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2009年1月30日 (金)

熊本出張

  一昨日、昨日と熊本に出張に行っていました。ちょうど5年前の1月に行って以来です。
その時は、熊本大の薬学部に居られたG先生から講演をしてくれないかと頼まれ、その当時行っていたシグナルタンパク質の構造解析の仕事を話しました。G先生は、私が卒業研究で在籍した研究室の助教授の先生で、1年たってすぐに熊本大のほうに行かれたのですが、短い間ながらお世話になり、その後も何かあるこどに私のことを気にかけてくれていました。そのG先生は、私が行った半年後にがんで亡くなられました。今から思うと、G先生の中では、もうお前と会うのはこれが最後だから、大学を卒業してからお前がどれだけの仕事をしてきたのかをしっかりと話してくれという思いだったのでしょう。その時は、全くそういうことを知らず、G先生が亡くなられたことを、その教え子のY君から聞いたときには、本当にショックでした。
 Y君とは、彼が大学院の博士課程に行くかどうかで迷っていたときに初めて会いました。G先生からは、Y君に博士課程に行くように説得してくれと事前に頼まれていました。その後、彼はドクターをとり、G先生のところの助手になり、非常にいい仕事をしてきました。G先生が亡くなられた後は、独立して今は同じ熊本大学のKセンターにいます。まだ33歳なのに准教授です。
 今回の出張のメインは医学部のほうとの共同研究の話だったのですが、せっかくの熊本でしたので、Y君にも声をかけ、一昨日は久しぶりに食事をしました。G先生がなくなってから非常に苦労したことや、最近の研究の話も含めとても楽しいときを過ごせて良かったです。もちろん熊本名物の馬刺しなども食べました。本場のものはやはりおいしいです。馬のタテガミもありました。
 
 共同研究先の医学部の施設は非常にすばらしく、プロテオーム解析用の質量分析機は申し分ありません。以前、会社にいたときと同じ機種もあり、使わせてくれるとのことです。今後、いろんな意味でお世話になるでしょう。少し遠いというのがネックですが。昨日も、知らぬ間に午後6時半くらいになり、あと30分話し込んでいたら、博多で最終の新幹線に乗り遅れるところでした。2月、3月には1週間くらい滞在したいのですが、連続して空いている日があるかどうか。でも、なんとか時間を作らなければ。
 

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コメント

松原先生へ
G先生、本当に『立派』で『素晴らしい』先生だったですね。最後まで、自分の教え子たちの成長を見守られていたのですね。
松原先生、素晴らしい先生との出会いがあったのですね。羨ましいけど、わたしまで嬉しくなってしまいます。

そして、そんなG先生の導きで、Y先生との繋がりも有る訳ですね。G先生は亡くなられても、素晴らしい“遺産”を残されたようですね。

“馬刺し”食べられたのですね。熊本は馬肉の本場だそうですね。わたしは食べた事がないですけど、身体に良いお肉だと聞いた事があります。馬肉って、イメージ的には美味しくない気がしますけど、本当は『凄く美味しい』とか(先生、どうでした?)。

他のお肉に比べて、グリーコーゲンが多いそうですね、そして低脂質。ただ、薬膳の観点から見ると、身体を冷やすので、身体を温める作用のあるショウガと一緒に食べるのだとか。

“馬刺し”と言えば、昔、故坂本九さんが出演されていたTVドラマを思い出します。タイトルは忘れてしまいましたけど、その番組では、九ちゃんは、九州出身で、好物が“馬刺し”と言う設定になっていました。

投稿: 阿頼王 | 2009年1月31日 (土) 17時42分

阿頼王さん

私としては、G先生に出会えていろんなことを学びました。また、研究室の長としての理想的な姿を見さしていただいたような気がします。自分としても、できるだけG先生の思いを引き継いでがんばりたいと思っています。
馬肉は思った以上に臭みもなく、食べやすかったです。地元の新鮮なものを食べたということもあるのでしょうが。あとお酒は米焼酎がおいしかったですよ。

投稿: Mamoru Matsubara | 2009年2月 1日 (日) 23時06分

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