娘のために大学展に参加

ウインクあいちで開催されていた「中部の私立大学展」をみてきた。娘は塾で行くことが出来ないようだったのでその代わりに娘の志望校に関連のありそうな大学について情報を得てきた。
これまでは大学側の人間としてこのような催し物には参加したことがあるが、受験生の親の立場での参加となるとまた意味合いが違う。

なかなか思った以上に人が多く、こちらが希望した大学ではパンフレットをもらうには大学のブースで相談してからでないともらえないというものだった。ちょうど時間もあったので並んだ後、大学の職員の方に話を聞いた。私立大なので話すポイントは、いつもこちらが受験生に話しているものと同じであった。こちらとしては娘に有益となる情報を考え聞いたが、少し細かい内容であったのでなかなか職員の方では答えられないのであろう。そういう意味では物足りなかったが、最低限の情報は聞けたので娘にフィードバックしようと思っている。

いろんな大学のパンフレットを職業柄入手して、今後の参考にさせてもらおうかと思う。今年は受験生の親という立場ででいろんな大学のオープンキャンパスにも行ってみたい。

ただ、結構自分のところのオープンキャンパスと被っている。今年くらいは免除してもらいたいくらいだ。

教育相談会

毎年この時期には春の教育相談会をやっている。教務主事なので学部の懇談会ではご父兄を前に学部の教育などについて40分ほど話す。
今回も昨年の内容に少し新しい内容も入れて話した。昨年は喉が完全につぶれて大変失礼なことになってしまったが、今年は声も調子よく内容的にもご父兄に伝わったと思う。
質問もいろいろと出てきたので、今後の学部教育の参考にもなった。
　学部懇談会が終了後、個別面談を。今回は3組のご父兄とお話しした。
それぞれの学生さんについてご父兄と今後のことについて話し合った。この面談を機に、学生さんの成績や進路に向けた取り組みなどが変わってくれれば嬉しい。

教育相談会終了後、名古屋に帰り中学校同窓会の幹事会に参加した。この秋に35周年の同窓会を企画するということになりいろいろとやらなければならない。この手のものは忙しくても楽しいものである。企画会議後は集まった同級生10人以上と懇親会をした。少し飲みすぎてしまったが久しぶりに話したメンツもおり懐かしかった。

実習ノートとレポート

実習において学生さんが一番大変に思うのは、日々の実験ノート作りとレポートである。
実験前にしっかりとテキストをみてそれを実験ノートに書いて全体像を把握しなければならない。実験によってはかなり細かな方法があるので、それを全て書くことにするとなると大変な労力である。そして実験を進めながら一方では締切日までにレポートを書かなければならない。
今回は全部で4回分ある。最初のうちはいいのだが、実験の中盤に差し掛かってくると時間的に余裕がなくなってしまう。
他の科目ではこの時期に中間試験もあったりするので、その勉強もしなければならない。学生さんのストレスは増大する。
そうなると実験自体はとても楽しいのだが、追い立てられる実験ノートやレポートのことを考えると何か実験が憂鬱なものと変わってしまうようだ。ストレス耐性の強い学生さんはなんとかこなせるのだが、かなりの学生さんはかなり参ってしまうようだ。
こちらもレポートでは実験方法の部分は軽く書いて結果や考察重視の書き方でいいとは言っているがそれも難しいようだ。

他の研究室の実験では、レポートを書かせずに実験内で簡単なレポートのようなシートを作って出させている場合もあるようだ。あるいはテキストに直接調べた事や観察結果、実験データーを書かせてそれを提出しているケースもあるようだ。
どれが学生さんにとって一番良いのかは難しいが、どうしても学生さんにとっては楽に感じたものが良いものと考えることもある。その結果、そこの研究室の評価が高まるという流れも出てくる。
基本的には実験にノートやレポートはつきものだし、それをしっかりと出来なければ何ともならないのだが。社会に入ったら日々の業務や報告書などにはもっと時間がかかる。そしてそれは決して遅れてはいけない。
そういう意味では大学の時期にある程度の負荷がかかるのは仕方がないし、それを耐えてこそ次に繋がるのだと自分は思うのだが・・

おそらく毎年このようなことを書いているのだと思う。

実習は中盤戦

実習もほぼ中盤になり学生さんもだいぶ慣れてきたよう。こちらは午後はずっと立ち続けなければならないので体力を使う。実際に体重は実習が始まってから２ｋｇ減った。
そして膝の痛みも出てきた。さすがに8月で50歳となる体にはきついが、学生さんらが実験を楽しく思ってくれればそれに勝るものはない。
まだまだ実習も続くが、なんとか最後までくたばることなく気合を入れてやっていきたい。

