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2016年3月 5日 (土)

FDフォーラム参加

大学コンソーシアム京都が主催する第21回FDフォーラムが今日から始まった。今年で4回目の参加でありここ3年は連続で出ている。
このFDフォーラムでは大学教育に関していろんな気付きを与えてくれるので教務主事という立場からすると非常に好都合な会である。

1日目はシンポジウムがメインで、今回のシンポジウムタイトルは「大学教育を再考する~イマドキから見えるカタチ~」というものであった。
2年ぶりにシンポジストとしてNPO法人NEWVERYの山本さんが参加していた。彼の話はいつも説得力があり今回も体調が悪い中ではあったが非常に想いが詰まったものであった。
若者たちが大学などを中退しないで、未来に希望を持てる社会を創り上げようという想いはいつもながらブレていない。そして大学教育においても、偏差値ではなく良い教育をしている大学が評価されるという社会を創るというビジョンも明確である。
現在では偏差値の高いマス教育をしているところが多いわけであるが、我々のような小規模でなんとか特徴を出して学生をしっかりと教育させようとする学部にとって、こういう流れになるの歓迎すべきことである。

大学の学生募集のあり方にも非常に良い意見を出してくれている。定員充足して自校の教育にマッチした学生を集める成功事例として10項目ぐらいあげていると同時に、失敗事例についても対比させて項目をあげていた。
例えば、成功事例として「ネット広告を強化する」に対し、失敗事例は「紙・マス広告を強化する」であったわけであるが、うちの大学では残念ながら後者ばかりやっている。
また「教育成果を伝える」に対し「教育内容を伝える」では、多くの場合成果を伝えることは少ない。この点も反省することは多い。
「教育方法を体験してもらう」に対して「教育方法をテキストと写真で伝える」については、多くの大学で後者のように入試用のパンフレットを作っており、これについては全国の大学が同じことをしているので受験生にとってはどれも同じに見えてしまうとのことである。
いずれにしても失敗事例を成功事例にすることで、ある大学ではかなり学生募集に効果を及ぼしたとのことであるので、是非うちの大学でも試みたいと思う。

他にも自分たちの大学にマッチする学生というのはどんな学生なのかをしっかりと分析することも大切であり、その情報を教職員全員が把握し、この情報を学生の出身高校にもfフィードバックするのも大切である。最近ではこういうのをIRというが、そのあたりも強くして戦略的にやらなければならないのであろう。本当に課題が多い。

山本さんの講演以外は期待外れの感があったが、それぞれで訴えたいことは理解できたので全体的には参加して良かったと思う。明日は朝から丸一日あるのでしっかりと勉強したい。

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