卒論テーマ発表会。明日からＧＷだが・・・。

　ＧＷ前最後の授業日ということで、研究室では卒論テーマに関しての調査発表会を行いました。Ａ４紙１枚ににこれから１年間かけて行う研究テーマについて、その目的や実験方法などをまとめてもらいました。皆さんこの１ヶ月間しっかりと調べていたのか最初にしてはまずまずの発表だったのではないかと思います。専門用語や具体的な実験方法の意味については今後少しずつ理解していけばいいかと思います。１年経てばかなりの進歩が見られるでしょう。
例年より各テーマに対しての質問などが積極的に出ていたので、今年の卒研生はかなりがんばってくれる予感がします。やはり研究する上で議論しあうのは楽しいものです。これからもそういう雰囲気で研究室が盛り上がってくれればと思っています。
ＧＷ明けの金曜日に研究室の飲み会をやるということなのでそちらのほうも楽しみです。

　昨日読書リストを作成していたら、まだ購入して読んでいない本が４０冊ちかくありました。ＧＷ中でどの程度読めるかですが、全て名古屋の家に持っていくことは無理なので優先順位をつけて数冊持っていくことになるのでは。
今年のＧＷは大学によっては授業をするところもあるようです。うちの大学は完全休暇ですが、学生さんによっては就職活動で企業に出向く人もたくさんいるようです。我々教員も完全休暇というわけにはいかないです。宿題が山積しています。

インフルエンザ。実習打ち合わせ。

　昨日インフルエンザが流行っているという事を書きましたが、うちの研究室の学生さんがＢ型インフルエンザになったとの連絡が朝ありました。当分、大学に来れないですが、ちょうどＧＷ週間に入るのでその間にゆっくりしてもらわねば。あとは、他の人に感染していないか心配です。潜伏期を考えるとここ１，２日は要注意です。

　午後からは５月中旬から始まる生化学実験の打ち合わせを実験スタッフの方と。今年から新しいメンバーの方が入ったので既に仕上げているテキストを見ながら確認をしました。今行われている有機化学実験での３回生の様子も聞きました。毎年、学年のキャラが出るのですが、今年はのんびり型のようです。一つ一つゆっくりと、ミスなくやっている学生さんが多いようなので期待しましょう。

　

風邪が流行っている。大学で夕定食。

　風邪が流行ってるようで、体調悪くして休んでいる学生さん見受けられます。一方で、毎日就職活動してがんばっている学生さんもおり、彼等にとっては風邪をひく暇もないといったところでしょうか。世間ではインフルエンザもまだ流行っているとのことで体調管理が大切です。
　
　ここ２週間くらい、夜は大学の食堂で食べています。夕定食が５００円ということで、これまではスーパーでお惣菜やその他いろんな物を買うとすぐに１０００円以上してしまいました。大学の定食のほうが安くつくし栄養のバランスもいいので当分はお世話になるかも。お財布と体にはいいかもしれません。

　

雨の中の陸上競技会。原子炉時限爆弾。

　昨日は、雨、強風の中、名古屋市中学校陸上会が家の近くの瑞穂陸上競技場であり、陸上部である娘も出ていました。娘の出場する１００ｍは、昼過ぎぐらいだったのでその時間に嫁さんと見に行きました。向かい風２～３ｍで、大雨というかわいそうなくらい最悪のコンディションだったのでタイムのほうも今ひとつのようです。トップ以外のタイムは分からないのですが、名古屋市陸上競技協会のＨＰを見たら既に昨日の全結果が載っているではありませんか。娘にはタイムというよりは楽しんで陸上をやってもらえばそれで十分です。それにしても昨日のタイムが全てエクセルファイルで見れるとは陸上競技協会もがんばっていますね。

　週末は少し本を読んでいました。その中で広瀬隆さんが書いた「原子炉時限爆弾」は、まさに今回の大地震による原発事故を的中させたといってもいい内容でした。こういう本を書いて世の中に警告していただけに広瀬さんとしては非常に残念だったのではないでしょうか。特に地震大国である日本には原発を建設しては駄目で、それを無視して建設してきた政府、電力会社は直ちに今日本で運転している原発を止めるべきだということです。この本に書かれていたこととして、ヨーロッパの強固な地盤と違って、日本の地盤は若く、まだ日本列島が出来て数万年も経っていないわけです。ヨーロッパでも若い地層と言われているイタリアあたりが２億５千年前で、それでも地震が多い地域ということで、イタリアでは国民投票で原発計画を凍結し、今は原発は１基も運転していないということです。昨日、本日と、京都でエントロピー学会というところが主催する緊急研究集会に広瀬隆さんが記念講演をしていたようですので聞きたかったです。

