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2008年12月24日 (水)

寂しいクリスマスイブ

 今日は、クリスマスイブですが、平日ということもあり、単身赴任の身としては家族で一緒というわけにいかないので少し寂しいです。先ほど家に電話したら、娘と嫁さんは小さなデコレーションケーキを買ったので、それを食べるとのこと。夕食にはチキンもおいしく食べたとのことです。娘は夜にはサンタさんが来るのを待っているとのこと。今年は何がもらえるのでしょうか。

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コメント

松原先生 おはようございます。
&メリー・クリスマス。

娘さんが居ないクリスマスは、少々寂しいですよね。
でも、大勢の教え子さんたちが昨日はクリスマス会をしてくれたようで、良かったです。

うちはクリスマス会的な事、何もやってません。もう、子供たちも、サンタさんの正体が解っていますから……欲しいモノを買ってあげるだけです。

イヴは、ケーキも無しでした。今日、お姉ちゃんが買ってくるようです。

でも、この異常な不景気で、クリスマスどころでは無い人たちも沢山いらっしゃるでしょうね。

先生が書かれていた自動車産業は、日本の産業の中で、電気(電子)と並んで、『世界競争力』のある産業ですけど、その“競争力のある産業”が危機的状況ですね。豊田市なんかは税収が落ち込んで、市の財政も危機なのではないかと思います。

そんな中で、麻生内閣は88兆円の国家予算案をまとめたようですが、これを“力ずくで”通貨させるのでしょうね。国家の税収が50兆円(多分不景気で、もっと税収は落ちるでしょうね)。報道では

「1/3が国債などの借金経営になるだろう」

なんて、言っていますけど、実態は税収が減る分、半分近くが“借金経営”になるのではないかと思っています。その中で、『地方への』、交付税が8%以上増加していますけど、これも、『焼け石に水』になる可能性が非常に高いでしょうね。これは、地方税収の悪化を補う目的なのでしょうけど、残念ながら、地方債の返却に充てられて御終いでしょうね。

だから、いまさら蒸し返しても仕方が無いですけど、『新たな、経済戦略としての、国際競争力のある産業を育成すべき。それは、この国が“余力”のある内に行わなければならない』と、ず~っと、言ってきたのでですけど(実はもっと“根“は深いですけどね)、結局は、そんな、『国家経済戦略』を立てれる人材がこの国には居なかった、或いは、無視されてきたって事だと思います。

しかし、事ここに至っては、“財政の再建”は非常に困難でしょうね。昨日、報道で言ってた数字では、『国民一人当たり450万円の借金を抱えている』計算になるようです(多分、子供も含めて)。となると、平均的家族で、4人家族だとすると、一戸あたり1800万円の借金がある訳で、もう、『国民の全財産』とバランスしているか、或いは、家は長期ローンで買っていて、一生かけて返済していくのが、日本スタイルである事を考えると、もう、トータルで国富は“赤字”の可能性が高いですね。

あまり、悲観的に物事を見るべきではないと思いますけど、現在、「どうしたら景気が回復するのか、その処方箋を持っている、人は皆無に近い」でしょうね。

特に、日本経済の『悪癖』は、“ケインジアン”なんて、本当は『ケインズ経済学』を理解していない人達が自称し(社会のリーダーたちです)が、「公共投資をすれば、経済は回復する」という理屈で、公共投資を毎年のようにくりかえして来た事ですね。ケインズは「通常時は財政均衡主義、非常時には、公共投資という景気刺激策が有効」と言ったのであって、「これを継続的に行えば、その効果は殆ど無い」と指摘しているはずです。
それと“金利”についてですが、「3%を下回るような金利は、間違い」だとも言っています。

今、日本経済は“末期的症状”であると思うのですけど、このままで良い訳が無く、まず、『自分の事が自分で出来るようになってから、他人さんの事を考えなさい』と言う原則から言えば、ODA等は、『原則凍結』(最低限、の支援はすべきだとは思いますが、これを言いだすと、「これもあれも最低限必要」と言いだすのは目に見えていますからね)するべきでしょうね。

現状、日本は『アメリカの財布』代わりに使われていますが、これは直ぐに『国益を考えた自主的判断による経済体制』に、つまりは“独立国家として当然の形”に持って行くべきでしょうね。

アメリカは恐らく、それを許そうとしないでしょうが、アメリカの覇権が弛み、しかも、『日本切り』を内々で着々と進めている状況ですから、日本は、もっと“アメリカの内部情報”を収集し、維新の開国時の『不平等条約』状態に戻ってしまっている、現状を、再び『平等』状態にするべきでしょうね。
これが、現在の“政府”“外務省”に出来るかは、少々、心もとないですけどね。

その中で、最近『中国接近説』を取る人が増えているような状況ですが、これも(現状)リスクがありますね。特に注意するべきは、『アメリカと中国は、裏側で繋がっており、むしろ、お互いに、お互いの同盟国を抑えにかかっている』
事です。故田中角栄元首相は、知らずに、その“虎の尾”を踏んだのが、本当の『失脚』の理由のようです。

投稿: 阿頼王 | 2008年12月25日 (木) 07時27分

阿頼王さん

メリークリスマスです。今年は、家でのクリスマスが多いようですよね。景気も悪いし、平日の中日ですし。苦しくてクリスマスどころではない人もたくさんいるでしょうね。

“ケインジアン”という言葉があるんですね。面白いです。
 阿頼王さんが毎回おっしゃているように、日本経済の行く末や今後の日本自体の舵取りも含めて、現状では非常に暗い感じです。ほんと、うまく導いてくれる人が出てこないとだめなのですが。更には、アメリカとの関係もそろそろリセットして、日本が真の意味で独立しなければいけないのでしょうね。中国にもなめられてもいけませんし。この国の外交戦略をなんとかしないと。今の外務省や政治家ができるのか不安ですが。
田中角栄の失脚にも阿頼王さんがいうようなことがあったとは驚きました。

投稿: Mamoru Matsubara | 2008年12月25日 (木) 22時21分

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