学生の成長
今日で今週4日間行われた卒論発表会が終了した。毎年のことだが、自分は同じ学科の全ての学生の発表を見て、ほぼ8割近くの学生に発表後の質問をしている。これは1期生の時からずっと続けている。
学生さんらは、こちらから質問されるのを怖がっているようだが、そんな意地悪な質問ではなく、ポジティブな質問をしているつもりである。
もちろん学生さんによっては難しく感じるのか、答えることができない場合もあるが、一方で、とても的確にこちらの予想以上の素晴らしい回答をしてくれる学生さんもいる。
発表内容や質問の受け答えをみて、この4年間の学生さんらの成長の度合いがかなり分かる。
毎年100人近くの発表を聞くのは大変ではあるが、個々の学生さんの成長具合が見えて本当に楽しみな4日間である。個人的には、もっと教員や在学生に聴きに来てもらい、盛り上がる卒論発表会にしてもらいたい。
今年はⅠ,2回生が例年よりも多かったのはとても嬉しいことであった。彼らも先輩の研究発表を聴くことによって、日頃勉強している内容への深い理解にもつながるし、早い段階から研究に対するモチベーションも湧くのではと思う。そういう雰囲気に学部を盛り上げていきたい。
最近ではサイエンスインカレというような全国レベルでの研究発表の場もあるので、是非そういうところで堂々と発表できる学生も育てていきたい。
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