時間のあるときにやりたいこと。金曜日は雨続き。

  今週もあっという間に過ぎてしました。講義準備や卒論指導。学内の会議やその他諸々の案件などで知らない間に時間が過ぎていくという感じです。自分だけでなくどの先生も同じなのでしょう。学生からすればもう少し時間を作ってもらえないかと思うこともあるかもしれません。こちらとしてはできるだけ丁寧に指導することを心がけなければならないでしょう。

　今、時間のあるときにやりたいこととして、実験をする。最新の文献を読む。たまった本を読む。英語の勉強をする。中国語の勉強をする。個人と研究室のホームページを新しくする。クラシックギターを練習する。テニスなどの運動をする。料理をする・・・など盛りだくさんです。優先順位があるわけでなく、どれもすぐにやりたいものばかりです。これらをどう実現していくかが大きな課題です。

　
　金曜日はここ3週間連続で雨でした。金曜日の午後はうちの学科の1回生が作物栽培実習を行う日なので、少しついていないですね。ただ、ビニールハウスもあるので簡単な種まきは出来たようです。5月に向けて金曜日の天気が良くなることを願っています。

生命とは何か。キャリア科目。最下位ドラゴンズ。

　朝早く起きて近くの看護専門学校での生命科学の講義に。第２回目の今日は「生命とは何か？」というお題で、生命の特徴や生命観の歴史、生命の多様性、階層構造、更には生物の分類など広く概説しました。授業中いろんな問題について学生さんに聞いたりもしました。脳死は死だと思いますかという問いには、半分以上の人が死と考えたくないということで看護師をめざす学生さんなりの答えだと思いました。将来現場に出て脳死状態で移殖用の臓器が取り出される場面に立ち会う可能性もあるわけで、その時にはあまりこういう問題を考える余裕もないと思います。だからこそ、こういう問題を今じっくりと考えてもらうことも必要なのでは。うちの学生さんがこのあたりどのように考えるのかも機会があれば聞きたいと思います。
　大学に戻り、そのまま２時間目に行われている１回生のキャリア関連の授業の見学をしました。今年のカリキュラムから入った科目で、外部のキャリアコンサルタントに依頼して行っている授業です。授業する講師の方は司会者経験のあるキャリア科目の専門家で、話し方や全体の流れ、学生の気持ちの捉え方なども非常に上手です。真似はさすがに出来ませんが、ある意味参考になります。学生さんも楽しく授業に参加していたので一安心です。それぞれの学生さんがこういったキャリア関連科目や通常の学部の授業を通して社会に通じる力をつけてもらえればと思います。
　
　中日ドラゴンズ今日で最下位になりました。昨年の日本シリーズから打てないですね。１割台の打者が多すぎです。これがいつまで続くのか。ストレスたまります。

３週間分の新聞。１７周年vs１５周年

　３週間ぶりに名古屋に帰りました。たまった新聞をざーっと見ましたが、やはり多くのページが被災地や原発の記事で割かれていました。マスコミの役目としては、この震災関連の記事は完全に復興するまでは書き続かねばならないと思います。神戸の震災のときもある時期を過ぎてしまうと途端に記事がなくなっていたような気がします。今回の未曾有の震災では被災した全地域がどのように復興していくのか、その過程を克明に書いていく必要があると思います。原発に関しても全く同じで、完全にこの問題が終わるまでは国民に知らせなければならない責務があります。そして政府はその過程でどのようなアクションをしたのかもウオッチしていかねばならないでしょう。

　昨日は、１７回目の結婚記念日ということでしたが、特に何をするわけでもなく普通に家で食事を。その代わり、今日は、家族が大好きで、毎年この４月半ばに上映される名探偵コナンの映画を見に行きました。２時間あっという間に過ぎてしまうほどテンポがよく楽しめました。こちらのほうは、今年で１５周年記念とのことです。来年も上映が決まったとのことでこのシリーズもまだまだ続くようで一安心です。

　

目の腫れはなくなる。タイムマネジメント

  目の腫れも薬のおかげでほとんどなくなりました。ただ、今週あたりは、ヒノキの花粉がかなり飛んでいるようなので、もし今回のアレルギーの原因がヒノキ花粉だったら用心しなければなりません。
　春学期も1週間がたちました。今日のスタートアップゼミで1回生の学生さんにこの1週間はどうでしたかと聞いたところ、ポジティブな意見が多かったです。講義が全般的に良かった。友達がたくさんできた。一方で、時間の使い方が今ひとつでしたという声も。ある程度予想された意見だったので、今日はタイムマネジメントの話をしました。実際に、今週1週間にしたことを朝から夜まで書かせて、自分の使える時間を把握させました。遠くから通学している人も夜は空き時間があったり、通学時間そのものもうまく使えば年間相当な時間になるということも認識させました。私自身もタイムマネジメントがうまいとは言えないので、ある意味今回の話は、自分への問いかけでもあります。
　あとは、宿題で自画像（過去、現在、未来の自分）について作文をしてもらっていたので、それを回収して読んでいました。思ったよりも皆さんしっかり書けていました。

