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2010年8月27日 (金)

在学生も大卒も就職活動。世論と政治家の温度差。

 昨日の夜京都に戻り、今日から再び大学に。一日中、コンピューターの前で秋学期の講義や実習の準備をしておりました。4回生の学生さんはほとんどおらず、来週大学院の試験を控えた1人と大学院生1人がいるだけでした。まだ学生さんのほうは夏休みモードのようです。
 未だ就職が決まっていない学生さんは、この暑い中もがんばって就職活動しているようです。ここ最近のネットやテレビのニュースでは、就職活動中の学生さんの状況以外にも3月に卒業した学生さんらの状況なんかも出ており、卒業しても尚厳しい状況のようです。(今日も「大卒の1割が職探しを継続」というのがありました)

 そんな若者が厳しい状況にいる中で、政治のほうは民主党の代表選だけが目立っております。菅さんと小沢さんの一騎打ちということでここしばらくマスコミのほうもこの話題だけになるでしょう。円高で株安という状況で、何かこのままでは本当に日本は駄目になっていくというのに。世論と政治家の温度差はかなりあるようです。とにかく代表選はあるけれど、自分たちが決めた菅さんでとにかくこの日本の状況を打開していくしかないのではと国民目線には映るのですが、どうも政治家さんたちは違うようです。よほど小沢待望論でもあるのでしょうか。とにかく9月半ばまでにどんどん日本の経済状況が悪くならないように祈るばかりです。

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コメント

松原先生へ
うちの甥っ子も、今年、某国立大学の経済学部を卒業ですが、リクルートに走り回っていました。でも、なかなか就職先が無くて、ようやく1社だけ決まり、そこへ行く予定(と言うか、そこしかない)です。ホントに厳しいです。

政治の世界に関して言えば、『自民党政治』があまりにも腐敗・堕落したので、一度政権を変えるべきという事で、国民は(期待感からではなく)『民主党』へ投票した訳ですけど、結果は同じですね。

兎に角、喪われた10年が、今、『失われた20年』になろうとしていますが、見えかけていた出口も再び閉ざされてしまった感がありますね。

管首相は、元々は“市民活動家”で、“反官僚”でしたが、もう今は完全に官僚に飲み込まれてしまっていますね(参院選中に“消費税増税”を言い出した事で、わたしはそう確信しております)。なら“小沢氏”か? と言うとこれも微妙ですね。自民党から離れた頃の小沢氏には期待するところもありましたけど、なんか自民党時代の『金権政治』に先祖がえりした感が、最近の小沢氏にはありますからね~

でも、官僚を使いこなす、官僚に飲み込まれてしまわないという点では、小沢氏の方が良いのかも………いずれにせよ、なんかレベルが低い戦いのような気がします。

今、必要なのは“本当の金融緩和”なのですけど、それには『経済』が本当に解った政治家さんが必要です。日銀法を改正し、“目標の独立性”は政府が取り戻すべきですね。

投稿: Kouryuu | 2010年8月30日 (月) 04時25分

Kouryuuさん

国立大学の経済学部でもそういう状況だということは本当に厳しいですよね。企業側の立場も分かるのですが、若い人にもっとチャンスを与えてもらいたいものです。
政治のほうは、誰がやっても同じというのもあるのですが、一方で、この日本を何とかして欲しいという気持ちがあります。そういう意味でプロの政治家というのが日本にはいないのでしょうか。あるいはそういう人が活躍できない状況が日本の政治家周辺にあるのでしょうか。なんとかしてほしいですよね。

投稿: Mamoru Matsubara | 2010年8月31日 (火) 01時14分

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