お誕生日会

26日の嫁さんの誕生日には3日早くなってしまったが、土曜日の今日誕生日会を行った。

家から歩いて15分くらいのお店で、今回で2回目。一品一品がとても丁寧な仕事をしている素晴らしいコースだった。
最後のデザートはお誕生日仕様にしてもらった。そしてお店のスタッフの歌もついてなかなか良かった。
実習中で体が疲れている中の楽しいひと時であった。

実習は始まったばかり

実習が週4日あるので毎日バタバタである。今日で5回目でまだ4分の１である。今週に入って、細胞分画、タンパク質定量、ゲル濾過クロマトグラフィーと生化学分野の基礎的な実験である。学生さんも初めての実験でいろんな試薬や機器を使うので楽しいようだ。もちろんノートを書いたりレポートもあるのでタイムマネージメントが大変であることは間違いない。
他の授業なども含めてやることが多いだろうがなんとか頑張ってもらいたい。

こういう状況の中でしっかりとこなすことが社会に出ても仕事を苦にならないことにつながっていくと思う。

スナックパイン

スナックパインという果物を2回生の学生さんからもらった。この間の生化学会支部会の際に奢ってもらったお礼ということのようだったが気を遣わせて申し訳なかった。

このスナックパイン、下の部分をカットすればあとはちぎって食べることができる。味も酸っぱいというよりは甘くてとても美味しい。

研究室の学生さんと食べたがなかなか好評であった。

生化学会支部会

今日は立命館大学の草津キャンパスで日本生化学会近畿支部例会があった。ここ4年ぐらいずっと行っているが、今年は評議員になったこともあり支部例会のお昼にある評議委員会にも初めて出席した。さすがに有名どころの先生ばかりで緊張したが、新人評議員として今後支部会のお役にたてればと思う。

ここ2，3年ほど、支部会には研究室のメンバーも行っていた。しかし今年は大学院生1人が急きょ体調を壊したこともあり、研究室からの参加は無かった。一方で、大学院を目指す志の高い2回生2人が朝から最後の懇親会まで参加してくれた。彼らにとっては初めての学会ということでいろいろと難しい内容もあったかもしれないが、とてもいい経験ができたようだ。
せっかく来てくれたので、帰りは南草津駅の居酒屋で美味しいものをふるまった。とても喜んでくれた。

今回の学会のシンポジウムでは、小胞体研究で有名で昨年のラスカー賞受賞者である京都大学の森先生の話もあった。非常に分かりやすい話であったので来ていた学生さんも理解できたようだ。懇親会でもゆっくりとお話しする機会があったので大いに刺激になったのに違いない。

あとは高校生のポスター発表などもあり２，３の発表を聴かせてもらった。顧問の先生方も来られていたので、うちの大学のバイオ環境賞という研究発表の賞についても紹介した。とても興味をもっていただいたので応募してくれることを期待する。

本来なら、こういう地方の支部会で大学院生のみならず学部学生なども発表できるようにしていきたいのだが、なかなか現状では支部会での発表もままらない。何とかしていかなければならない。我々の学科の課題でもある。

専門実習が始まる

今日から3回生の専門実験(分子生物学実験）。6月の半ばまでの約1ヶ月間続くわけで、1週間のほとんどはこれに時間が費やされる。
3回生にとっては、この1年間に様々な実験を行い、まさにバイオサイエンスの基礎から応用を身につけるわけだ。その中でも我々の提供する分子生物学実験は、その内容も幅広いし重要なテクニックもたくさんあるので責任も重い。
難しい部分もあるので、それに喰らいついてくる学生さんもいれば、その反対のケースもある。こちらとしては少しでも実験の意義や楽しさを分かってもらうよう努力するしかない。
実習をサポートしてくれる実験スタッフも今年はなぜか全員1期生の卒業生というのも何か縁がある。学生さんにとっても自分たちの先輩から教えてもらえるというのも嬉しいことだと思う。

学生満足度100％という言葉

大学によっては学生満足度100％と謳ってアピールしている訳だが、学生から診たときに必ずしもそうなっていない場合が多いようだ。
うちの大学でも学生満足度100％を売りにしているわけだが、いたるところで学生さん目線からするとそうなっていないのではと不満が噴出している。
例えば、通学に必要なバスの本数の問題。朝の人が多い時に十分なバスが無いとか、土曜日の必要な時間に本数が無く非常に困っているということがある。更には奨学金の問題、他にも我々の目線では気付かないところで学生さんが要望するものは多い。
学生さんにとってはそれが全て達成されないと、やはり学生満足度100％が達成されているとは思いたくもないのだろう。
大学側としてはかなり頑張ってやることはやっているのであるが、更に学生さんの要望をあらかじめ察して応えていかなければならないのだろう。本当に難しい問題である。

