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2009年6月30日 (火)

蒸し暑い日。煮え切らない政治。中日7連勝

 今日も蒸し暑い一日でした。帰宅時は、大雨のため傘をさしていてもズボンが濡れてしまいました。
 実習も1/3が終わりました。今日は、プラスミドの精製ということで操作数は多かったのですが、どの班も比較的うまくいったようです。だいぶ学生さんも遺伝子関連試薬の扱いに慣れてきたのかもしれません。
 明日は、実習のない日で少し楽ですが、会議や研究室のセミナーなどがあるのでなかなか息つく暇がありません。共同研究先からの依頼サンプルもあったりするのですが、そこまで手が回らないのが現状です。もっと時間が欲しいというのが正直なところです。

 政治のほうも相変わらず混迷しております。麻生さんは相変わらず解散についてはどうするこうするもなく、一方で自民党内部からは、総裁選の前倒しの要望があり、当分駆け引きが続くのでしょうか。民主党のほうも鳩山さんの政治献金やら、他にも爆弾を抱えているようで、自民党、民主党とも決め手がないのが現状です。いずれにしてもあと3ヶ月以内には解散があるわけなので、それまでにはしっかりとしたマニフェストを出して、国民に審判を仰いで欲しいです。我々有権者も今回ばかりは真剣に考えて、将来の日本の道に対しての意味ある1票を投じなければならないです。そのあたり若い人が特に意見を持って、投票に行って欲しいと思います。

 中日が7連勝です。今日の藤井の逆転満塁ホームランはすごかったです。これまで満塁でことごとく三振だったので、この一本で彼も変わっていくでしょう。このまま連勝を続けて憎きジャイアンツを早くとらえて欲しいです!

 

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2009年6月27日 (土)

コロニーチェック。父母会。

 梅雨が終わったような天気が続きます。昨日、今日と真夏のような天気です。
 午前中は、昨日行った実験のチェックをしに実習室へ。学生さんの作製したコンピテントセルに遺伝子を導入する形質転換実験をしたので、そのコロニーが出ているかを確認しました。うまくいけば、青色のコロニーがでているわけですが、25班中24班が成功していました。昨年よりはいい出来だったかもしれません。コロニーが出ていなかった1班はどこか操作を間違えたのでしょうか。あるいはコンピテントセルの出来がいま一つだったのかもしれません。

 午後からは大学の父母会がありました。学生の父母に対し就職相談や教育相談会もあり、わたくしの場合は、一人の学生さんのお母さんが面談を希望していたので、1時間くらい様々な話題について話をしておりました。

 懇談会終了後は、来週の実習のための試薬の準備をし、その後名古屋に帰りました。
 途中名古屋の大きな本屋に寄りましたが、村上さんの「1Q84}はまだ入荷していませんでした。残念です。もう少し世間が落ち着いてからゆっくりと読むことにします。

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2009年6月25日 (木)

立ちっ放し。健康診断。地方分権。

 午前中は科学英語の講義、午後は実習が6時まで連続であり、座る暇もなく約7,8時間立ち続けていたので、さすがにぐったりです。昼ご飯も食べる時間もなく、水分も途中にとれないのでかなりの体力消耗ですが、学生さんのほうも実習に関しては同じ条件でしょうか。ただ、彼等は途中座ることができるので、やはりこちらのほうがくたくたですが。
 
 昨日は、健康診断ということで、最終的な結果がでるまでは何とも言えないですが、おそらくまた脂肪肝に近い状態でしょうか。腹回りの測定値も昨年はぎりぎり85cmをきっておりましたが、今年はぎりぎり85cm台になってしまいました。85cmが男性のメタボの基準値なのですが、今のような実習が続けば、自然に少しはお腹周りも減っていくでしょう。問題はやはり血圧が高いということかもしれません。昨日も上が150ぐらいで下は93もありました。さすがに今年はどこかで精密検査を受けなければいけないかもしれません。夏休みあたりにゆっくりとすべきかも。今回の健康診断では、骨密度の測定もありました。結果としては、同年代の平均より少し高かったということでよかったです。30台の若い先生で、同年代の70%ぐらいだった方もいたようで、牛乳をこれからたくさん飲まなければと言っておりました。

