ヤワラちゃんが政治家? 天下りのようなもの
5月に入っても4回生のほうは就職活動真っ只中です。厳しい就職戦線ということですぐにはいい結果が出ない学生さんも多いようですが、ここはじっくりと自己PRや企業研究をしっかりと行って挑んでいくしかありません。
帰りの車中で聞いたラジオニュースで谷亮子さんが民主党から参議院選に出馬することを知りました。ロンドンオリンピックを諦めて出馬したかと思いきや、両立させるとのことで驚きました。野球選手の妻であるし、子供さんも2人、それでいてトップアスリートですから、これだけでも大変な毎日だと思います。ましてや当選して参議院議員になれば国民のために汗を流さないといけないわけです。ヤワラちゃんが不屈の精神の持ち主とはいえ現実的には大変でしょうし、こういう場合には我々凡人である一般民の理解はあまり得られないのではと思うのですが。民主党の選挙の責任者が小沢さんということもあり、そこも一つすんなりと歓迎できない要因があります。
国民としてはロンドンオリンピックでヤワラちゃんには是非金メダルを獲って欲しいわけですので、これからの2年間は最も大切な時期です。一方で、このような国の状況下では、議員さんには即戦力の政治家としてがんばってもらわなければなりません。そういう意味ではヤワラちゃんは政治家としては素人なので、その成果をすぐには期待できないわけです。ですからヤワラちゃんを責めるというよりは、今回出馬要請をした小沢さんを責めたくなります。多くの国民がそのように思っているのでは。
今回の選挙も、どの党もタレントさんや有名人を起用しております。これが一番の選挙戦略といえば聞こえはいいのですが、このようなタイプ選挙はもう懲り懲りです。政策に精通した人が国家の大切な仕事につかなければ日本は改革できないと思います。知名度があるから選挙に出る、違った意味での天下りではないのでしょうか。
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