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2016年3月12日 (土)

卒業式

卒業生の門出を祝うような良い天気の中、卒業式があった。うちの学部は今年度で7期生を送り出すことになる。
卒業式では今年も教務主事として総代学生や修了大学院生の名前の読み上げを行った。これで4年連続であるのでだいぶ慣れてきた。
今年は研究室としては昨年よりは少ない13人の卒業生であったが、難病に苦しみながらも素晴らしい成績で頑張った学生さんなど本当にそろぞれの学生さんが頑張ってくれた。
結果的には就職率も良くほぼ全員の進路が決まった。このあたりはこちらとしても力を入れているところである。
社会に出ればもっと大変なことがあるが、なんとか長く仕事を続けてもらいたいと思う。

夜の謝恩会とその後の研究室学生との最後の送別会もあり、長い一日であったがとても思い出深い日となった。

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2016年3月10日 (木)

大学合格

今日は娘の国公立大学2次試験の合格発表があった。センター試験の結果からだとDあるいはE判定であったのでかなり厳しい状況であったが見事合格を勝ち取った。
現役生はセンター試験から学力が伸びると聞いていたが、まさにこの1,2ヶ月かなり勉強をしていたようで最後の最後で合格ラインまで届いたようで本当によく頑張ったと褒めてやりたい。
娘にとってもこの経験は、今後の大学生活のやる気スイッチにも大いに関係してくると思うので良かったのではと思う。自信をもって思う存分大学生活を謳歌してもらいたい。

下宿がどうしてもしたいということで名古屋ではなく大阪の大学に行くことになるが、この下宿生活も娘を成長させてくれるに違いない。親としてはかなり心配ではあるが、この4年間サポートしつつ見守っていきたい。
こちらとしては娘が学ぶ内容についても興味があるので、これまでにない会話ができるのではと期待している。

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2016年3月 5日 (土)

FDフォーラム参加

大学コンソーシアム京都が主催する第21回FDフォーラムが今日から始まった。今年で4回目の参加でありここ3年は連続で出ている。
このFDフォーラムでは大学教育に関していろんな気付きを与えてくれるので教務主事という立場からすると非常に好都合な会である。

1日目はシンポジウムがメインで、今回のシンポジウムタイトルは「大学教育を再考する~イマドキから見えるカタチ~」というものであった。
2年ぶりにシンポジストとしてNPO法人NEWVERYの山本さんが参加していた。彼の話はいつも説得力があり今回も体調が悪い中ではあったが非常に想いが詰まったものであった。
若者たちが大学などを中退しないで、未来に希望を持てる社会を創り上げようという想いはいつもながらブレていない。そして大学教育においても、偏差値ではなく良い教育をしている大学が評価されるという社会を創るというビジョンも明確である。
現在では偏差値の高いマス教育をしているところが多いわけであるが、我々のような小規模でなんとか特徴を出して学生をしっかりと教育させようとする学部にとって、こういう流れになるの歓迎すべきことである。

大学の学生募集のあり方にも非常に良い意見を出してくれている。定員充足して自校の教育にマッチした学生を集める成功事例として10項目ぐらいあげていると同時に、失敗事例についても対比させて項目をあげていた。
例えば、成功事例として「ネット広告を強化する」に対し、失敗事例は「紙・マス広告を強化する」であったわけであるが、うちの大学では残念ながら後者ばかりやっている。
また「教育成果を伝える」に対し「教育内容を伝える」では、多くの場合成果を伝えることは少ない。この点も反省することは多い。
「教育方法を体験してもらう」に対して「教育方法をテキストと写真で伝える」については、多くの大学で後者のように入試用のパンフレットを作っており、これについては全国の大学が同じことをしているので受験生にとってはどれも同じに見えてしまうとのことである。
いずれにしても失敗事例を成功事例にすることで、ある大学ではかなり学生募集に効果を及ぼしたとのことであるので、是非うちの大学でも試みたいと思う。

他にも自分たちの大学にマッチする学生というのはどんな学生なのかをしっかりと分析することも大切であり、その情報を教職員全員が把握し、この情報を学生の出身高校にもfフィードバックするのも大切である。最近ではこういうのをIRというが、そのあたりも強くして戦略的にやらなければならないのであろう。本当に課題が多い。

山本さんの講演以外は期待外れの感があったが、それぞれで訴えたいことは理解できたので全体的には参加して良かったと思う。明日は朝から丸一日あるのでしっかりと勉強したい。

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2016年3月 3日 (木)

研究交流会

例年この時期に行っている京都府農林水産技術センターとの研究交流会が午後からあった。

招待講演では島津製作所の技術推進部の方が島津製作所における研究開発と産学官連携についてお話し頂いた。島津製作所の歴史から現在のグローバル市場における先端技術の開発について事細かに説明していただいた。大学との共同研究についてもポイントとなることを語っていただいた。
その後、うちの学部の新しい学科の先生2名と京都府農林水産技術センターの方2名にお話ししてもらった。いずれの話も日頃聞かない内容だけに非常に勉強になった。

懇親会では特に島津製作所の方とかなりお話しすることができた。年代的にも同じくらいであるし、自分自身も企業経験者なのでいろいろと考え方を共有することができた。また、島津製作所といえば2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんがあまりにも有名であるが、その時に少しこちらが関わった話についても盛り上がることができた。

昨年はこちらもこの会で演者になったのであるが、今後もこの研究会を通して京都府農林水産技術センターの方々との連携を強くしていくことができればと思う。

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2016年3月 2日 (水)

卒業判定で毎回思うこと

昨日3月1日は卒業判定を行う日であった。
普通に目標の単位を取得すれば卒業であるのだが、単位が足らず留年になるものも毎年いる。中には1科目で落ちるという場合もある。たかだ1科目、されど1科目である。
4年間の積み重ねが自分の将来を決めてしまうのである。
毎年見ていて、あまりにも自分のことのように思っていない学生が多いのである。
自分の人生は最低限、自分で切り開いていかねばならない。卒業したいのであれば、それなりの努力をしなければならない。努力しなければ結果は残せない。世の中はそんなに甘くない。
大学によっては、厳しく単位認定をするところがあり、4年間で卒業できる学生が半分以下というところもある。そういう大学の学生のレベルが低いのではなく、単位取得に高い基準が設定されておりそれをクリアできなければ次に進めない。一方で、それを越えれば確実な力をもって卒業でき、社会に貢献できる人材と羽ばたいていける。
いずれにせよ、4年間大学で学ぶからには、それなりの成果を社会に還元するとともに、自らの人生にとっての糧にならなければいけないと思う。

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2016年3月 1日 (火)

娘の卒業式

今日は娘の高校の卒業式。こちらは大学の大切な業務があって行くことが出来なかったが、無事卒業することができ親としても安堵している。
この3年間、部活や体育祭など幅広く活動し、勉強のほうもそこそこ頑張ってきたようで娘自信もとても良い3年間だと言っていた。それこそ親として嬉しい言葉である。
高校卒業後は大学に行くことになるわけであるが、自分の夢に向かって諦めずに果敢に挑戦してもらいたい。それをいつまでも応援していきたい。

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