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2009年8月 3日 (月)

梅雨明けした模様。高速水着問題と科学技術

  ようやく近畿、東海地方は梅雨明けしたようです。観測史上最も遅い梅雨明けだったようで、今年は異常気象の年ということなのでしょう。野菜なども高騰しているようで、農作物の自然による影響は非常に大きいものがあります。自然環境に影響を受けないような農作物を作るのは今のところ夢物語でしょう。
 
 スポーツではゴルフで若い方が活躍しています。石川遼君や、宮里藍さんら本当に堂々とした戦いです。あの年でその分野のリーダーになっているのですからたいしたものです。我々の分野では到底無理な年齢です。

 世界水泳のほうも終わりましたが、今回の大会は水着にかなり翻弄された大会だったようです。スイマーの力量はもちろんですが、かなり水着の性能でタイムが変わってくるようです。もちろん各メーカーが死に物狂いでこのような高速水着を開発したわけで、水着を道具と見れば、道具をうまく使った選手が勝利して何が悪いということにもなるでしょう。見ているほうからすると、何か選手のすごさというものが意識できないので、面白みに欠けるということにもなります。今後の水泳界の高速水着に関する判断は注目されます。
 我々サイエンスをやっている人間は、当然、研究は本人の力量によるところが大きいのは疑いの無いところです。一方で、研究者も当然、道具として様々な最新装置を使用して研究しているわけで、これに関しては条件は無制限なわけです。ですから場合によっては最新装置を持つ研究室が、ある研究の勝負に勝つことは大いにあることです。高速DNA解読装置を持てば、高速にDNAの解読ができるし、いい顕微鏡、場合によっては、国家レベルでしか建設できないおおがかりな装置を使って初めて結果がでるものもあります。そう考えると、今回の高速水着の開発をした人にとっては、なぜそんなに問題になるのかと思う人もいるかもしれません。科学技術の発展がスポーツの発展に貢献している例はたくさんあるので、そのあたりどこに基準をもってくるのか難しいです。

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