バイオサイエンス概論は好評価
今日の3時間目は1回生のオムニバス形式の講義であるバイオサイエンス概論がありました。バイオサイエンス学科の13人の教員が1回ずつ行うもので今日が私の担当日でした。例年ですと5回目あたりなので5月ぐらいに行うのですが、今年はその期間に3回生の実習があったので順番が入れ替わり、最後のほうになってしまいました。また、今年からは1回生が新カリキュラムになったため、これまでバイオサイエンス学科とバイオ環境デザイン学科の両学科に対して行っていたものが、バイオサイエンス学科だけになり、講義名もバイオ環境概論からバイオサイエンス概論に名称変更しました。バイオ環境デザイン学科の学生さんにも聞いてもらいたい内容だけに少し残念ですが、新カリキュラムでは学科の独自性が優先されたので仕方がないかもしれません。いずれにせよバイオサイエンス学科の学生さんに対しては、我々の学科で行っている幅広い分野の話を理解してもらうという主旨には変わりありません。
今回も例年通り遺伝子やタンパク質関連の最新の研究について、更に今年から新たに入れたホットな話題についてもじっくりと話しました。昼からの講義ということで事前情報として寝てしまう学生さんが多いようだということでしたが、今回の私の講義では目をパッチリと開けて聞いていた学生さんが多かったです。実際に、講義の感想文を書いてもらったところ、これまでは寝てしまった講義があったのだけれど今日の講義は面白くて90分があっという間でしたというコメントが多かったです。かなりやる気のある学生さんもおり、今回聞いた内容について自分でも新たに調べたくなったという前向きなコメントもありました。更にうれしことに卒業研究では先生の研究室に是非行きたいと思いますと現段階で書いてくれた学生さんもおり、思った以上に受けがよかったので少し上機嫌です。
この講義は我々の大学と他の3大学で行っている環境教育プロジェクトの指定講義にもなっており、講義内容も各大学に同時配信されていました。他の大学の学生さんもどのように感じたか楽しみです。
明日は朝からバイオサイエンス入門があり1回生対象の講義が続きます。これだけ1回生との接点が多いと次第に学生さんの名前と顔も一致できるようになっていくでしょう。とにかく早く120人以上の学生さんの顔と名前を覚えなければ。
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