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2009年6月23日 (火)

実習3日目。コミュニケーション能力の大切さ

 蒸し暑い毎日が続きます。遺伝子化学実習ののほうも今日で3日目。制限酵素によるDNAの切断実験や、フェノール抽出、エタノール沈殿などを行いました。明後日は、PCRやアガロース電気泳動などを行うのでこの1週間でこの分野の基本技術を学ぶことになります。学生さんにとっては新しいことをやるというわくわくした気持ちで実験を行う人。一方では、なかなか手が動かない学生さんもいますが、総じて比較的まじめにがんばっているようなのでこちらとしても立ちっ放しで腰が痛い中がんばっています。
 昨年は、この時期かなり体重が落ちて、健康診断のときは結果的に体重がこれまでで一番軽かったのですが、今年はそうでもないようで、明日の健康診断は少しメタボ気味の結果がでるかもしれません。やはり規則正しい生活とバランスの良い食事が大切なのでしょう。やはり単身赴任生活なので食事面が常に問題なので、それを改善しない限り無理でしょう。

 午前中にあった1回生を対象にしたキャリアサポート関連の話を少し聞いていましたが、やはり今年は就職活動を大変です。大手企業の内定がほぼ出ている中、現状ではうちの大学のみならず、似たような分野の大学でもかなり苦戦しているようです。文系のかなり優秀な学生さんらが、これまで理系の学生が占めていた分野に進出しているようです。比較的コミュニケーション能力がある彼等のほうが人事のほうとしても受けがいのでしょうか。そのあたり我々教員としても現状を把握していかなければ。
 基本的には文系、理系なんか関係なしにコミュニケーション能力の高い人はどこにいっても内定を取れるのでしょう。現にうちの学部でも、そういう学生さんは数社も内定をもらっている状況のようです。やはり、1回生のときからそういうことを意識して、学力とともにコミュニケーション能力や英語やITなどの様々な技能を高めていかなければならないのだと思います。そういう意味でのキャリア教育は今後かなり重要になっていくのでしょう。

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コメント

ヤックスオヤジさま

こんばんは。
確かにコミュニケーション能力は、様々な体験の中で得られるものですよね。そういう意味で、どのような体験をさせればコミュニケーション能力が高まっていくのかというノウハウのようなものがあればいいのですが、そのあたりも人それぞれによって異なる可能性があるので難しい問題です。少なくとも大学に入学したときにコミュニケーション能力がない人を、それなりにしていかなくてはならないので、何かお知恵がありましたら教えてください。

投稿: Mamoru Matsubara | 2009年6月25日 (木) 23時28分

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