず、ネット情報そのままを貼り付けているものもあります。講義のときに、そういうレポートはすぐにバレルと言ったのですが、懲りない人はいるものです。逆に自分の言葉でしっかりと書けている学生さんもいるので、そのような質の高いレポートを見るとうれしくなります。

 北京オリンピックも知らぬ間に開幕近くになってきました。ソウルオリンピックの時はオリンピックツアーは人気があったようですが、今回の北京オリンピックのツアーは人気が無いようです。さすがにテロの危険性、食品衛生の問題などもあって、少し中国に対してネガティブになっているのかもしれませんね。テレビも大きい液晶画面で臨場感もって見ることのできる時代になっていますので、わざわざ生で見なくてもというのもあるのでしょう。
いずれにしても中国にとっては失敗の許されないイベントです。各国のマスコミもたくさん入ってくるので、これまでのような中国独自の報道規制もできないので、ありのままの中国が世界に発信されるというのも見所です。
 

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コメント

松原先生 おはようございます。
なかなかお身体が空くことがありませんね。先生も先生御自身の研究をする時間が欲しいですよね。
大学ももう少し考えて欲しいですね。
最近は、少子化で、どこの学校も学生獲得のためにオープン・キャンパスなんかの“宣伝”業務も増え、それも先生方の負担を増やしていますね。
うちのお姉ちゃんも、色々と、大学から専門学校まで、「お誘い」があって、色々と見て回らせて頂いております(まだ高2)。確かに、色々と参考になっているようですけど、それで“最先端科学の先生方の貴重な時間を使っている”と思うと、なんか“国家的損失”のような気がします。

>相変わらず、ネット情報そのままを貼り付けているものもあります。講義のときに、そういうレポートはすぐにバレルと言ったのですが、懲りない人はいるものです。逆に自分の言葉でしっかりと書けている学生さんもいるので、そのような質の高いレポートを見るとうれしくなります。

自分の言葉で書けていない生徒さんは、結局“自分が損をしている”って事の自覚が足らないと言う気がしますね。親御さんが頑張って、自分のために授業料を払ってくれており、しかも、自分がが“まさにこれからの技術である生命科学を学習しているのだ”“これは一生ものの自分の財産になるのだという意識を持って欲しいですね。
「何が何でも、自分のモノにして見せるぞ!」
って心意気が欲しいですね。これがまた『土木技術』なんかのレトロ技術の学習なら、わたしもそれ程思いませんけどね(まあ、幾らレトロと言っても、それなりに技術進歩はしているのでしょうけど、なんか日本の土木・建築は、官と繋がっていて、国際競争力を持つ新技術の開発なんて無理(と言うか、どうでも良い)ような気がします。土木工学と言うよりは“土建屋”ですね。世界には“ベクテル”なんかの国際競争力(国際政治力か?)を持った巨大企業もある訳ですけどね。

それに引き換え、自分の言葉でレポートを書いている人は、自分の中で、最先端技術を学ぼうと言う、前向きの“意欲”が感じられますね。

北京オリンピック、もう一つ盛り上がりに欠けているように感じるのは、先生も同様なんですね。
オリンピックも裏は色々とあるでしょうけど、基本は“国民の祭典”ですよね。実質、中国は「これを機に、さらに今後の万博などのイベントで、国家のインフラを整備し、さらなるステップアップを考えているようです」が、“基本理念”が間違っている気がしますね。

これは故鄧小平が「富める者から富めばいい」と言うことばから発しているようですけど、それは国民に“均等の機会”を与えると言う前提の下で成り立つ論理ですよね。
でも中国当局は、都市部だけを“経済特区”“産業特区”にして、一部地域の人間だけに“豊かになる機会”を与え、大多数を占める田舎の国民は“共産党的独裁権力”で、これらの人々の「幸せになる(何も経済力だけが人間の幸せとは言いませんけど)権利を剝脱して」いますね。そして、現在の経済成長を“国民の生活・福祉”政策よりも“軍事拡張”政策に、莫大なお金を回している。

中国共産党はこの路線で行こうと考えているようですが、まず、国内の“不公平感”の圧力はどんどん増していくでしょうね、それを中国は“強権”で抑え込み続けるのでしょうか? また「天安門事件」のような事が起きてくるのでは無いでしょうか。理不尽な差別は凄い社会的圧力となって、現政権を揺さぶる可能性がありますね。これを機会に、中国の農民は「世界に訴える」かも知れませんね。もちろん、当局は“弾圧”するでしょうけど、その“弾圧”自体が報道されちゃいますから、中国当局も、むやみやたらに“弾圧”も出来ないでしょうね。

オリンピックよりも、そちらの方が“面白い”(と言っては不謹慎かもしれませんけど)かも知れませんね。

しかし、わたしのブログでもふれましたけど、アングロ・サクソンの二枚舌、三枚舌は根っからのモノで、そんな中国を「一方で敵対的脅威」とみなしつつ、一方で「水面下で接近」ですからね。民主主義・資本主義の代理人のような顔をしている米国自体が、本当は“人権国家”ではなくて“差別国家”ですからね(アメリカではこれはタブー)。しかも、最近の世界的動向としては“貧富の二極化”がますます進んでいます(日本では“勝ち組”“負け組”)。グローバリズムと言う名のアメリカン・ルールは「金持ち優遇政策・貧富の二極化政策」ですよね。

投稿: 阿頼王 | 2008年7月31日 (木) 07時19分

阿頼王さん

日本では土木、建築技術というのは、かなり進歩しているというイメージがあるのですが、そうでもないのでしょうか。高層ビルやトンネル、橋の工事など相当なイノベーションがないと出来ないかと思います。

中国も農村と都市部での貧富の二極化がすごいようですね。世界的にそのような傾向になっているわけですが、とにかく富める者がどんどん富んでいく世界はほんと問題があると思うのですが。

投稿: Mamoru Matsubara | 2008年8月 1日 (金) 00時28分

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