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2008年7月20日 (日)

猛暑、タンパク質の結晶化

 うだるような暑さが続きます。少し外に出るだけで汗一杯になりますし。建物の中も、冷房をつけていない廊下は本当に暑いです。この猛暑は、本当にこの数年からのような気がします。

そんな中、3連休の中日にオープンキャンパスがありました。6月に続き本日もデモ実験を行いました。前回はDNAの抽出だったので、今回はタンパク質の結晶化にしました。準備した数よりも多くの高校生に来ていただいたので、急遽足りない分を用意したりとバタバタしておりましたが、おおむね好評だったのではないでしょうか。タンパク質の結晶自体はデモ時間内には出ないので、後日、研究室のHPにアップして生徒さんには見てもらうようにします。昨年もかなりの確率で結晶化していたので楽しみです。高校生の皆さんは今日初めてピペットマンを使い、いきなり5μlという少ない量をピペッティングしたわけですが、こちらが想像したよりは上手にできていました。
 オープンキャンパスが終了して早速名古屋に戻りました。明日は3連休の最終日ですが家庭サービスをしなければ。

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コメント

松原先生へ
本当に暑い日が続きますね。今年は特に“湿度”が高く、しかも、普通“梅雨”にはあたり前の“梅雨前線”が無いとかで、日本は、温帯気候から亜熱帯気候へ移行しつつあるのでしょうか?
兎に角、この湿気と暑さで、体力が消耗しますので、水分補給とパランスの取れた食事と、十分な睡眠(&家族の“愛情”?)に心がけられて、多忙な夏をぶっ飛ばす位の気持ちで、あまり無理せずに頑張ってください。

もう、あれから一年経つのですね。去年も確か『タンパク質の結晶化』されてましたよね。アミノ酸は結晶するのは知ってましたけど(「○の素」とか)、たんぱく質が結晶化するというのは知りませんでした。

『自然界には約10の11乗種類のタンパク質が存在すると見積もられていますが,その三次元構造が明らかになったタンパク質分子はまだほんの10^(3-4)種類しかない』そうですね。そして、『タンパク質分子の三次元構造を解析するための最も一般的な手法はX線構造解析法ですが,そのためには,まずタンパク質の良質な単結晶が必要となります.しかしながら,十分な解析を行い得るような良質のタンパク質単結晶を育成することはまだまだ困難』と言うのが現状のようですね。

人間が近代科学を構築して約300年、その間、Scienceは目覚しい進歩を遂げ、人類の“知的地平線”は広がりましたが、それでも“知の領域”はまだまだ、

「広大な自然と言う砂浜の砂粒を片手で一掬いもしただろうか」

という程度なのでしょうね。Scientistは、これからも“知の最前線”で、戦い続けるのでしょうね。

オープン・キャンパスの高校生の皆さんは、ピペットマン一つでも、“高校レベル”と“大学”“研究者”レベルの差が実感できたと思います。高校(専門外の大学)でもmℓ単位のピペットしか使った事が無いでしょうし、そのピペットも、精度は“目分量”ですから、それにμℓオーダーのピペットマン自体、「観た事も無い!」でしょうね。なんか、あれって、ピペットと言うより“注射器”に似ていますものね。

投稿: 阿頼王 | 2008年7月21日 (月) 14時23分

阿頼王さん

ほんと亜熱帯気候になってきていますよね。今後、生態系もかなり変わっていくのかもしれませんね。
高校生の皆さん方はいきなりピペットマンで大変だったかもしれませんが、これを機にこの自然科学の分野にでも興味をもってくれるといいと思います。生命科学にはまだまだ不思議なことが一杯ですので、そういうところに少しでも疑問をもって、それを解くのに挑戦したいと思ってくれれば最高です。

投稿: Mamoru Matsubara | 2008年7月22日 (火) 23時56分

> タンパク質の結晶自体はデモ時間内には出ないので

HamptonResearch社のカタログに
「15分で出来るリゾチーム結晶化」
てぇのがありますな。

http://www.hamptonresearch.com/support/Experiments.aspx

…もうご存知できたらご容赦を

投稿: 通りすがりのPXer | 2008年9月 8日 (月) 15時32分

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