スタートアップゼミでコミュニケーション講座

　先週、今週の1回生のスタートアップゼミでは、日本教育推進財団認定コミュニケーショントレーナの方に、にコミュニケーション講座をしていただいた。大学の先輩ということもあるし、新聞社などの経験もある方で話すということにも長けている人なので、学生さんにとってもいい機会だったと思う。
　「人生の質は、コミュニケーションの質で決まる」と、世界的なトレーナーであるアンソニー・ロビンズも言っているわけだが、1回生にとっても大学生活の初めの時期に、コミュニケーション能力を高める方法を教えてもらうことで、友好な人間関係を築き上げてもらい、そのことが学生生活を充実させるきっかけになればと思う。
　実際にこの2回の講義でコミュニケーションのための簡単なスキルを伝授してもらったので、これをうまく使ってもらえれば幸いだ。
　ただ、講義を観てて感じたことだが、やはり学生さんによっては全くこのようなアクティビティーを伴う講義が苦手であったり、関心を持たないケースもあるので、万能ではないのであろう。講師の先生もそのあたりは理解しているようであった。

コミュニケーションは大切だと思うが、これとともに専門のスキルも持つことは当然のことなので、この２つを持てるように学生さんらには意識してもらいたい。

卒論テーマ発表会

GW明けの1限目から3回生の専門外書講読。数名欠席していたのでGW疲れなのだろうか。5月病でなければ良いが。必修科目なのでそんなには休めないのだが、既に5回中3回休んでいる学生が2名いる。意識しているのだろうか。休むのも学生の自由である。あくまでも本人次第である。大学生なのだから。

午後は、卒論生の本年度卒論テーマ発表会を行った。この1ヶ月間自分のテーマについて調べ、研究背景と目的は何なのか、どのような研究方法で行うのかについて発表してもらった。まだ理解不足の学生さんも多かったが実験をしながら理解していくだろう。1月の卒論提出、2月の卒論発表会まで時間があるようであっという間である。就活もこれから佳境に入っていくので時間のやりくりが大変だが頑張って欲しい。

京都散策

本日は友人ら6人で京都散策。GW期間とはいえ、最終日ということもあり比較的京都にしては混んでいなかった。
行ったところは、まずは蹴上の駅からインクライン。そして用水路沿いを歩いて南禅寺に。新緑がとても綺麗であった。

南禅寺から永観堂、哲学の道、法然院、銀閣寺と歩いた。
銀閣寺は久しぶりに入った。いつも工事をしているというイメージであったが今回は全く工事もしておらず建物をしっかりと見ることができた。

その後、御所の南にあるキンシ正宗の記念館に行き、併設している居酒屋で地ビールや日本酒とともに遅めのランチを食べた。結構豪華なお膳が1500円だったので、とてもコスパが良かった。その後、記念館でキンシ正宗の歴史、日本酒の醸造法などを聞いた。
井戸水がとても美味しく、まさにこの水で日本酒を作っていたということであった。今は、伏見のほうに移ってしまったが、京都での日本酒の歴史というものを垣間見ることができた。



その後、寺町通り、錦市場と歩き、午後6時半頃に友人らと別れた。
とても良い天気の中、かなりの距離を歩き、そして友人らと大いに語り、飲んで食べてという極めて贅沢な一日であった。
明日からの仕事もこれで頑張れる。

GW2日目

GW2日目は、名古屋の松坂屋でやっている大北海道物産展に。ここで北海道のスイーツや海産物などを購入。購入したお寿司などを持って久屋大通でやっているベルギービールウイークエンドでビアガーデン気分を。

毎年この時期にやっているのは嬉しい。ちょうどお天気も汗ばむほどであったのでビールがとても美味しかった。ついつい数杯も飲んでしまった。
休みということもあり大勢の人が来ており、皆さんビールを堪能していた。
こういう雰囲気はほんと大好きだ。
昨年のグラスは緑色だったが、今年は赤色。なかなかオシャレなグラスであった。

GW始まる

今日からゴールデンウィーク。昨年よりは短いが名古屋に戻って少しゆっくりしたい。
娘が今年度は受験生なので遠出をするわけでもなく、近場で楽しむことができればということになる。
早速、今日は毎年恒例の名探偵コナンの映画を観に行った。昨年同様なかなか良かった。エンディングに流れたポルノグラフティーが歌う主題歌もとても良かった。
名探偵コナンは、学生さんもかなり観に行っているようなので共通の話題が増える。これも案外大事なことである。
他にもGW期間はいろんな映画がやっているので時間があれば他のものも観てみたい。