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2008年9月 1日 (月)

ポニョを見る、またもや首相辞任

 夏休みも終わり、娘は今日から学校です。昨日は、毎年のように夏休みの宿題が残ってバタバタすると思っておりましたが、沖縄の家族旅行の前に全て終わらせておくように言っておいたら、既に終わっていたようです。ということで、昨日は、ご褒美に前から見に行く予定だった映画の「崖の下のポニョ」を見に行きました。さすがに夏休みの最終日だったので映画館のほうは混んでおりました。土曜日から始まっていた「20世紀少年」はほとんど満席でしたが、ポニョのほうはなんとか大丈夫でした。ただ、ポップコーンの売店は大行列で、並んで買い終えたときには開演時間の寸前でした。
 ポニョのほうは宮崎アニメということで映像はさすがです。内容的には大人からすればもう一ひねりあってもいいと思いましたが、子供目線からすると十分でしょう。なんといってもあの歌は上映前からほとんどの子供が口ずさんでいましたから。ベネチア映画祭にも出品しているようで、評判も良さそうなので大賞でもとればまた話題になるでしょう。

 帰宅したら、いきなりテレビで福田首相の辞任会見が。ほとんどすべてのテレビが途中の番組を止めて放送しておりました。昨年もこの時期に安倍さん辞任したわけで、またも同じように投げ出してしまいました。次の自民党の人間がやったほうがまだましであるというような言い方をしておりましたが、もうこうなったら解散させて、政党の再編にでもならなければ日本の政治は完全に後退してしまいます。(既に後退してはいますが)
 明日以降、また次期総裁選びなどで大変な状況になりそうですが。せっかく世の中の皆さんは、9月を気持ちよくがんばろうと思っていた矢先だったのに。ほんとKYなことしてくれます。

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コメント

松原先生へ
お嬢さん、沖縄旅行のために夏休みの宿題頑張られたのでしょうね。やっぱりインセンティヴがあると、モチベーションも上がりますよね。
それにさらに追加の御褒美、「崖の下のポニョ」ですか。お嬢さん喜ばれたでしょうね。

わたし、宮崎作品は殆ど観ていますけど、正直言っちゃうと、今度の作品は、なんか映画館まで行こうとは思わなかったんですけど、なんせ“大人向け”では無いような気がしまして……。うちの下のチビは一度は「観に行きたい」ようだったので、連れて行こうかと思っていたんですけど、途中で気が変わったのか、

「観に行かない」

と言い出したので、結局は観に行かない事に。
でも、多分DVDになったら観ると思います。

福田さん急に辞めちゃったんですね。安部前総理と言い、なんか、“なにも達成せずに辞めちゃった感”が強いですね。なんか、タイミングと言うか理由とか、非常にあいまいですね。野党の攻勢によって、「国会運営がスムーズに行かないから」なんて、理由になるんですかね。なんか、どんどん政治家の質が落ちてきているような気がします。そもそも、自民・公明連立政権自体が纏まっていないですよね。まあ、選挙の事しか頭に無いって言うのが本音の部分なんでしょうけど。
自民党は、小泉時代に単独政権政党になっておくべきだったように思います。

方や民主党も、内部はバラバラですよね。自民党以上に考え方が違う人たちが集まって居ますから。それを小沢さんが辣腕で纏めているって言うのが現状でしょうね。

でも、まあ、国会や議員さんが居なくても、この国は官僚が動かしてますから、特に変わった事は起きないでしょうね。しかしそれなら議員一人当たりの総経費1億円、さらに国会の運営費や議員宿舎なんてただの無駄使い以外の何者でもないですよね(現状のような政治なら、もっともっと議員の数を減らすべきですね)。

じゃあ、官僚はと言えば、議員さんと同じですね。現役時代こそ給与は抑えられています(それでも、キャリア組の給与はスゴイでしょうね)けど、その後の『天下り』で、億単位のお金を懐に……。かれらは、そういう部分で議員さんや経済界と利害を共有していますから。

政策自体も、殆どが『官僚政策』ですよね。そして、その方向で突っ走って来た為に、現在、国・地方併せて700兆円(一説には1000兆円とも1300兆円とも言われてます)もの債務を作ってきてしまいました。しかも、未だそれを止める事が出来ない……。

このままだと、日本は『相対的経済力』の低下(他の国が経済力を付けて来たために相対的に経済力が低下すること)では済まず、『絶対的経済力』が低下して、『国力』が低下、“国際的発言力”も当然低下してしまいます。そうなると、日本はアジアの中の一つの国レベルになる可能性が高くなります。

あと問題はマスコミですね。マスコミは本来はジャーナリズムであるべきだと思うのですけど、マスコミも産業ですから、経済界の一部になってしまっていますね。

日本独自の『記者クラブ』制度が良くないですね。結局、マスコミって、いまだに『大本営発表』をしています。つまり、ニュースソースは『官』なんですよね。でも、一部のマスコミ人が、本来のジャーナリズム活動をすると、たちまち『記者クラブ』除名です。そうなると、安定したニュースソースを失う事になりますし、“政・官・財”のトライアングルから、圧力がかかりますよね。官は『許認可権』、そして、財はマスコミにとっては広告主でありスポンサー。そんな体制の中で、ジャーナリズムなんて育ちませんね。記者さんたちは所詮はサラリーマンです。

しかし、今、国民が本当に必要としているのは、『国家百年の計』を立てることが出来、なおかつ『無私』の人材ですね。

かつて、この国では、国家の危機の場合にはそのような“人物”が登場してきたような気がします(明治維新期がすぐに想起されます)。しかし、今回は、なかなか出て来てくれませんね。

故司馬遼太郎氏が無くなる少し前に、「この国はどうなってしまったんだ!」

『この国は、もう終わりだ』

と言うような事を言われたと聞き及んでいますが、このままだと、本当に司馬氏が言い残されたような事態になりそうな気がします。

平成の志士に登場して貰いたいです……って『他力本願』ですけど……。

投稿: 阿頼王 | 2008年9月 2日 (火) 21時52分

阿頼王 さん

ポニョのほうは大人向けではないので、またそのうちすぐにテレビでやるときに見ればいいかと思います。劇場で見るというのも臨場感があっていいものですが。

政治家にはほんと期待していません。結局今日当たりも国民の裏でこそこそと会合の嵐ですよね。なんか毎回こんな感じです。
阿頼王さんいうように政治家いなくても世の中まわってしまいますよね。

投稿: Mamoru Matsubara | 2008年9月 2日 (火) 23時21分

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