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2014年12月29日 (月)

アクセスVs教育内容

  うちの大学は来年度に京都市内にキャンパスを新設し今の場所とのWキャンパスになる。
京都市内には経済系学部や健康医療学部の看護学科などが新設されるわけだが、この間の京都新聞の記事によると都市部回帰で志願者数が増加。アクセス重視が奏功となっていた。他の大学でも都市部に移転する学部は調子がいいようだ。
 この傾向は関西に限らず、東京圏、名古屋圏でも同じである。受験生からすれば家からのアクセスが良く、大学生になってアルバイトをするのにも便利という考えがあるのが一因であると思う。
 うちの大学では特に経済などの文系学部でここ10年ほど受験生集めに苦労して様々な取り組みなどを行ってきたが、この都心回帰にしたことで一挙に解決してしまったことになると皮肉なことである。受験生にとって大学の教育内容というよりはアクセスのほうが重要だということだと何とも言いようがない。
 うちの学部は今回の移転には関係はないが、こういうファクターが受験生集めに関係してくるとなると、今いる地域での特長的な取り組みや独特の教育内容というのがどこまで受験生にメッセージ性があるのかどうかも不安になってくる。
 いずれにしても入ってきた大学生を4年間しっかりと教育し、それを享受した学生が社会に出て活躍して評価されるということは忘れてはならない。
今回のようなアクセスとかという要素だけにとらわれることなく、我々の大学らしい教育を地道に提供していかねばならない。

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