年度末最後の日。薬剤師国家試験の結果が大変なことに。
今日は2013年度末。移動や退職の方々が挨拶回りに来ておりました。お疲れ様でした。新天地でも頑張っていただきたいです。
今年度もあっという間に過ぎてしまい、結局何をやったんだかもはっきりしないくらいです。ここ最近じっくりと一つ一つの仕事、特に研究に取り組んでいないような気がして非常にまずい状況です。明日からの来年度は改善していかねばなりません。
本日は、医療系の国家試験の発表では最後になる薬剤師国家試験の合格発表がありました。薬学部出身としては気になるところですが、なんと全体の合格率が60.8%と思ったよりかなり低くなってしまいました。もちろん新卒はもう少し高いですが、大学によっては50%以下がかなりあり、う~んと唸ってしまうくらいです。
知っている先生がいる女子大では新卒でも30%台なのでこれはかなり非常事態だといっても良いでしょう。来年以降かなりの苦戦が強いられそうです。
薬学部は最近では資格系の学部として志望者も多く人気がありましたが、今回のように6年間、1000万円以上の学費を払っても薬剤師になれないということになると法科大学院の二の舞になってしまうことも考れらます。今一度、高校生やその親御さんには、薬学部に入れば必ず薬剤師になれるのではなく、たゆまない努力をしなければ実現できないということを肝に銘じるべきでしょう。6年間もの勉強に値する質の高い薬剤師を国のほうも求めているのは間違いなさそうです。
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