 東国原知事のほう、自民党からの衆議院選の出馬要請を受け、総裁候補を条件に受けようとのことです。自民党を変えなければ地方政治が変わることがないということでかなり本気だということですが、どうなんでしょう。政治家としては、まだ知事になって2年半くらいで、本当の意味での実績はまだこれからなのでは。毎週末、東京に来てテレビに出て宣伝活動しているわけで、そういう意味では今の自民党やマスコミにとっては格好の人材でしょう。単純に人気があるということだけで、政治の流れを作って欲しくないと思います。もちろん地方分権をとにかく推し進めて、今の自民党と官僚による政治というものから脱却しなければならないという方向性は正しいと思うので、それについては、なんとか宮崎知事としてがんばれるところまでやって欲しいと思います。

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2009年6月23日 (火)

実習3日目。コミュニケーション能力の大切さ

 蒸し暑い毎日が続きます。遺伝子化学実習ののほうも今日で3日目。制限酵素によるDNAの切断実験や、フェノール抽出、エタノール沈殿などを行いました。明後日は、PCRやアガロース電気泳動などを行うのでこの1週間でこの分野の基本技術を学ぶことになります。学生さんにとっては新しいことをやるというわくわくした気持ちで実験を行う人。一方では、なかなか手が動かない学生さんもいますが、総じて比較的まじめにがんばっているようなのでこちらとしても立ちっ放しで腰が痛い中がんばっています。
 昨年は、この時期かなり体重が落ちて、健康診断のときは結果的に体重がこれまでで一番軽かったのですが、今年はそうでもないようで、明日の健康診断は少しメタボ気味の結果がでるかもしれません。やはり規則正しい生活とバランスの良い食事が大切なのでしょう。やはり単身赴任生活なので食事面が常に問題なので、それを改善しない限り無理でしょう。

 午前中にあった1回生を対象にしたキャリアサポート関連の話を少し聞いていましたが、やはり今年は就職活動を大変です。大手企業の内定がほぼ出ている中、現状ではうちの大学のみならず、似たような分野の大学でもかなり苦戦しているようです。文系のかなり優秀な学生さんらが、これまで理系の学生が占めていた分野に進出しているようです。比較的コミュニケーション能力がある彼等のほうが人事のほうとしても受けがいのでしょうか。そのあたり我々教員としても現状を把握していかなければ。
 基本的には文系、理系なんか関係なしにコミュニケーション能力の高い人はどこにいっても内定を取れるのでしょう。現にうちの学部でも、そういう学生さんは数社も内定をもらっている状況のようです。やはり、1回生のときからそういうことを意識して、学力とともにコミュニケーション能力や英語やITなどの様々な技能を高めていかなければならないのだと思います。そういう意味でのキャリア教育は今後かなり重要になっていくのでしょう。

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2009年6月21日 (日)

実習が始まる。父の日

 金曜日から遺伝子化学実習が始まりました。7月半ばまで忙しい毎日になります。昨年はゼロからの実習だったので、ギリギリでの準備でしたが、今年は昨年の経験があるので、その時々で対応するという感じです。あとは学生さんの実験の上手さにかけるしかありません。問題なく終わればいいのですが。

 夕方、いつもより早く京都に戻り、大学に行って明日の実習の準備を。大腸菌の前培養をしておりました。
 研究室に行ったら電気がついていたので、誰がいるのかと思いきや、学生さんが勉強しておりました。今、教育実習に行っており、その授業準備でがんばっていたようです。同じ階の別の研究室にも学生さん2人が来ていたようで、皆さん勉学に励んでいるようです。

 今日は、父の日でしたが、プレゼントをもらったというよりは、いつもお風呂掃除を自分がするところを、娘が代わりにやってくれました。お風呂掃除券の発行ということで、来週あたりもその券を使えるようです。何かもらうよりこういうもののほうがうれしいかも。
 
 

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2009年6月17日 (水)

サッカー完敗。蛍の季節

  サッカーのオーストラリア戦はまたしても逆転負けということで、なかなかこの壁を破ることができません。来年のワールドカップでベスト8も苦しいかもしれません。なんとかこの1年でレベルアップしなければ、本大会で勝つことすらできないかもしれません。結果がでればまたJリーグも盛り上がってくるでしょう。

 本日は、午後は会議のオンパレードで6時半くらいまでやっておりました。その後、学生の企業面接の事前練習やら、大腸菌を培養していたことを思い出してその集菌などでバタバタしておりました。
 学生さんも最近は夜9時近くまで大学院試験の勉強などをしており、たまに自分のほうが早く帰ってしまうということも。今日も帰るときにまだ一人の学生さんが大学院願書の履歴書書きでがんばっていました。

