« ウォーキングはじめる | トップページ | 就活は茶番劇・・・・「就活のバカヤロー」 »

2008年11月27日 (木)

夜は雨が・・。インドでのテロ

 夕方から雨が降ってしまい、今日の夜のウォーキングは止めました。さすがに大雨の中まで歩く元気はありませんでした。そのかわり家のなかで体を少し動かしました。

 大学では、1時限目の講義は、大阪のほうで企業の合同説明会があり、多くの学生さんが行っていたわりには、出席率は良かったです。事前に連絡のあった数人の欠席だけでした。昼からの植物研究室の実習では、実習最後の発表会があったようですが、そこでは半分ぐらいの出席だったようです。全体的には企業説明会のほうを優先した学生さんが多かったようです。本来ならば実習が優先されるべきだとは思うのですが。少し硬い考え方かもしれませんが。

 インドではイスラム過激派によるテロで外国人を含む多くの人が亡くなったようです。出張でムンバイを訪れていた日本人の方も一人犠牲になったようです。最近のインドの急速な経済成長に対して善しと思わない、そしてこういう成長が外国の資本によって成り立っているということで外国人をターゲットにしたとも伝えられています。宗教対立や資本主義に対しての考えの相違など、思想の違いからこのような過激な行動に出る組織は世界に多くいるわけで、今後も急成長を遂げている国などでこのようなテロがあると、経済成長のあしかせになってしまうかもしれません。逆にこういう組織はそれを狙っているのでしょうが。
 宗教対立の問題もかなり根深さそうです。インドやその周辺国では、イスラムやヒンズー教やら様々な宗教が入り混じっているわけで、国の主権を握った宗教に対しては特に敵対的にもなるのでしょう。歴史的にもその繰り返しで国が滅亡、繁栄してきたのですから。そのあたりの感覚は我々日本人には理解しづらいところなのかもしれません。
 
 

|

« ウォーキングはじめる | トップページ | 就活は茶番劇・・・・「就活のバカヤロー」 »

コメント

松原先生 おはようございます。
ウォーキングは身体に良いのでしょうね。わたしも、本当は身体を動かして汗をかいた方が良いのでしょうけど、今は無理ですね。
そう言えば、うちの母親も良くウォーキングしていますよ。外で出来ない時は、家の中でやってます(グルグルと)。

大学教育って、難しいですよね。まあ、教育ってそう言っちゃうと全部難しいですけど。
「教育は何のためにあるのか」
ですね。基本的には『読み・書き・ソロバン』が出来れば良いのでしょうけど……。

大学は最高学府で、教育の場であり、研究の場ですよね。つまり“純粋に学問をする場”。

でも、社会ニーズは違いますよね。日本の親達が、何故、良い小学校(今は幼稚園から)、良い中学校、良い高校、そして良い大学へ自分の子供を行かそうとするのかと言えば、結局は“良い会社”に就職させるためですよね。まあ“親心”としては(わたしも子供が居ますから)解りますけど、それじゃあ、日本の教育は、会社へ入るための予備校? って事になっちゃいますよね。

しかも、企業にとって、大学で得た専門知識なんて、それ程重視していないですね。
企業側は、企業に入ってから、戦力(つまりは“お金”を儲ける知識・技能)を身に付けさせれば良いと思っていますよね。

まあ、極論を言えば、

『会社は金儲けの場であって、学問の場では
無い』

ですよね。

でも、じゃあ、小学校から大学まで、16年間かけて(さらに大学院とか行けば18年~20年)もかけて「何をやっているの」って事になっちゃいますよね。

これ、実は、わたしが高校生~大学生時代に悩んだ事なんですけどね。

確かに、高等教育こなす事の出来る人の方が、仕事をするにも“高いパフォーマンス”を出す“相関関係”はあると思います。でも、企業に入ったら、専門外の部署に配属される可能性も結構ある訳ですし、むしろ、大学や大学院で研究した関係の部署に回れる可能性は低いような気がします。

『ウチにはそういう部門が無いよ』

で終わりですね。

まあ、理科系大学院の場合は、自分の研究と関連のある部署に行ける可能性が一番高いでしょうね。でも、公務員は全く違いますね。公務員になるのであれば、まず東大法学部からのキャリアですね。公務員は基本的には事務屋さんの世界ですからね。で、やることは同じ、やっぱり大学までで学んだ事は、それ程役に立たない。地方公務員は、『地方分権の時代』なんて言ってますが、結局は、上位官庁として国がある以上は「右へ習え」ですね。で、公務員の場合は、国も地方も、事務屋さんの世界ですから、事務屋として入所するのが有利ですね。もしも、技術系で入所するのなら(これも変ですが)、まず土木系ですね。国の事業は『箱物事業』ですから、技術系なら土木屋さんの世界ですね。医師、薬剤師は別扱いですけどね。だから、教育上は偏差値の高い、電子系、建築系、電気系、機械系等は公務員の世界では少数弱小勢力ですね。また、最先端技術のバイオ系、IT系は殆ど「お呼びでない」状態ですし、公務員と言う“非生産的”な業種につくべきでは無いと思います。まあ、徐々には変わって行くとは思いますけど、基本構造が変化する事は、殆ど無いと思います。

そういう状態を前提に、学生さんたちには『自分にとって最良の選択』
(と、言っても、今の雇用状況では難しいでしょうけど)
をして貰いたいです。

インドの同時テロには驚きました。BRIC’sで、上手く経済発展するのかと思いきや、やはり宗教(&カースト)は怖いですね。しかし、何時もテロリストと言えば、イスラム過激派とか、イスラム原理主義とか言いますけど、イスラム教の教えはテロ行為を禁止していますし、

『それらの行為はイスラム法を犯したことになって、天国へ行く所か、反対に地獄へ行く行為である』

となってるんですけどね。

投稿: 阿頼王 | 2008年11月28日 (金) 09時59分

阿頼王さん

確かに大学は最高学府で、教育の場であり、研究の場なのですが、最近の大学は、入学試験もAO入試やら推薦入試やらでやさしくなり、中に入ればすぐにキャリアサポートとかいって就職を意識させたりと、ほんとこれまでの大学における研究や教育とはほど遠くなっています。特に私立大学ではどこでも同じようなかんじですし。教員のほうもそれに対応していかなければいけないという部分があり、何をやっているんだか自分でも分からなくなることがあります。少なくとも私が学生の頃の大学教員のイメージとは全く違います。ほんと難しい時代です。

投稿: Mamoru Matsubara | 2008年11月30日 (日) 22時45分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 夜は雨が・・。インドでのテロ:

« ウォーキングはじめる | トップページ | 就活は茶番劇・・・・「就活のバカヤロー」 »