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2009年11月 9日 (月)

「就職できない大学4年生12万人」という週刊誌広告の見出し

 今日の細胞生物学の講義は、自分の専門の細胞内シグナル伝達のところでした。このあたりから学生さんは難しく感じるようで、今日も聞いている学生さんの顔を見ている難しそうな顔をしておりました。毎年、どのように話したらうまく伝わるのかと考えるのですが、なかなかうまい方法は見つかりません。試行錯誤していかなければならないのでしょう。
 
 新聞の週刊誌の広告を見ていたら週刊現代の見出し広告で「就職できない大学4年生12万人」というものが目に付きました。その内容が気になり帰りのコンビにでついつい立ち読みをしてしまいました。
 その内容としては、ある大手就職支援企業に登録している学生は、昨年の8月の段階で9割はが内定を決めていたが、今年は3割がまだ内定をもらっていないということ。
 更にこの時期に内定をもらっていない学生さんは、全国で約12万人いるようで、全国の大学卒業者が55万人くらいいて、そのうち就職を希望する学生が38万人いることを考えると、やはり約3割がまだ内定をもらっていないということになります。
 ある大学のゼミでは40人いるうちの4人しか決まっていないようで、ゼミ活動が崩壊しているようです。卒論もほったらかしのようですが、この状況は我々の学部でもまったく同じなわけです。本当に皆さん卒論が書けるのか不安で一杯です。卒論を書けなければ、就職が決まっても卒業できないことになります。そのため本当にこういう就職状況だと大学教育の崩壊になってしまいます。大学って本当に何をするところなのでしょう。昔は当然のことのように行っていたものが、今は当然のことのようにできなくなっていることが大きな問題なのですが。
 週刊誌には他にも、有名大学でもかなり苦戦していること。特に有名大学に入って中小企業への就職をすることに拒否感を持っている人が少なからずいるようです。あと、就活の家庭教師なんかも登場しているということです。1回1万以上払って必ず内定もらえるという保証なんか無いと思うのですが。
 自分の立場としても、今面倒を見ている学生さんの就職をなんとかできないかと思うのですが、企業回りして必ず全員内定をもらえるようにすることは無理で、ある程度は本人が粘り強く3月までがんばってもらうしかありません。そのためにも朝、決まった時間に大学に来て、自分の与えられた仕事を精一杯がんばってやるという普通のことができなければならないと思います。それすらできない学生さんが多いのが現状です。社会に入ったらどうするのでしょう。今出来ないことがすぐに社会に入って出来るとは思いません。
それに小中学生でもないので、そういうことを注意するのもばかげています。本当に本人の自覚なのです。

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