 家に帰ってからは、英語を聞きながらウォーキングを1時間しておりますが、ちょうど川べりを歩いていると蛍が舞っています。やはり蛍の光はきれいです。なかなか風情があっていいものです。名古屋の街ではなかなか見れないので、こういう自然を感じれるという意味では、少し田舎ですが大学の近くの環境は非常にいいです。

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2009年6月14日 (日)

懐かしい培養室。徹夜でがんばる学生

 最近は、なかなかこのブログも更新できていないです。これを始めた頃はほぼ毎日書いていましたが、今は、特に書きたいことがなければ書かなくてもいいかなーというような感じです。

 金曜日は、朝からR研に行きました。7年前にR研を出て以来、研究用の細胞を置きっ放しにしていたので、ようやく今回移動することにしました。久しぶりにR研のほうの培養室を見ましたが、そこには自分の書いた貼紙や、自分専用にしていたスリッパもまだありました。R研のときに自分が培養室を立ち上げたのだなーと思い出し、少し感慨深かったです。あの頃は使用する人は少なかったですが、今はかなりの人が使っているようです。今回は、そのときから一緒に仕事をしていたFさんに大変お世話になりました。チームリーダーのMさんは、今年の4月から近くの大学の教授になられて、その日は講義があるようででいませんでした。なんと専門ではない微生物学を教えているようで少し笑ってしまいましたが。おそらく講義準備が大変なのでは。最初の年度は仕方がないでしょう。また、そのうち近況を聞かなければ。
 その研究室の秘書さんも私がいたときにR研の事務のほうでお世話になっていた人で、こちらのことを覚えていてくれてうれしかったです。午後2時頃R件を出て、途中高速のSAで休憩をとりながら午後4時半くらいに大学に戻りました。
 
 その日は、朝、大学に寄ったときに、4回生2人が徹夜をしていました。R研から研究室に戻ったときもまだがんばっていて、36時間近く起きてNS大学院の願書を書いていたようです。現在の研究テーマの要約や、大学院に入って行いたい研究内容についてしっかりと書かなくてはならないようで、ずっと考えていたようです。実際に細かい実験をしていない現状では、かなり難しいかと思いますが、今回の経験によって以前よりは研究に関する考え方もしかりとしてくるのではないかと思います。

 昨日、今日は名古屋に帰らず仕事をしておりました。今日は、家の掃除もし、ユニクロやホームセンターで買いたかったものを購入したりと慌しく過ごしておりました。梅雨になったのですが、昨日、今日も晴れて暑かったです。毎年、梅雨の宣言がでた後の2,3日は、雨ではなく晴れているような気がします。

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2009年6月10日 (水)

梅雨入り。大学院願書。辻井さんの活躍

 昨日から関西、東海地区は梅雨になったようで、じめじめしております。今日も一日雨でした。当分、洗濯物を外に干せないでしょう。

 今週も、4回生の学生さんといろんな実験を。少しずつですがテーマが動きつつあります。遺伝子化学実験の準備も昨年は一人でやっていましたが、今年は4回生がいるので予備実験もはかどります。午前中は、専門実験のスタッフの方と来週始まる実習の打ち合わせをして、いろいろとテキストやら細かい部分の最終チェックをしておりました。明日には、テキストの印刷を出せそうです。
 4回生で大学院を目指す人は、そろそろ願書を出すのが迫っているようです。今週も夜遅くまで、研究計画など願書に必要な文章をがんばって書いていました。今日も、こちらが帰る時間でも4人も残っていました。

 アメリカのバン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人初の優勝を辻井伸行さんが成し遂げました。全盲を感じさせない演奏で、昔からテレビで紹介されて知っていたとはいえ、今回の活躍で更に驚きました。今後、帰国してかなりのフィーバになるようです。来週には名古屋でコンサートもあるようですが、既にこの騒ぎで完売のようです。いずれ彼のコンサートに行きたいと思っています。彼は、これまで両親の顔も見たことがないということで、一日でも目が見えるようになったら、お母さんの顔を見たいとお父さんに言っていたようです。そのことをお父さんがテレビで語っていたのを見て、こちらも涙ぐんでしまいました。人間の才能というのは、ほんと無限であるということを彼を見てつくづく思います。