　ここ3週間名古屋に帰っていなかったので、夜、久しぶりに名古屋に戻りました。溜まった新聞も読みたいし、週末は少しゆっくりとしたいのですが。そういうわけにもいかなそうです。

１回生の講義。目の腫れはアレルギー性。

　１時間目から１回生のバイオサイエンス入門の講義があり、今日は担当する私とＹ先生とでガイダンスを行いました。昨年からカリキュラムに入れた科目なので試行錯誤で今年もやっていくことになります。今日の１回生の印象としては非常にまじめに聞いてくれていたので手ごたえはあります。昨年は最初の試験でかなり落ちていたので今年はそうならないようにがんばってもらいたいです。

　右目のまぶたの腫れが今日の夕方になっても引かなかったので眼科に行ったところ、アレルギー性のものであると言われました。花粉なのかハウスダストなのか原因は分かりませんが。時期的にはおそらく花粉なのかとは思うのですが。抗ヒスタミン薬の飲み薬と目薬をもらったので、２，３日様子を見ることになりました。それにしても朝から目が腫れた状態で授業、会議、卒論生の指導などをしていたのでかなりつらかったです。会う人会う人に目が腫れていますねと言われ少し落ち込んだりはしていました。昨日から目の腫れをしっていた学生さん等からは早く眼科言ったほうがいいですよと心配されたりもしました。明日からは目の腫れがひいてくれるといいのですが。

　

看護学校での授業始まる。目の上が腫れる。

　今日は、朝から近くにある看護専門学校へ非常勤講師として授業をしに行きました。教える科目は生命科学ということで、昨年までは同じ学科だったKw先生が担当していたのですが、この春退官されたので引き継ぐことになりました。
　１年生の４０人が対象で、高校出たての学生さんがメインですが、中には社会人をある程度経験して看護学校に来られた方もいるようでした。男子も５，６人いました。
　授業はじめは礼から始まり高校の授業のようです。週番の学生さんがいるようで出席管理のノートも週番の方がしっかりと取るようです。教科書を忘れたかどうかもチェックしているようで躾がしっかりしています。４０人のチームプレイで授業や実習を行っていくというような感じでしょうか。看護師という医療チームにとってはかかせないスペシャリストを育てる学校だけに、チーム意識をしっかりと持たせて教育されているのでしょう。皆さん非常に熱心に話を聞いてくれたので、こちらとしては非常に授業がやりやすかったです。今日含めて１５回授業が続くので準備もしっかりとせねばなりません。少しプレッシャーを感じています。

　午後からなぜか右目の上が腫れて非常にかゆい状況です。最初はものもらいかと思ったのですが、目の中のほうは大丈夫で、まぶたから眉毛の間が腫れてかゆいです。花粉症の影響なのかよくわかりませんが、結局、医者の診療時間にも間に合わず、塗り薬や目薬などの対症療法でなんとかしているという状況です。先週から体の調子がいまいちです。

週末はダウン。桜が満開。

　金曜日の夜から急に吐き気、熱、関節の痛みが出て、土曜日に無理して大学に行ったものの気分がすぐれず、そのままお医者さんに直行しました。そのときは風邪ということでお薬をもらいました。その後、６日の夜に一緒に食事した友人等のうち２人も同じ様な症状であることが判明し、その時に食べた牡蠣によるものかもしれないという可能性も出てきました。２４～４８時間後の潜伏期のあとに症状がでるということからも当たりだったのかもしれません。
週末は名古屋に帰る予定だっただけに完全に寝込んでしまいました。選挙にも行けずじまいで久しぶりに投票を棄権してしまいました。
　思ったよりも早く良くなり、今日の昼頃には熱も下がり、関節の痛みもなくなったのやれやれです。夜は、まだお粥にしましたが、お腹のほうもだいぶ良くなってきました。新学期が始まったばかりなので、体調管理に気をつけて乗り切らねば。

　昼過ぎに調子が良くなったので、少し散歩すると駅近くの桜並木が満開でした。近くに嵐山に行くトロッコ列車の始発駅もあるので観光客も大勢いました。今日当たりは京都へ繰り出した人はかなり多かったのではないでしょうか。

