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2011年2月 9日 (水)

2年目の卒業研究発表会

 今日は、卒業研究発表会がありました。最近では、卒論発表会は研究室内での発表で終えている大学が多いようですし、場合によっては卒論自体を課さない大学もあるとのことです。そういう意味では我々の大学では、4日間にわたって公開で全研究室の全員がしっかりと発表するので4回生にとっては大変ですが価値ある行事であると思っています。
 当然、それなりの発表をするためには、学生さん側の準備やモチベーションも必要ですし、それをバックアップするだけの我々のほうの指導も必要です。場合によってはかなり強く指導しなければならないこともあり学生さんにとっては厳しいと感じることもあるかもしれません。それでもこちらとしてはこういう指導は卒業研究で単位を出すための最低限のことであると考えています。
 昨日までの卒論練習で不安のある学生さんもおりましたが、思った以上に皆さんいい発表をしてくれました。終わった時の満足げな顔が印象的でした。もちろん理想を追求すればきりはありません。例えば、質問に対しての答えの仕方など、どのような意味で聞かれているのか、自分の研究をしっかりと考えて質問に対処するという点ではもう少し改善の余地はあったでしょう。この点は我々の日頃からの指導でかなり意識させて研究を進ませなければならないと感じました。今後の課題になります。
卒論発表会は今日で終わりましたが、卒業式まで卒論の改訂版の作成や学生さんによっては残りの実験などがまだあります。もちろん卒業旅行なども考えている学生さんもおり、卒業式まではそれぞれの計画で過ごすことになります。卒業式までほぼ1ヶ月、4回生にとってはラストスパートに入りました。
 明日からは他の研究室の卒論発表を聞き、学生さんに質問しようかと思っています。

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コメント

昨晩はどうもでした&お疲れ様でした。

結構、充実した『卒論発表会』だったようですね。

思い返せば、わたしも、ン十年前に『卒論発表会』で発表したことを思い出しました。居並ぶ教授陣を前に、非常に緊張いたしました。わたしの知り合いの大学では、もうン十年前から『卒論』書かなくて良かったようで、当時は、

「えっ、そんな楽な所もあるの!!」

って、感じでしたが、やっぱり、大学生は(ましてや院生は)『論文』書いてナンボだと思います。ちなみに、わたしは『電気工学部』でしたが、ゼミの教授が物理学出身で、やらされた(指導された)のが、『非線形波動』。具体的には、『神経インパルス』の研究でした。ですから、電気屋ですけど、生物物理の領域のことをやってたと言うことですね。

今は、パソコンで、シミュレーションが結構簡単にできますけど、当時は『非線形波動方程式』を直に扱っていました。

でも、難しかった(教授に「どの著書・雑誌にも答えが書かれていませんので…」みたいな事を言って、「当たり前だろ、だからやるんだから」と怒られたのを思い出しました^^;)ですけど、結構楽しかったです。

わたしの時も、数人の教授から質問され、一応答えましたが、質問されている教授さんたちは「全く別の分野の専門」ですから、質問自体も、こちらの回答も、すれ違っている感じでした。

「ああ、同じ電気と言っても、研究のフィールドが違うと、全く解りあえないのだな~」

なんて、その時解りました(それで言うと、全く同じテーマの研究者の方が、ライバルでもあり、同時に解りあえる仲間であると思います)。

でも、あのときの『研究』や『論文』、そして『卒論発表会』で、少しだけ「自分に自信が持てた」のも確かです。だから、『卒論』は書くべきだし、『卒論発表会』はやるべきだと思います…とわたしの勝手な感想です。

投稿: Kouryuu | 2011年2月10日 (木) 06時10分

Kouryuuさん

電気工学部で神経インパルスの研究とは、ある意味その当時の先端研究だったのではないでしょうか。世界で誰もやっていないことをやることが研究で、これまでのお勉強とは異なるわけでわくわく感があったのだと思います。私自身も卒業研究からこれまでのお勉強よりもやる気がでたような思い出があります。
確かに自分の専門外の研究になると対応できない場合がありますよね。そういう中、卒論や修論では教授陣は質問するわけで、突拍子もない質問に対して学生は答えなえればならないので大変だとは思います。

投稿: Mamoru Matsubara | 2011年2月10日 (木) 23時13分

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