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2009年6月 7日 (日)

コルテオを見に

 昨日から娘は、学童保育で高学年合宿があり、今日の午後3時くらいに帰ってきました。その後、名古屋でやっている「コルテオ」を見に行きました。シルク・ドゥ・ソレイユの創設25周年特別企画でもあり、前からどうしても見たかったショーでした。休憩を途中に入れての約2時間のショーは、どの演技も高度なものでなおかつ芸術性もありすばらしいものでした。世界中から才能あるアーティストが選ばれ、相当な鍛錬をしているとはいえ、あそこまで人間離れした技を見せられると、この人たちは何者なのだろうという驚きになってしまいます。
 日本人の奥澤さんもツアーニクという箱型鉄棒で出演されていました。ショー自体もところどころ日本語も使われていて、ユニークな部分もあり、笑いにもつつまれていました。
いずれにして少し値段は高かったとはいえ、それに見合ったいいエンターテインメントが見れて満足です。

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2009年6月 5日 (金)

実習フォロー。就職活動の影響

 1週間が非常に早いです。今日は、午後から食品化学実習のお手伝いを。昨年同様、ラットの解剖だったので、4回生の学生さん4人を連れて3回生の指導をしました。と同時に、自分たちの研究用で使用するラットの脳をとりました。学生さんにも教え、そのあとは彼等も上手にとってくれました。なかなか手つきが良いです。
 今週は、他にも遺伝子化学実験用のサンプルを一緒に準備したりと、やはり昨年とは違って4回生の学生さんがいると非常に助かります。大学院を目指していることもありモチベーションも高いのでかなり期待できます。来週は、他大学の大学院願書なども出すようで、いよいよ本格的に大学院入試の勉強もはじまるので忙しくなるでしょう。

 昨日、今日は学内の企業説明会もあり、スーツ姿も学生さんもかなり見ました。今年は思った以上に就職状況は厳しいようで、これから夏に向けて学生さんも内定をとるために真剣になっています。なんとか夏までに決まってもらわなければ4回生の研究室での教育のほうも大変になってきます。実際に体験してみて、この就職活動というものは、大学教育にかなり影響を及ぼすものであると分かりました。会社説明会や入社試験などでほとんど学校に来れないので、研究どころではありません。この状況で、本当に卒業研究ができるのかかなり不安です。

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2009年6月 1日 (月)

衣替え。ROOKIES。薬事法改正など

  今日から6月ということで、世間では衣替えというところですが、私のほうは、だいぶ前から半袖で過ごしております。特に講義をやっているときは半袖でやっていても汗がしたたり落ちてきます。

 昨日は、「ROOKIES 卒業」という映画を見に行きました。娘がテレビドラマを見ていてはまってしまったというのもありますが、私自身もスポーツもので高校生の青春ものは昔からはまってしまいます。イケメン男子が出演していることもあり、中学生、高校生の女の子達もたくさん見に来ていました。テレビ局で映画宣伝も相当力をいれていることもあり、この週末でかなりの動員数だったようです。

 今日は、科学英語の中間テストをしました。今年から成績別のクラス分けにし、私は一番レベルの高いクラスを受け持っています。早速、テストの採点をしたところ、なんと平均点が93点ということで、さすがにトップクラスということで、ほとんどの学生さんはほぼ完璧に勉強していました。教えている立場としては非常にうれしいです。基本的には現在受け持っているクラスの学生さんの潜在能力は高いので、今後は更にレベルを上げて教えていこうかと思っています。英語はやはり大事ですし。そういう自分自身ももっともと勉強しなければなりませんが。

アメリカのGMの破綻や、薬事法や道路交通法の改正などいろんなニュースがありました。薬剤師の免許をもっている私としては、これまで薬剤師の仕事をしたことはありませんが、この改正は少し気になりました。薬剤師のお仕事をしている人等にとっても、今回の薬事法改正によっていろんな影響が出てくるのかもしれません。登録販売者という制度ができてほとんどの大衆薬を売ることができることになります。特にOTCの業界は今後更に競争が激しくなりそうです。薬剤師だけ売れる1類に分類されるものは、売るときに説明責任が必要になるようです。軽い病気は医者にいかないで自分でケアするというセルフメディケーションをひろげ、医療費を抑えていくという国の政策のようですが、果たしてうまく機能するかどうかです。

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