春学期が始まる

　今日から春学期が始まりました。１時間目から１回生のゼミ生を対象としたスタートアップゼミということで、１回生には大学とは何か、何を学ぶのかというところから話しました。皆さん最初の講義ということもあり真剣に聞いてくれました。昨年まではこの講義はフレッシュマンゼミと言っておりましたが、うちの大学で文科省の就業力育成プログラムに採択されたことを受けて全学部統一した名前になりました。やることは昨年と変わりがないのですが。今年から特に１回生を中心にキャリア関連の講義が増えています。この成果がでるのは今年入った１回生が卒業時にどれだけ就業力あるいは社会人基礎力をつけて出たかということになるので随分先のことなのですが、４年というもはすぐに来てしまうので、毎日の積み重ねが大切になってくるのでしょう。

　午後からは４回生を集めて、既に提示していた卒論テーマの希望を聞きました。特定のテーマに希望が集中していたので、最終調整はかなり難しかったです。月曜日に発表ということなので、その結果に対してはいろいろと意見も出るかもしれませんが、ある程度受け入れてもらってしっかりと研究をしてもらうしかありません。テーマが決まってもある程度融通を利かせることもできるので、卒論生と話し合いながらいい方向にもっていけるのではと思います。
　夕方は、大学院をめざす学生からの相談などもあり、今日は朝から夜までなんやかんやで時間が埋まってしまいどっと疲れました。来週から始まる看護専門学校の授業準備などもあり自転車操業の毎日になりそうです。

学生さん主体のフレッシュマンフェスタ

　毎年、入学式の次の週に、在学生が新１回生をお祝いするフレッシュマンフェスタがあります。今日がその日で、在学生が昨日からがんばって作った料理や更には地元の方などが用意してくれた様々な料理などでお昼のテーブルが一杯になりました。
中華料理、鯖寿司、イナゴ、スペイン人のＰ先生指導のパエリアあり、耳うどん(京丹波の方がわざわざ来て作ってくれた）、チョコレートファウンテン、スイス郷土料理「ラックレット」、どれもおいしかったです。新入生の皆さんも満足していました。


今年の私のフレッシュマンゼミの担当は９人（男６人、女３人）でした。自己紹介をしたあとはかなり皆さん打ち解けて、フレッシュマンフェスタでは明るく話していました。大学に入ったばかりの時にこのようなイベントをやることで、かなりの学生さんが最初の緊張感からとき離れて、新しい大学生活のいいスタートがきれるので非常にいい企画だと思います。上級生も会場に来てくれて新入生と授業のことやクラブ、サークルのことをいろいろとアドバイスしてくれるので、新入生も頼もしく思うでしょう。こういう企画が先輩から後輩に受け継がれていくので、学部としてもいい流れが出来つつあります。　

入学式。KW先生最終講演。

　今日は入学式でした。東日本の大学では、入学式を中止した大学も多いと聞くので開催できたことは感謝しなければなりません。新入生にとっても今年の入学式はある意味心に残る式だったのではと思います。
　クラブやサークルの勧誘で在学生もたくさん来ていました。うちの研究室の学生さんも来ていて、勧誘が終わったあとは研究室に顔を出していました。来週以降も勧誘にとって重要な時期になるようです。がんばって営業してください。

　夕方は、３月末にご退官されたＫW先生の退官講演があったので聞いていました。ＫＷ先生の教え子さんらが久しぶりにお集まりになったということで学内には特に宣伝していないもので内輪の会のようでした。ＫＷ先生はとにかく実験好きで、暇さえあれば様々なサンプルをGS-MSにかけて成分分析をされています。今日の講演の中にもありましたが論文もコンスタントに書かれていて、本当に研究を楽しんでおられます。そういう意味でお手本とすべき先生です。今後もたまに研究しに来られると思うのでいろいろとご指導いただければと思っています。

入学生と対面。６年目に突入。

　明日の入学式を前に、今日は新入生が履修登録の説明など朝から夕方まで事務的な手続きのため大学に来ていました。緊張感の中、長時間疲れたのではないでしょうか。特にうちの学科の場合は英語のプレースメントテストも最後にあったので学生さんも初日からこんな状況になるとは思っていなかったかもしれません。明日は入学式だけなので記念日として楽しんでもらいたいです。

　学部も４人の新任の先生が来られました。比較的私の年齢に近い方ばかりでしたので全体的に若返りました。学部も今年で６年目になり更に飛躍していかねばなりません。学生さんにとって入って良かったといえる大学にすべく日々我々も努力していかねば。