卒業判定で毎回思うこと
昨日3月1日は卒業判定を行う日であった。
普通に目標の単位を取得すれば卒業であるのだが、単位が足らず留年になるものも毎年いる。中には1科目で落ちるという場合もある。たかだ1科目、されど1科目である。
4年間の積み重ねが自分の将来を決めてしまうのである。
毎年見ていて、あまりにも自分のことのように思っていない学生が多いのである。
自分の人生は最低限、自分で切り開いていかねばならない。卒業したいのであれば、それなりの努力をしなければならない。努力しなければ結果は残せない。世の中はそんなに甘くない。
大学によっては、厳しく単位認定をするところがあり、4年間で卒業できる学生が半分以下というところもある。そういう大学の学生のレベルが低いのではなく、単位取得に高い基準が設定されておりそれをクリアできなければ次に進めない。一方で、それを越えれば確実な力をもって卒業でき、社会に貢献できる人材と羽ばたいていける。
いずれにせよ、4年間大学で学ぶからには、それなりの成果を社会に還元するとともに、自らの人生にとっての糧にならなければいけないと思う。
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