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2008年8月20日 (水)

産婦人科医療の今後

   昨日、高校の先生方への研修は順調に行きました。早速、本日お礼のメールなども来ておりお互いにとって非常に良かったようです。京都新聞の丹波版にも記事がでておりました。昨日、記者さんが来られ、必死になって内容を把握されておりました。新聞記者さんとはいえ、理系の領域は専門用語が難しいようで、分かりやすく書くのは骨が折れるようです。
 TAをしてくれた3回生のO君、K君、2回生のM君も高校の先生からお褒めの言葉もいただいたようで自信になったようです。こちらとしてもしっかりと教育していると思われたので非常に良かったです。

 今日は、福島の産婦人科医の医療過誤の裁判判決があり無罪だったようです。この事件から、日本の産婦人科医療の環境がかなり厳しくなってしまったようなので、今回の判決は産婦人科医療界にとっては胸をなでおろす判決だったのかもしれません。だからといって、遺族のお気持ちを考えると複雑な気持ちだと思いますし、被告人自身も苦しいのに違いありません。おそらく医療には100%安心な手術というものはないでしょうし、今回のように何かあった場合に、しっかりと検証して医師側、患者側が納得できる状況にしていかないといけないのでしょう。それにしても、今後、まだまだ産婦人科医療は苦しい状況が続くと思います。産婦人科の一つもない市町村がますます増えていくのをなんとか食い止めなければならないです。

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コメント

松原先生 おはようございます。
高校の先生方への研修、好評でよかったですね。新聞にまでとりあげられたなんて、スゴイですね。
でも、本当に、高校の先生方、実際にバイオテクノロジーに触れて、体験されて“自信”になられたと思います。実際の授業でも、その体験は生かされることと思います。

応援の大学生さんも、良い経験を積まれましたね。
何より自信を持たれたのは先生御自身カモ^^
日頃の苦労が報われたって感じですかね。

日本の産婦人科の問題は、小児科の問題と共に、大きな問題ですよね。少子高齢化で、それらの科の医師になる人が減り、医療崩壊状態になりつつありますね。
国は、“少子高齢化対策”を立て、担当大臣まで置いたりしていますが、
「非常に無策」
と批判されても仕方ないのではないでしょうか。医師も人間ですから、インセンティブが少なければ、そこへ行こうと思う人は、当り前に減りますよね。だから、国はこれらの科の医師にインセンティブを与えれば、かなりこの問題は解消するはずです。その方法は、これらの科の“薬価”を特例的に上げ、診療補助を行えば良いと思います。これで、これらの科に行こうと思う医師が増えれば、医師一人ひとりの負担が軽減され、(過労死寸前の)医師の医療ミスは当然減少するでしょう。

以前、某T大学の“人口学”の先生のブログで、この問題がとりあげられていたので、上記のような意見を書かせてもらいました。

『「少子高齢化問題を言うのであれば、国は産まれた子供に対する“控除”や“援助”を増やすだけではなく、産科医や小児科医が減少している事に対する対策を取るべき」で、これら“少子化圧力”(と言う用語が有るのかどうか解りませんが)を取り除く政策を実施するべきではないでしょうか』

と言うような事を書かせて頂きました。その教授は「そう言う観点は非常に大事」と同意されていました。
それと“少子化圧力”という用語は現在、学術用語では“無い”そうですが、「意図内容から誤った使い方ではない」ので、同教授は、今後、その用語を「使わせて頂きます」と言われてました(本当に使われているのか否かは不明です)。当方は、「いくらでも使って下さい」と返事しておきました。もしこの“用語”がどこかで活字になっていたら、わたしは密かに微笑んでいると思います。

投稿: 阿頼王 | 2008年8月21日 (木) 07時57分

阿頼王さん

産婦人科や小児科の問題は本当にどうにかしないといけないです。政府がもっと積極的に政策を出さないとだめです。 阿頼王さんいうように、産婦人科は小児科にインセンシティブを与えるというのはいい考えかもしれません。リスクに見合う仕事ができる体制作りも必要でしょう。
少子化圧力ということば考えた言葉ですね。今後、この言葉チェックさせていただきますね。

投稿: Mamoru Matsubara | 2008年8月21日 (木) 23時16分

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