2008年End
名古屋に帰ってこの3日間は家の大掃除をしておりました。単身赴任の身としては、日頃ゆっくりと掃除していないので年末くらいはがんばって家の隅々まできれいにしなければと思いがんばっておりました。日頃全く掃除しないところは、本当にたくさんのホコリで一杯です。すぐにホコリはたまってしまいますが、やはり年末に一通りきれいにするというのは気持ちがいいです。
今年も今日で終わりですが、この1年もあっという間でした。特に今年は、2月から7月にかけて、3回生の実習の準備から実際の実習で相当な時間をとられました。今振り返ってもよくやったなーと思うくらいの仕事量でしたが、なんとか今年乗り切れたので、来年はかなり楽になるでしょう。実習の反省点も含めて来年はまたより良いものをつくっていければと考えています。
教育のほうに時間をとられてしまったので、研究のほうはかなり今年は時間を割くことができませんでした。ただ、論文のほうは共同研究の方との仕事がかなり成果になり、そこそこの論文数になったのでよかったです。つい最近もアメリカの有名雑誌にも載ったので良かったです。来年は、自分主体の研究で勝負したいです。
来年は4回生も入り、学部としては完成年度になります。特に研究のほうで、学生と一緒に新しい研究室の第1歩を築くことになるので楽しみです。
今年も1年、家族全員が特に病気もせずにやってくることができました。やはり健康が一番です。
世の中では、景気が悪くなり、今日の中日新聞の社説にも書いてありましたが、人の命や心が粗末にされた一年でした。特にここ1,2ヶ月の大手企業による派遣社員のリストラは、企業論理とはいえ非常に心無い方針です。年末、年始に家がなく野宿しなければならない人も増えているようです。来年も非常に厳しい社会になるのは避けれないようですが、人の心は粗末にされないような一年になってもらいたいです。
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コメント
松原先生
あけましておめでとうございます。
本年も、ぞうぞよろしくお願い申し上げます。
あの、御忙しさの中、
>論文のほうは共同研究の方との仕事がかなり成果になり、そこそこの論文数になったのでよかったです。つい最近もアメリカの有名雑誌にも載ったので良かったです。
って、さすが先生です。
でも、あまり無理をしすぎないように、フィジカル&メンタルケアをしながら、頑張って、時には『ご褒美骨やすめ』をして、さらに飛躍の一年にして下さい。
応援しております。
つい、この間、TVをたまたま観ていたら(嫁が何時も観て居るので……)
『日本は破綻しない。なぜなら、確かに債務も国600兆円、地方200兆円、併せて800兆円あるが、一方で、国は金融資産だけで400兆円、固定資産を入れると、債務に釣り合うだけの資産を持っている』
『国が、三年後の消費税増税を言っているのは、“さらに国民から、絞り取ろうとしている”からで、本当は、消費税増税なんかしなくても十分やって行ける』
等々の、一般に流布している『情報』を真っ向から否定する、評論家、研究者が居たので、面白く聞いていました。
どうも、その根拠は『霞が関埋蔵金』という言葉の産みの親の高橋洋一氏の著書、情報が根拠のようです。
確かに、日本政府の動き(例えば、この不況時にIMFに10兆円を拠出したり、どんどんODAをしたり)を見て居ると、何故、国内がこのような状況の時に、そんな事が出来る“体力”が有るのだろうか? と不思議な気はしていました。
しかし、実際、一方で、債務を膨れ上げらせ続けて居る事は事実ですし、国内は、失業者が溢れかえりそうな状況です。しかも、年金問題を始めとする、様々な問題は山積しています。
しかし、確かに、根強く『破たん否定論者』が居る(しかも理論的にも説得力のある論を展開されています)訳で、今、わたしは高橋氏の著書や、
・日本経済復活の会
(http://www.tek.co.jp/p/thesis/ajer0311.html)
・貞子ちゃんの連れ連れ日記
(http://diary.jp.aol.com/uvsmfn2xc/)
等で“お勉強”中です^^
しかし、「環境問題」と言い、「財政問題」と言い、正反対の情報が入って来ると、
「本当はどうなの!?」
って感じで、かなり混乱してしまいます。スタートになる事実さえ、ホントの所が出てこない“状況”は最悪だと思います。
でも、
「人々が、安心して、幸せに暮らすためには、このような“情報”は、オーバーに言えば、『命に関わる』事柄」
だと思います。
まあ、こんな感じで、今年もやっていくのかな~ って思っております。
投稿: 阿頼王 | 2009年1月 1日 (木) 11時21分
阿頼王さん
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。また、コメントのほうもよろしくお願いします。
今年も、 阿頼王さんからは様々なことで勉強させていただくことになります。経済がらみやアメリカ、中国の話、日本の政治などについても痛烈な意見を期待しております。
阿頼王さんにとりましても良い年になることを願っております。
投稿: Mamoru Matsubara | 2009年1月 2日 (金) 16時43分